同志社MBA(同志社大学ビジネススクール)の評判は? 学費や倍率・難易度も解説
公開日:
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本コラムでは、(同志社大学MBA)の評判や学費、および入試倍率や難易度などの情報を紹介しています。
同志社大学MBAは、京都および大阪にキャンパスを構えるビジネススクールです。
企業の中核人材を生み出す機関として2004年に設置され、多くのリーダーを養成してきました。
同志社大学MBAに興味をお持ちの方は、ぜひ本コラムを参考にしてください。
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目次
同志社大学ビジネススクール(DBS)の基本情報
学校名 |
同志社大学大学院ビジネス研究科 |
所在地 |
【室町キャンパス 寒梅館】 【大阪サテライト・キャンパス】 |
アクセス |
【室町キャンパス 寒梅館】 【大阪サテライト・キャンパス】 |
授業時間 |
平日昼間・平日夜間・土曜日昼間 |
入試時期 |
・ビジネス専攻一般入試 ・ビジネス専攻企業・団体等推薦入試 ・ビジネス専攻学部在学生推薦入試 ・ビジネス専攻外国人留学生入試 |
試験内容 |
書類選考・口述試験 |
募集人数 |
30名 |
学費 |
2,978,000円 |
電話番号 |
【室町キャンパス 寒梅館】 【大阪サテライト・キャンパス】 |
URL |
同志社大学大学院ビジネス研究科(以下、同志社大学MBA)は、2004年に設置されたビジネススクールです。
関西初の国際認証AMBA取得校として、責任ある経営を実行・実践できるリーダーの養成を目指しています。
同志社大学MBAには、日本語による「ビジネス専攻」と、英語のみで講義が行われる「グローバル経営研究専攻」の2つの専攻があります。
ビジネス専攻の講義は平日夜間や土日に開講しているため、社会人の方におすすめのビジネススクールであると言えるでしょう。
同志社大学MBAの特徴3つ
同志社大学MBAの主な特徴は、以下の3つです。
- 基礎を固めつつ専門分野について深く学べる
- 平日夜間・土曜日に開講しているので社会人が働きながら通える
- MOTコースがある
基礎を固めつつ専門分野について深く学べる
同志社大学MBAのひとつ目の特徴は、専門分野について深く学べる体制が整っていることです。
同志社大学MBAでは、「中小企業・地域経営」「イノベーション」「マーケティング」「会計・ファイナンス」「ビジネス環境分析」「ゼネラルマネジメント」の6つの専門分野が設けられています。
これらの分野は基礎科目であるため、MBAで必要となる基礎的な知識を学べます。
また、これらの分野を学んだあとは、専門科目で自分の履修したい分野を選び、さらに学びを深めることが可能です。
ビジネスに関する基礎知識をしっかりと習得したうえで、学びたい分野の専門知識を身につけられることは、同志社大学MBAの魅力のひとつであると言えるでしょう。
平日夜間・土曜日に開講しているので社会人が働きながら通える
同志社大学MBAの2つ目の特徴は、平日夜間および土曜日に講義が行われることです。
同志社大学MBAのプログラムでは、社会人が働きながら通いやすいよう、さまざまな配慮がなされています。
平日夜間の授業は、京都の室町キャンパス内にある寒梅館、および大阪サテライト・キャンパスで開講されるため、無理のない受講計画を立てられます。
加えて、寒梅館に設置されている学習スペースや図書室を24時間利用できるため、夜間や週末などの時間を使って、しっかりと勉強に集中できるでしょう。
また、同志社大学MBAの標準修了年限は2年ですが、個人の状況に応じて、3年間かけて修了することも可能です。
MOTコースがある
同志社大学MBAと理工学研究科によって開設されたMOTコースがあることも、同志社大学MBAの特徴のひとつです。
MOTコースとは、3年間でビジネス修士(専門職)、および工学修士または理学修士の2つの学位を取得できるプログラムのことです。
同志社大学MBAのMOTコースは、技術を経営に生かし、企業のイノベーションを促進させる優れた人材を養成することを目的とした技術経営コースとして設置されました。
MOTコースへの転入を希望する場合は、入学年度の7月頃に行われる入学試験に合格する必要があります。
入学試験は面接によって行われ、MOTコースの履修に必要な知識や適性などが問われるでしょう。
なお、MOTコースでは、ビジネス研究科を終了した時点でビジネス修士(専門職)の学位が授与され、理工学研究科に進学し理工学研究科を修了した時点で、工学修士もしくは理学修士の学位が授与されます。
また、これらの学位に加えて、MOTコースの修了証が交付されます。
参考:同志社MOTコース
同志社大学MBAの評判
以下は、同志社大学MBAの修了生の声です。
入学後の率直な感想としては、「もっと早くに学んでおけばよかった!」という思いにつきます。経営学の初歩から履修を始めたのですが、会計・監査から組織マネジメントまで、これまで経験則で理解していた管理業務が、実務でありながらも多くの研究がなされ、学問として成立していることに感動に近い思いを抱きました。理論やフレームワークを知ることで、これまで非効率な方法で行なっていた業務の整理ができ、より効率的・効果的に遂行できるようになったのです。また、企業の経営戦略についても学びを深めたことで、事業環境や自社の現状、新たな事業を創り出す方針などを客観的に見られるようになりました。
引用元:修了生インタビュー
DBSを修了した今の私は、自社の課題やビジョンについて明確に語ることができますが、入学前の私は、漠然と「社長になるにはどうしたらいいか?」という悩みを抱えていただけでした。ビジネス書を1冊も読んだことがありませんでしたし、勉強も得意ではなかったと思います。ですから、将来について悩んでいる次期経営者候補の方は、授業についていけるか心配な方がいても、勇気を出してチャレンジしてほしいと思います。DBSの先生方は各界のエキスパートでいらっしゃるにも関わらず、常に学生の立場を考えて、親身に向き合ってくださいます。
引用元:修了生インタビュー
同志社大学MBAの入試情報
同志社大学MBAの入試は、一般入試に加え、企業・団体等推薦入試、学部在学生推薦入試、外国人留学生入試などの種類に分かれています。
ここでは、一般入試に関する情報を紹介します。
入試時期
同志社大学MBAの一般入試は年2回実施され、秋入試は7月出願・春入試は1月出願となっています。
同志社大学MBAの一般入試では、まず第1次選考として出願書類による審査が行われます。
秋入試の第1次選考結果は8月下旬頃、春入試の第1次選考結果は1月下旬頃から、郵送によって通知されるでしょう。
また、第1次選考を通過した場合は、秋入試は9月・春入試は2月に第2次選考が実施されます。
出願資格
同志社大学MBAの一般入試に出願するためには、大学卒業もしくは大卒相当の資格、および3年以上の実務経験が必要です。
試験内容
同志社大学MBAの一般入試では、第1次選考および第2次選考が行われます。
第1次選考では出願書類による書類選考が行われ、第2次選考では日本語による口述試験が実施されます。
同志社大学MBAの倍率と難易度は?
入試倍率の観点からは、同志社大学MBAの入試難易度は比較的低いと言えます。
2022年度における同志社大学MBAのビジネス研究科ビジネス専攻の入試倍率は、約1.2倍でした。
同年の志願者数は55名であるのに対し、合格者数は46名となっています。
国内のMBAの中には、入試倍率が2倍を超えるMBAも多く見受けられます。
そのため、ほかのMBAと比較した場合、同志社大学MBAの入試難易度は低いと言って差し支えないでしょう。
同志社大学MBAの学費・入学費用
同志社大学MBAの学費は、2年間の合計で2,978,000円です。
費用の内訳は、以下の通りです。
入学金 |
授業料 |
教育充実費 |
合計 |
|
第1年次 |
200,000円 |
1,062,000円 |
227,000円 |
1,489,000円 |
第2年次 |
- |
1,262,000円 |
227,000円 |
1,489,000円 |
2,978,000円 |
同志社大学MBAでは、入学時に200,000円の入学金が必要です。
ただし、同志社大学の卒業生および同志社大学院の修了生は、入学金が2分の1に免除されます。
また、入学手続時には、入学金全額および春学期学費の合計金額の納入が必要です。
第1年次の入学金、および教育充実費と授業料の合計金額は1,489,000円、第2年次の授業料および教育充実費の合計金額は1,489,000円であり、2年間の学費の合計は2,978,000円となります。
同志社大学MBAの入試対策
ここでは、同志社大学MBAの入試対策について解説します。
- 出願書類の対策
- 面接の対策
出願書類の対策
同志社大学MBAの書類選考では、複数の質問項目が含まれた入学願書の提出が求められます。
ここでは、入学願書の中でも特に重要な5つの設問の対策方法について解説します。
担当業務の詳細
同志社大学MBAの入学願書では、自分の担当業務の詳細について問われます。
この設問のポイントは、客観的な事実に基づく内容を記載することです。
自分の担当業務や職務内容、および職責や業績などを具体的に詳しく解説できるようにしておきましょう。
また、営業成績を150%アップさせた、社内で表彰されたなどの具体的な実績があれば、併せて記載すると良いでしょう。
学業に関する自己評価
学業に関する自己評価の設問では、自分の専門性が低いと感じる分野について、どのような分野のどのような基礎知識が必要であるかを問われます。
この設問に答えるためには、まずMBAの科目の概要を把握しておく必要があります。
そのうえで、MBAの科目の中から自分の専門性が低い科目を見つけ、どのような基礎知識が必要かを説明しましょう。
実務経験に関する自己評価
実務経験に関する自己評価の設問では、これまでに得た重要な実務経験や、リーダーシップを発揮して困難な問題を解決した経験が問われます。
この設問に答える際は、過去の経験から学んだことを具体的なエピソードとともに説明し、成果を定量化して表現することがおすすめです。
例えば、営業目標150%を達成した経験があれば、定量的な実績として紹介すると良いでしょう。
また、経営学的な視点をもち、自分の主観的なストーリーによって内面を描写することを意識しましょう。
なお、この設問は職歴がある方を対象としたものであるため、学生の方や職務経験がない方は答える必要はありません。
その他の活動に関する自己評価
同志社大学MBAの入学願書では、その他の活動に関する自己評価なども問われるでしょう。
この設問では、学業や実務経験以外でアピールできる活動歴について答える必要があります。
大学時代のクラブ活動や、社会人になってからの課外活動および資格取得など、アピールポイントになる活動歴を記載しましょう。
その際、自分の経験や思想を大学側に伝える機会であると捉え、活動や資格取得を行うに至った背景を併せて記載すると良いでしょう。
志望する理由・目的
同志社大学MBAの入学願書設問には、同志社大学MBAを志望した理由や、同志社大学MBAで学んだことを将来どのように活かそうと考えているかについて問われる項目があります。
この設問に答える際は、MBAで学びたい理由について、自分の経験や将来のキャリア計画に基づいて記述することが重要です。
特定の課題をピックアップし、課題を解決するために同志社大学MBAで学びたいことや、学んだ内容をどのように将来に活かしたいかについて、記述すると良いでしょう。
また、多くのビジネススクールがある中でなぜ同志社大学を選んだのかについて、同志社の特徴を踏まえて説明できるようにしておきましょう。
面接の対策
同志社大学MBAの面接試験では、主に入学願書の内容について問われます。
そのため、入学願書に記載した内容を把握し、自分の言葉で説明できるよう準備しておきましょう。
面接に臨む際は、同志社大学MBAを志望した動機や、同志社大学MBAで学びたいこと、および将来のキャリア計画についてしっかりと整理しておくことがおすすめです。
また、リーダーシップを発揮して問題を解決した経験や、学業や実務経験以外にアピールできる活動歴についてもまとめておくと良いでしょう。
参考:【同志社大学MBA】効果的な入試対策を科目ごとに大公開!|アガルートアカデミー
まとめ
本コラムでは、同志社大学MBAの学費や入試倍率、および難易度や入試対策について解説しました。
同志社大学MBAは、社会人でも通いやすいビジネススクールです。
また、3年間で2つの学位を取得できるMOTコースが設置されているため、ダブルディグリーを目指したい方にとっては有力な選択肢となるでしょう。
最近の同志社大学MBAの入試倍率は約1.2倍であり、入試難易度は比較的低いと言えます。
しかし、誰でも同志社大学MBAに入学できるという訳ではありません。
最短かつ確実な入学を目指したい方には、アガルートの国内MBA入学試験講座がおすすめです。
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