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法政大学ビジネススクール(法政大学MBA)の評判は? 中小企業診断士養成課程や倍率も解説!

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本コラムでは、法政大学ビジネススクール(法政大学MBA)の特徴、および学費や評判について解説しています。

法政大学MBAには経営学研究科とイノベーション・マネジメント研究科の2つのコースがあり、イノベーション・マネジメント研究科には中小企業診断士養成課程が併設されています。

豊富な選択肢の中から目的に合わせたコースを選べるため、入学を検討している方も多いのではないでしょうか。

法政大学MBAに興味をお持ちの方は、ぜひ本コラムを参考にしてください。

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法政大学ビジネススクール(法政大学MBA)の基本情報

学校名

・法政大学大学院経営学研究科

・法政大学大学院イノベーション・マネジメント研究科イノベーション・マネジメント専攻

所在地

経営学研究科:
〒162-0843 東京都新宿区市谷田町2-15-2

イノベーション・マネジメント研究科:
〒102-0073 東京都千代田区九段北3-3-9 新一口坂校舎

入試時期

経営学研究科:
(夜間コース)11月、2月
(昼間コース)11月

イノベーション・マネジメント研究科:
(一般入試)10月・11月・1月・2月

試験内容

経営学研究科:
(夜間コース)研究計画書・口述試験
(昼間コース)筆記試験・口述試験

イノベーション・マネジメント研究科:
(一般入試)小論文・口述試験

学費

経営学研究科:
1,500,000万円

イノベーション・マネジメント研究科:
(1年制)2,924,000円
(2年制)3,124,000円

電話番号

経営学研究科:03-5228-0551~0552

イノベーション・マネジメント研究科:03-3264-4341

URL

経営学研究科:https://hbs.ws.hosei.ac.jp/

イノベーション・マネジメント研究科:https://www.im.i.hosei.ac.jp/

法政MBAには、法政大学大学院経営学研究科(以下、経営学研究科)および法政大学大学院イノベーション・マネジメント研究科イノベーション・マネジメント専攻(以下、イノベーション・マネジメント研究科)の2つの研究科が存在します。

経営学研究科は1992年に設立されたビジネススクールであり、統合的にマネジメントを学べる4つのコースが設けられています。

また、イノベーション・マネジメント研究科では、1年制および2年制コースまたは中小企業診断士養成課程を受講可能です。

法政大学MBAの特徴

法政大学MBAには、経営学研究科とイノベーション・マネジメント研究科の2つのコースがあり、各コースにおいてさまざまなプログラムが提供されています。

経営学研究科は、企業経営と経営学のプロフェッショナルの養成を目的としたコースです。

一般的な米国型ビジネススクールで取り扱われる研究・教育分野の多くを網羅できる総合型の大学院として、夜間コースおよび昼間コースを設けています。

対して、イノベーション・マネジメント研究科は、ビジネスと情報技術のコラボレーションによって、ビジネスイノベーションを起こす人材を育成するためのコースです。

ここでは、それぞれの特徴を紹介します。

参考:プログラム - 法政ビジネススクール(法政大学大学院経営学研究科)

参考:研究科について | 法政大学ビジネススクール

参考:FAQ・お問い合わせ - 法政ビジネススクール(法政大学大学院経営学研究科)

  • 経営学研究科の特徴
  • イノベーション・マネジメント研究科の特徴
  • 1年半の英語MBAがある
  • 中小企業診断士養成課程がある

経営学研究科の特徴

平日夜間・土曜日に通えるコースが3つある

法政大学MBAにおける経営学研究科の特徴は、平日夜間や土日に通える3つのコースが設置されていることです。

ひとつ目の「企業家養成コース」は、企業家に必要な本質を見通す洞察力や、的確な決断力を養うためのコースです。

企業家活動や経営戦略論に加え、イノベーション・マネジメント概論や企業間関係論、および企業家史・経営史など、企業家の洞察力を育むための科目が豊富に提供されています。

2つ目の「人材・組織マネジメントコース」は、企業における人材や組織に関する問題を調査・分析し、課題を解決するための実践的なスキルの習得を目的としたコースです。

人事・労働・組織における広範な分野の研究者が専任教員として配置されているため、幅広いテーマを研究できます。

本コースでは丁寧な修士論文指導を受けられるほか、発表会・報告会の機会が豊富に設けられています。

3つ目の「マーケティングコース」は、マーケティングの理論を体系的に学び、理解を深めるためのコースです。

マーケティング論や流通システム論、および製品開発論やサービス・マネジメント論などの専門科目によってマーケティング理論を学習し、調査や分析を行うための方法論を習得します。

参考:法政大学大学院経営学研究科 法政ビジネススクール2025

全日制のコースがある

法政大学MBAにおける経営学研究科には、2年間の全日制コースも設置されています。

全日制コースは、主に研究・教育職および国際職業人等の育成を目的としたコースであり、授業は平日の昼間に実施されます。

参考:法政大学大学院経営学研究科 法政ビジネススクール2025

修士論文の提出がある

修士論文の提出が課されていることも、法政大学MBA経営学研究科の特徴のひとつです。

法政大学MBAは修士論文の水準が高く、過去には多くの論文が論文集として出版されています。

また、修士論文が学会で報告されたり、学術雑誌に掲載されたりといった実績も豊富です。

修士論文の執筆を通して、経営学の理論や概念を客観的に分析できるスキルが身に付くでしょう。

参考:特色 - 法政ビジネススクール(法政大学大学院経営学研究科)

イノベーション・マネジメント研究科の特徴

1年制や平日夜間のプログラムがある

法政大学MBAのイノベーション・マネジメント研究科の特徴は、主に平日昼間に学ぶ1年制のプログラムと、主に平日夜間や土日を使って学ぶ2年制のプログラムが設置されていることです。

1年で集中的に研究に取り組みたい場合は1年制・社会人として働きながら講義を受けたい場合は2年制と、ライフスタイルに合わせて選べるでしょう。

また、イノベーション・マネジメント研究科で行われる講義の多くは、ZOOMによる同時配信に対応しています。

基本的には対面による受講が推奨されますが、やむを得ない事情で出席できない場合は遠隔参加も可能です。

1年半の英語MBAがある

法政大学MBAのイノベーション・マネジメント研究科には、英語のみで1年半学べるグローバルMBAプログラムも併設されています。

グローバルMBAプログラムでは、日本企業のアジア進出において核となる人材や、グローバル企業で活躍できる人材の育成などを目的とした授業が行われます。

すべての授業が英語で行われるため、海外駐在に近い環境を疑似体験できるでしょう。

また、日本国内の企業や自治体へのインターンシップにより、現場での実践的な経験が得られます。

なお、グローバルMBAプログラムに入学する際は、原則3年以上の実務経験およびTOEIC L&R740点以上などの条件を満たす必要があります。

中小企業診断士養成課程がある

中小企業診断士養成課程があることは、法政大学MBAのイノベーション・マネジメント研究科の大きな特徴のひとつです。

イノベーション・マネジメント研究科の中小企業診断士養成課程は、経済産業省に登録された第一号の中小企業診断士登録養成機関です。

本課程は1年で受講でき、修了者は経営管理修士専門職課程の学位を取得できます。

本課程の最大の特徴は、中小企業に対して1社あたり4〜5週間の丁寧な経営診断実習を行っていることです。

経営診断実習では、チーム単位での調査・分析およびグループ討議などの活動を通して、現場で必要なコミュニケーション能力やソリューション能力を高められるでしょう。

また、経営改善実行計画の策定や経営者への提言により、現場感覚やプレゼンテーションスキルを強化できます。

なお、法政大学MBAの中小企業診断士養成課程に入学するためには、中小企業診断士第1次試験合格などの要件を満たす必要があります。

参考:法政大学経営大学院 イノベーション・マネジメント研究科

社会人が働きながら通える平日夜間・土日のプログラムはある?

法政大学MBAでは、経営学研究科・イノベーション・マネジメント研究科の両方において、社会人が働きながら通える平日夜間・土日のプログラムが提供されています。

経営学研究科の「企業家養成コース」「人材・組織マネジメントコース」「マーケティングコース」の3コースは、平日の夜間と土曜日に授業が実施されます。

加えて、イノベーション・マネジメント研究科の2年制コースも、平日夜間や週末に受講可能です。

法政大学MBAの入試情報!試験内容や試験日程は?

ここでは、法政大学MBAの入試情報を紹介します。

  • 経営学研究科の入試情報
  • イノベーション・マネジメント研究科の入試情報

経営学研究科の入試情報

経営学研究科の夜間コースの社会人入試は、年2回行われます。

試験日程は、秋季入試が11月・春季入試が2月です。

試験内容は研究計画書の提出および口述試験であり、筆記試験はありません。

対して、経営学研究科の昼間コースの入試は11月に1回のみ行われます。

試験内容は、筆記試験と口述試験です。

参考:入試情報 - 法政ビジネススクール(法政大学大学院経営学研究科)

イノベーション・マネジメント研究科の入試情報

イノベーション・マネジメント研究科の一般入試は年4回行われます。

各試験の日程は、10月上旬・11月下旬・1月下旬・2月下旬です。

一般入試の試験内容は小論文と口述試験であり、口述試験では、志望理由書および職務経歴書の内容について問われます。

参考:2025年度法政大学入学試験要項 イノベーション・マネジメント研究科 MBAプログラム対象

法政大学MBAの入試倍率は?難易度は

法政大学MBAの入試倍率は、研究科によって異なります。

ここでは、各研究科の入試倍率や難易度について解説します。

  • 経営学研究科の倍率・難易度
  • イノベーション・マネジメント研究科の倍率・難易度

経営学研究科の倍率・難易度

2024年度における経営学研究科一般入試の倍率は3.94倍であり、志願者数67名に対して合格者数は17名でした。

また、同年における社会人入試の倍率は1.32倍であり、志願者数29名に対して合格者数は22名となっています。

2024年度の一般入試倍率は約4倍であり、入試難易度は高いと言えるでしょう。

一方で、同年における社会人入試の倍率は2倍を切っており、難易度はそれほど高くないと考えられます。

イノベーション・マネジメント研究科の倍率・難易度

2024年度におけるイノベーション・マネジメント研究科の入試倍率は、1.84倍でした。

イノベーション・マネジメント研究科の入試倍率は2022年度から2024年度にかけて上昇を続けており、入試の難易度が上がっていることが伺えます。

2019年度以降の志願者数・合格者数および入試倍率は、以下の通りです。

2019年度

2020年度

2021年度

2022年度

2023年度

2024年度

志願者

97名

98名

100名

120名

146名

169名

合格者

71名

75名

75名

95名

94名

92名

倍率

1.37倍

1.31倍

1.33倍

1.26倍

1.55倍

1.84倍

参考:データ集 | 法政大学ビジネススクール

法政大学MBAの入学費用・学費

ここでは、法政大学MBAの各研究科における入学費用や学費を紹介します。

  • 経営学研究科の学費
  • イノベーション・マネジメント研究科の学費

経営学研究科の学費

法政大学MBA経営学研究科に入学する際は、入学金として200,000円が必要です。

また、年間の授業料570,000円に加え、教育充実費として年間80,000円がかかります。

これらの費用を合計すると、2年間でかかる学費は合計約150万円となります。

参考:入試情報 - 法政ビジネススクール(法政大学大学院経営学研究科)

イノベーション・マネジメント研究科の学費

イノベーション・マネジメント研究科の学費は、コースによって異なります。

中小企業診断士登録養成課程を除く1年制コースの学費は、合計2,924,000円です。

対して、中小企業診断士登録養成課程および2年制コースの学費は合計3,124,000円となります。

各コースの入学金、および学費の内訳は以下の通りです。

1年制

中小企業診断士登録養成課程

2年制(2年間の金額)

入学金

270,000円

270,000円

270,000円

授業料

2,314,000円

2,314,000円

2,314,000円

実験実習費

-

200,000円

-

教育充実費

340,000円

340,000円

540,000円

合計

2,924,000円

3,124,000円

3,124,000円

参考:学費・奨学制度 | 法政大学ビジネススクール

法政大学MBAの入試対策

ここでは、経営学研究科とイノベーション・マネジメント研究科の入試対策方法について、解説します。

経営学研究科の入試対策

経営学研究科の入試対策では、研究計画書の作成に注力しましょう。

経営学研究科ではアカデミックな研究を重視しており、テーマ設定にも学術的な視点が求められます。

先行研究の読み込みや、研究手法の調査が必要なので、余裕を持って準備を始めることがおすすめです。

出願の約2か月前から取り組むようにしましょう。

面接は研究計画書に基づいて行われるため、計画書がしっかりしていれば、面接対策にもつながります。

イノベーション・マネジメント研究科の入試対策

イノベーション・マネジメント研究科では、プロジェクト実施計画書の作成が必要です。

すでにビジネスプランが決まっている場合は、1か月程度で仕上げられるでしょう。3C分析や4Pで分析をした上で、事業計画を書くことが大切です。

ビジネスプランが決まっていない場合は、計画書の作成に時間がかかる可能性があるため、早めに取り掛かるようにしましょう。

参考:法政大学ビジネススクール(法政MBA)の入試対策!中小企業診断士養成課程についても解説!倍率や難易度、社会人の通いやすさは?

法政大学MBAの評判

以下は、法政大学MBAイノベーション・マネジメント研究科の修了生の声です。

さまざまな講義を受講した中で最も影響を受けたのは「経営戦略論」です。

1つの企業をピックアップし、経営理念から現在のビジネスの実態、そして将来の可能性、講義での経営戦略の学びと、普段のビジネスでは関わることのない業界のエリートの皆さんとの忌憚のない意見を交わし合うグループワークを繰り返すことで、擬似的ではあるものの新規ビジネスのプロジェクトとして実践力を身につけていくことが出来ました。

引用元:修了生紹介

以下は、法政大学MBA中小企業診断士登録養成課程の修了生の声です。

本専攻はバックグラウンドや志向性を持った教授陣やゲスト講師、学生との議論や学びの機会を得られる環境がある上、自身のアイデア創出に対して本気で向き合ってくれる指導教授と二人三脚で事業創りを行う「教育機関としての方針」に魅力を感じました。

特に影響を受けたのは、「ビジネスイノベーター育成セミナー」と、「アントレプレナーシップ論」です。普通に生活していたらお会いする機会のない業界を牽引するリーダー達へのプレゼン・質疑応答といった貴重な機会が得られました。

引用元:修了生紹介

まとめ

本コラムでは、法政大学MBAの特徴や入試倍率について解説しました。

法政大学MBAでは、中小企業診断士養成課程やグローバルMBAなどの豊富なプログラムが提供されています。

中小企業診断士資格とMBAの両方を取得したいと考えている方にとっては、特におすすめのビジネススクールであるといえるでしょう。

また、平日夜間や土曜日に学べるコースが充実しているため、働きながらMBA取得を目指したい社会人の方にも適しています。

法政大学MBAに入学するためには、各研究科の受験資格を満たし、適切な入試対策を行う必要があります。

志望理由書や研究計画書などの添削を受けたい方や、最短距離で法政大学MBAに入学したい方には、アガルートの国内MBA入学試験講座がおすすめです。

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