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青山学院大学MBA(青山ビジネススクール)の評判は?倍率・難易度・学費も解説

大学院別入試対策

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青山ビジネススクール・青山学院大学大学院国際マネジメント研究科(以下、青山学院大学MBA)に興味を持つ方々の多くは、「どんなプログラムがあるのか?」「入試の難易度は?」「学費はどのくらいかかるの?」といった悩みや疑問を抱えていることでしょう。

本コラムでは、青山学院大学MBAの基本情報やプログラムの詳細、5つの特徴、評判について詳しく解説します。

また、入試情報や倍率・難易度、学費の目安、さらには効果的な入試対策もご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

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青山ビジネススクール(青学MBA)の基本情報

学校名

青山学院大学大学院国際マネジメント研究科
(通称:ABS、青山学院大学MBA)

所在地

東京都渋谷区渋谷4-4-25

アクセス

JR山手線「渋谷駅」から徒歩約10分

授業時間

【デイタイムコース】
平日昼

【イブニングコース】
平日夜・土曜

入試時期

【デイタイムコース】
①出願提出(書類審査):8~9月、面接審査:10月
②出願提出(書類審査):11月、面接審査:12月
③出願提出(書類審査):1月、面接審査:2月

【イブニングコース】
①出願提出(書類審査):8~9月、面接審査:10月
②出願提出(書類審査):11月、面接審査:12月
③出願提出(書類審査):1月、面接審査:2月

試験内容

書類審査(課題レポートを含む)、面接審査

募集人数

100名(デイタイム・イブニング合計)

学費

入学金:290,000円  

学費(授業料・その他):半期分 741,500円
(年額 1年次1,773,000 円、2年次1,483,000円)

諸会費:1年次前期のみ37,500円、以降半期ごと7,500円

総学費(入学金・学費・諸会費等すべて):1年次1,818,000円、2年次1,498,000円

電話番号

03-3409-8025

URL

https://www.aoyamabs.jp/

青山学院大学MBAは、社会的責任を持って活躍する創造的リーダーを育成すること、また時代を先導する研究活動を通じて、豊かな未来を築くことを使命としています。

国際認証機関EFMD Globalの認証とABEST21の認定を受けており、先進的な教育と学術活動が評価されているMBAプログラムです。

カリキュラムは1年次に9分野の必修科目で基礎を固め、2年次にかけてさまざまな選択科目を履修することで専門的・実践的なスキルを養成します。

また、青山アクション・ラーニング(AAL)により、実践的な学びの集大成を行います

さらに、SDGs/ESGに関する研究と教育に注力し、国際的な学習経験の機会を提供し、卒業後も学び続けられる環境を整えています。

参考:青山ビジネススクール
   神戸大学MBAの入試対策!難易度や費用についても解説

青山学院大学MBA(ABS)2つのプログラム

青山学院大学MBAには、デイタイムコースとイブニングコースの2つのコースがあり、学生の多様なニーズに応じた柔軟な学習環境を整えています。

ここでは、それぞれのコースについて詳しく解説します。

デイタイムコース

デイタイムコースは、主に平日昼間に開講される2年制MBAプログラムです。

基本的に授業は平日9:00〜18:20に行われ、日中に集中して学べます。

このコースは、出願資格に実務経験年数の制限がなく、新卒の方の出願も可能です。

2024年度の入学者データによると、全入学者43人のうち、29歳以下の学生が37人を占めており、平均年齢が25.5歳と比較的若い年齢層が集まる傾向があります。

イブニングコース

イブニングコースは、平日の夜間及び土曜日に開講される2年制のMBAプログラムです。

平日は18:30〜21:40、土曜日は9:00〜21:40に授業が行われ、フルタイムで働いている社会人に適したスケジュールとなっています。

出願資格には3年以上の実務経験が求められています。

また、2024年度の入学者数データでは、平均年齢は38.4歳と、デイタイムコースに比べて年齢層が高めです。

デイタイムコースとイブニングコースのカリキュラムに違いはありませんが、授業の内容はそれぞれ異なり、学生の背景に合わせたフレキシブルな学習が行われています。

参考:||| MBA(デイタイム・イブニング) | Aoyama Business School・青山学院大学 大学院 国際マネジメント研究科 |||
   https://www.aoyamabs.jp/experience/files/abs_pamphlet2025_full.pdf

青山学院大学MBAの特徴5つ

青山学院大学MBAは、社会人や実務経験者にとって、ビジネスリーダーとしてのスキルや知識を深める最適な環境を提供しています。

以下に青山学院大学MBAの5つの特徴を挙げ、その魅力を紹介します。

  • 社会人が働きながら通えるコースがある
  • 修士論文の代わりに体験的学習プロジェクトがある
  • 国際認証を取得している
  • カリキュラムが優れている
  • 修了要件に英語能力の認定がある

社会人が働きながら通えるコースがある

青山学院大学MBAには、前述の通り、平日夜間・土曜日に開講するイブニングコースがあるため、社会人でも働きながら無理なく学べます。

キャンパスは表参道駅から徒歩5分、渋谷駅から徒歩10分とアクセスが良く、主要なオフィス街である大手町、新橋、品川、赤坂、新宿などから30分以内で通えるため、仕事終わりにも通学しやすい立地です。

仕事と学業を両立できる環境が整っていることは、忙しい社会人にとって大きな魅力でしょう。

参考:青山ビジネススクール入学案内

修士論文の代わりに体験的学習プロジェクトがある

青山学院大学MBAでは、修士論文の代わりに、「青山アクション・ラーニング」と呼ばれる体験型学習プロジェクトがあります。

「青山アクション・ラーニング」は、実践的な経営能力を育成するために設計されました。

従来の講義形式ではなく、実務に即した課題に取り組むことで、総合的な意思決定力を養うのです。

2年次には、「マネジメントゲーム」、「ビジネス・プランニング」、「ACC(アドバンスト・コーポレート・コミュニケーション)」などのコースを含む、ビジネスの多様な側面を学べる11科目が提供されます。

これにより、マーケティングや企業分析といった専門知識を実務に活かし、経営理論を実践的に統合する力を身につけることができるでしょう。

参考:||| アドバンテージ | Aoyama Business School・青山学院大学 大学院 国際マネジメント研究科 |||

国際認証を取得している

青山学院大学MBAは、2022年2月にビジネス教育の国際的認証機関であるEFMD(European Foundation for Management Development)により、世界水準のビジネス教育を提供するプログラムとして「EFMD Accredited MBA」の認証を取得しました。

現在、この認証を受けているのは世界でわずか133校のみであり、日本では青山学院大学が2校目となります。

この認証を維持するための継続的な審査も行われるため、プログラムの質の向上や国際的な交流がさらに進展することが期待されています。

参考:||| 国際認証 | Aoyama Business School・青山学院大学 大学院 国際マネジメント研究科 |||

カリキュラムが優れている

青山学院大学MBAプログラムは、欧米のトップビジネススクールのカリキュラムを参考にし、グローバルスタンダードに基づき設計されています。

専門分野の深堀りだけではなく、複雑なビジネス環境に対応するための総合的な経営能力を養うこともできます。

また、グローバル人材の育成を目的とした科目も充実しており、幅広い視野を持ったリーダーを目指すことが可能です。

参考:||| アドバンテージ | Aoyama Business School・青山学院大学 大学院 国際マネジメント研究科 |||

修了要件に英語能力の認定がある

青山学院大学MBAの特徴として、修了要件に英語力の認定があることが挙げられます。

修了するには「TOEIC730点以上の取得、または本研究科が指定する講座の合格」が必須となります。

ただし、2025年度以降、入学者の英語能力認定方法が変更される可能性もあるため、最新の情報に注意しましょう。

参考:青山ビジネススクール入学案内

青山学院大学MBAの評判

ここでは、青山学院大学MBAの評判について解説します。

以下はデイタイムコースの修了生の声です。

入学前の自分と比較し、「自分の頭で考え、意思決定をする力」が身についたように感じます。ABSでは、経営学のアカデミックな内容や実際のビジネスでも使うフレームを学びながら、経営者の立場で複雑な問題解決をする訓練を繰り返し行います。

単に知識のみを自分にインプットするのではなく、適切な打ち手を考え意思決定する力は変化の激しい現代の経営環境下においても重要な要素であると考えています。

この意思決定をする力を醸成することができた要因は「仮説を立て、国籍の多様な仲間と授業内外問わずコミュニケーションを通じ、仮説検証を繰り返す」というABSのプロセスです。

引用元:ABSは職業経験のない新卒学生にとっても今後の専門性を決めていくうえで非常に有用

イブニングコースの修了生の声は以下の通りです。

ABSで学んでいることは、主に多角的な視点で経営を捉え、事業を成長させる実務面での能力です。それはファイナンス、マーケティング、経営戦略など、様々な科目から学ぶことができます。

入学してわかったことですが、具体的にここでの学びの経験は、自分だけで経営の勉強をしていると気付かなった視点を得られる点です。講義を受けて教授・講師陣からエネルギーをもらい、学んだ理論と自分が培ってきた経験を融合させ、講義の中でクラスメイトとディスカッションすることで更に成長できます。

引用元:ABSで新たに挑戦したいことに出逢えた

青山学院大学MBAの入試情報

青山学院大学MBAでは、デイタイムコースとイブニングコースの両方において、年3回の入試が実施されています。出願時期は、8〜9月、11月、1月の3回です。

デイタイムコースの出願資格は、大学卒業もしくは大卒相当の資格を有することです。

実務経験年数の要件は設けられていませんが、3年以上の実務経験があると望ましいとされています。

一方、イブニングコースの出願資格は「大学卒業もしくは大卒相当の資格を有する人」かつ「出願の時点で企業等組織に勤務し、入学時までに常勤者として3年以上の職業実務経験を有している人」となります。

試験内容は書類審査(志望理由書や課題レポート)と面接です。学業だけではなく、実務経験や志望動機などを総合的に評価します。

参考:||| MBA募集要項 | Aoyama Business School・青山学院大学 大学院 国際マネジメント研究科 |||

青山学院大学MBAの倍率・合格率から見る難易度

青山学院大学MBAの倍率は公開されていませんが、アガルート調べではおおよそ2倍前後で、合格率は50%前後だと推測されます。

一般的に、倍率が2倍を超える国内MBAは難易度が高いとされるため、青山学院大学MBAの難易度は高いと言えるでしょう。

参考:青山学院大学ビジネススクール(青山学院大学MBA)の入試対策!難易度や倍率についても解説

青山学院大学MBAの学費

青山学院大学MBAの学費は、入学金・授業料・在籍基本料・施設設備料を含む「学費」と、後援会費・校友会費(入学時のみ)・国際マネジメント学会費を含む「諸会費」で構成されています。

1年次前期・後期の学費と諸会費を合わせた総学費は1,818,000円、2年次前期・後期の総学費は1,498,000円で、2年間の合計は3,316,000円です。

内訳ですが、1年次前期は入学金290,000円、授業料526,000円、在籍基本料40,000円、施設設備料50,000円、教育活動量125,000円で、学費の小計は1,031,500円となります。

諸会費は、後援会費2,500円、入学時のみかかる校友会費30,000円、国際マネジメント学会費5,000円の計37,500円が必要になりますので、1年次前期の総学費は1,069,000円です。

1年次後期は、入学金と校友会費がかからないため、総学費は749,000円となります。

2年次前期・後期も同様の内訳となり、半期ごとに749,000円の総学費がかかります。

参考:青山学院大学大学院国際マネジメント研究科国際マネジメント専攻専門職学位課程(MBA)学生募集要項

青山学院大学MBAの入試対策

青山学院大学MBAの入試対策について、志望理由書・課題エッセイ・面接それぞれのポイントを解説いたします。

志望理由書の対策

志望理由書では、青山学院大学MBAを志望する理由と、MBA取得がどのようにキャリアに役立つかを具体的に記述します。

書く際のポイントは次の通りです。

志望理由を明確にする

自分がMBAを志望するに至った「原体験」を具体的に書くことが重要です。

例えば、部活動でのリーダーシップ経験や新規事業の立ち上げ失敗の経験など、自分がなぜMBAを学びたいと思ったのかを明確にします。

青山学院大学MBAを選ぶ理由を書く

なぜ多くのMBAプログラムの中から青山学院大学MBAを選んだのか、その理由を具体的に示しましょう。

積極的に入試説明会に参加し、他の大学にはない特長や教育方針について理解し、自分の目的と一致する点を記述すると良いでしょう。

キャリア計画を明確にする

MBAで学んだことをどのようにキャリアに活かすかを具体的に書きます。

キャリアチェンジを目指す場合は、コンサルタントや金融機関、起業など、具体的なプランを示し、現職を続ける場合は新規事業の立ち上げや管理職への昇進などを記述しましょう。

課題レポートの対策

課題レポートは、過去の試練とその克服方法について書くことが求められます。書く際は以下のポイントに留意します。

過去の試練について具体的に書く

自分が直面した最も大きな試練を具体的に記述します。何が起きたのか、どのような状況に置かれていたのかを明確に説明しましょう。

克服方法と学びについて書く

その試練をどのように克服したか、具体的な行動と学びを書きます。問題解決に向けた行動や他者との協力について触れることで、成長したことを示しましょう。

現在の視点からの再評価

現在の自分なら、その試練をどう克服するかを記述しましょう。過去と現在の自分を比較し、成長した点を強調します。

面接対策

面接は志望理由書と課題レポートの内容に基づいて進行します。対策のポイントは以下の3点です。

基本的な質問への準備

「なぜMBAを目指すのか」
「なぜ青山学院大学MBAを選ぶのか」
といった基本的な質問に明確に答えられるよう、しっかり準備しましょう。

経験と成長の説明

課題エッセイで述べた試練について、具体的な経験談をもとに、どのように成長したかを説明できるようにしておきます。

キャリア計画とスキルの説明

MBAで学んだことをどう活かすか、キャリア計画について具体的に説明できるように、自分の考えをまとめておきます。

また、TOEIC730点以上が修了要件のため、英語力スキルも問われる可能性があります。取得している英語資格の確認をしましょう。

ただし2025年度以降入学者の英語能力認定方法は変更になる場合がありますので、随時、最新情報をご確認ください。

参考:【青山学院大学MBA】入試対策!「書類審査・面接」の攻略法とは?

青山学院MBAに落ちたらどうしたらいい?

万が一、青山学院大学MBAに落ちても、入試は年に3回実施されるため、すぐに再挑戦が可能です。

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また、アガルートはMBA取得後のキャリア支援も行っており、長期的なサポートも充実しています。

まとめ

青山学院大学MBAは、平日昼開講のデイタイムコースと、平日夜・土曜開講のイブニングコースの2つのプログラムを提供し、忙しい社会人の多様なニーズに応えた柔軟な学習環境を整えています。

国際認証EFMDを取得したカリキュラムは、実務に直結した体験学習「青山アクション・ラーニング」を通じて、実践力を強化します。

なお、入試対策に不安を感じる方は、アガルートの国内MBA入試対策カリキュラムのライトカリキュラムをおすすめします。

出願書類の作成や面接対策をプロ講師の指導のもと、効果的に行うことができます。

青山学院大学MBAを目指す方は、アガルートの豊富なサポートを利用し、最短で合格を目指しましょう。

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