東京都立大学MBA(ビジネススクール)の評判は?入試難易度と倍率・学費も解説
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本コラムでは、東京都立大学ビジネススクール(東京都立大学MBA)の評判や入試難易度、および募集要項に基づく入試情報などを紹介しています。
東京都立大学MBAは、徹底した少人数教育を手がけているビジネススクールです。
4つの研究プロジェクトによって高度な学びを得られるため、進学を検討している方も多いでしょう。
東京都立大学MBAについて知りたい方は、ぜひ本コラムを参考にしてください。
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目次
東京都立大学ビジネススクール(東京都立大学MBA)の基本情報
学校名 |
東京都立大学大学院 経営学研究科経営学専攻 |
所在地 |
丸の内サテライトキャンパス 〒100-0005 |
アクセス |
JR線「東京駅」丸の内北口徒歩約5分 |
授業時間 |
平日夜間・土曜 |
入試時期 |
一般選抜入試:9月・2月 |
試験内容 |
一般選抜入試:書類審査・学力試験(小論文・面接) |
募集人数 |
50名 |
学費 |
東京都民:1,182,600円 |
電話番号 |
03-6268-0521 |
URL |
参考:経営学プログラム(MBA) | 東京都立大学 経済経営学部・経営学研究科
東京都立大学大学院経営学研究科経営学専攻(以下、東京都立大学MBA)は、主に社会人を対象としたビジネススクールです。
2003年の開設以来、高度な知識力と思考力を兼ね備えたビジネスパーソンの養成に取り組んできました。
東京都立大学MBAのキャンパスは東京駅にほど近く、大手町駅地下直結の便利な場所に位置します。
また、講義は平日夜間および土曜日に行われるため、働きながらMBAの取得を目指せるでしょう。
東京都立大学MBAの特徴3つ
東京都立大学MBAの主な特徴は、以下の3つです。
- 平日夜間と土曜日に開講している社会人向けMBA
- 5つの教育研究プロジェクトがある
- 徹底した少人数教育を行っている
平日夜間と土曜日に開講している社会人向けMBA
東京都立大学MBAのひとつ目の特徴は、平日夜間と土曜日に授業が行われることです。
平日の授業は18:20から開始されるため、昼間働いている社会人の方も無理なく通学できるでしょう。
また、東京都立大学MBAの授業が行われる丸の内サテライトキャンパスは都心からのアクセスが良く、通学に便利です。
さらに、キャンパスにはPC教室や図書室が設置されており、学習に集中できる環境が整備されています。
東京都立大学MBAの平日夜間、および土曜日における授業の時間割は、以下の通りです。
- 平日(月〜金)
5時限 18:20 〜 19:50
6時限 20:00 〜 21:30 - 土曜日
1時限 10:30 〜 12:00
2時限 13:00 〜 14:30
3時限 14:40 〜 16:10
4時限 16:20 〜 17:50
参考:都立大ビジネススクール
5つの教育研究プロジェクトがある
東京都立大学MBAの2つ目の特徴は、「経営戦略」「マーケティング」「経営組織・HRM・意思決定」「会計学」「データサイエンス」の5つの教育研究プロジェクトがあることです。
経営戦略プロジェクトは、実証的分析や理論的考察を通して、企業の戦略行動に関する学びを深めるためのプロジェクトです。
また、マーケティングプロジェクトでは、顧客中心の企業活動を支える理論やリサーチメソッドに関する最先端の理論を学べるでしょう。
さらに、経営組織・HRM・意思決定プロジェクトによって、組織と人に関わる諸問題へのアプローチを体系的に学ぶとともに、人間の心理や意思決定の本質に関する理解を深められます。
加えて、財務会計および管理会計などの領域を研究したい方には会計学プロジェクト、データサイエンスの手法を学びたい方にはデータサイエンスプロジェクトと、目的に応じたプロジェクトが提供されています。
参考:都立大ビジネススクール
徹底した少人数教育を行っている
徹底した少人数教育を行っていることも、東京都立大学MBAの大きな特徴のひとつです。
東京都立大学MBAにおける教員1名あたりの平均学生数は、全学年で約3名となっています。
専任教員体制が充実しているため、修士論文の作成時にも丁寧な指導を受けられるでしょう。
最前線の研究に携わる教授陣から手厚い指導を受けられることは、東京都立大学MBAの強みのひとつであると言えます。
参考:都立大ビジネススクール
参考:大学院ビジネススクール 経営学プログラム 入試特設サイト | 東京都立大学
東京都立大学MBAの評判
以下は、東京都立大学MBAの修了生の声です。
私にとっての都立大ビジネススクールの2年間は、自分がいる環境で発生する様々な事象を、第三者的視点から捉えるための道具を揃えていく作業でした。その根本にあるのは物事に対して「なぜ?」という疑問を持つ事であって、ビジネススクールはそれに対する回答を自分だけでなく周りの人にもきちんと分かるように説明するスキルをトレーニングする場でありました。
修士論文を書き終えて感じたことは、「修士論文の執筆は、問題を深く考え抜き、説得性のある理論を構築する訓練である」ということでした。振り返ると、当初の研究計画書で描いた課題は漠然としている一方で、近視眼的に結論を導こうとするアプローチが見え隠れしたものだったと思います。1年以上にわたる研究において、専門書や先行研究論文を読み込み、最新の調査データや統計データから事実を一つひとつ拾い上げ、事実から問いを掘り下げることによって、仮説を説明する理論のフレームワークを作っていくプロセスを学びました。
東京都立大学MBAの入試情報! 募集要項から解説
東京都立大学MBAの入試は、一般選抜と公共経営特別選抜に分かれています。
一般選抜の入試は年2回実施され、例年の試験日は9月と2月です。
対して、公共経営特別選抜は2月に1回のみ実施されます。
以下に、最新の募集要項に基づく一般選抜および公共経営特別選抜の出願資格と試験内容を紹介します。
- 出願資格
- 試験内容
出願資格
東京都立大学MBAの一般選抜の出願資格は、大学卒業または大学卒業相当の資格を有していることです。
また、公共経営特別選抜の出願資格としては、大学卒業または大学卒業相当の資格を有していることに加え、以下の条件が定められています。
- 2025年4月1日現在で満28歳に達していること
- 出願時現在、海外を含む政府・地方公共団体およびそれに準ずる機関等において、原則として3年以上継続して職業実務に従事していること
公共経営特別選抜を受ける際は、上記すべての条件を満たす必要があるという点に注意しましょう。
参考:2025年度東京都立大学大学院 経営学研究科 経営学専攻 博士前期(修士)課程経営学プログラム学生募集要項
試験内容
東京都立大学MBAにおける一般選抜の試験内容は、主に研究計画書による書類審査、および小論文と面接からなる学力試験です。
一般選抜の学力試験は、経営戦略論、経営組織論、マーケティング、会計学、データサイエンス、数学の中から1科目を選択して解答する形式になっています。
数学の出題範囲は、線形代数、微積分、確率、統計などです。
また、データサイエンスの小論文においては、統計検定3級に相当する統計学の知識が求められます。
なお、学力試験では、希望するプロジェクトと異なる科目を選択することも可能です。
公共経営特別選抜の試験内容は、主に研究計画書による書類審査に加え、面接による学力試験です。
公共経営特別選抜では公共経営の職業経験を重視した内容の選抜が行われるため、適切な対策を行いましょう。
参考:2025年度東京都立大学大学院 経営学研究科 経営学専攻 博士前期(修士)課程経営学プログラム学生募集要項
東京都立大学MBAの難易度と倍率
入試倍率の観点からは、東京都立大学MBAは入試難易度が高いと言えるでしょう。
2024年度における東京都立大学MBA経営学プログラム、経済学プログラム、ファイナンスプログラムの受験者数は172名、合格者数は61名であり、入試倍率は約2.82倍です。
一般的な目安として、入試倍率が2倍以上のMBAは入試難易度が高いとされています。
東京都立大学MBAの入試倍率は2倍を超えているため、難易度が高いことがわかります。
参考:教育情報の公表 :: 2023年度 入試状況(研究科) | 東京都立大学
東京都立大学MBAの学費・入学費用
東京都立大学MBAの2年間の学費の合計は、東京都民の場合1,182,600円、東京都民以外の場合は1,323,600円です。
東京都立大学MBAは、入学者の居住地によって入学金の額が変わります。
東京都以外の都道府県に住んでいる方が東京都立大学MBAに入学する場合は、282,000 円の入学金が必要です。
対して、東京都に住んでいる方の入学金は、半額の141,000円となります。
東京都立大学MBAの授業料は年額520,800 円であるため、入学者が東京都民の場合の入学金および2年間の学費の合計金額は、1,182,600円です。
対して、入学者が東京都民以外の場合の入学金および2年間の学費の合計金額は、1,323,600円となります。
参考:都立大ビジネススクール
東京都立大学MBAの入試対策
ここでは、東京都立大学MBAの入試対策を紹介します。
- 研究計画書の対策
- 小論文の対策
- 面接の対策
研究計画書の対策
東京都立大学MBAの研究計画書はA4用紙約5枚で構成されており、A4用紙1枚による志望理由に加え、A4用紙約4枚にわたる研究計画を記載する必要があります。
志望理由には、自分が経営学を学びたい理由や、東京都立大学MBAを選んだ理由などを記載します。
その際、キャリア上の必要性と関連づけた内容にすると良いでしょう。
研究計画については、まず修士論文もしくは課題研究として取り扱いたいテーマについて記述しましょう。
続いて、自分が選んだテーマの学術上および実務上の意義を提示し、その研究の重要性を示す必要があります。
また、これまでに論文や専門書で調べた内容や、関連する職務経験なども記載しましょう。
最後に、具体的な研究計画として、今後必要となる取り組みや履修すべき科目、および習得すべき研究手法などを記載します。
これらの内容に基づいて研究計画書を作成するためには、自分の研究テーマに関する先行研究調査が不可欠です。
可能な限り事前の勉強に取り組み、入試前の時点で自分なりの研究計画を立てておくことが望ましいでしょう。
小論文の対策
東京都立大学MBAの小論文試験では、経営理論に関する知識が必要な問題が出題されます。
過去の試験では、「企業がデジタルトランスフォーメーションに失敗する可能性」や「新卒社員が早期に離職する理由」などの問題が出題されました。
このような問題に答えるためには、一般的なビジネス書ではなく、アカデミックな専門書を読み、経営理論に対する理解を深めておく必要があります。
組織論に関する書籍を読み、内容を暗記しておきましょう。
面接の対策
東京都立大学MBAの面接を受ける際は、研究計画書の内容を深く理解し、自分の研究テーマについて的確に説明できるよう準備しておくことが重要です。
東京都立大学MBAの面接では、主に研究計画書に基づく内容が問われます。
具体的には、研究テーマの背景や研究に取り組む意義、および研究のためにどのようなデータや方法を用いるのかといった質問がなされるでしょう。
自分が選択した研究テーマの背景や研究の意義、および現時点で自分が学んだ内容について答えられるよう、内容を整理しておきましょう。
参考:【東京都立大学MBA】入試対策を公開!小論文・研究計画書・面接の攻略法とは?|アガルートアカデミー
まとめ
本コラムでは、東京都立大学MBAの特徴や評判、および入試情報や入試対策について解説しました。
東京都立大学MBAは、社会人向けのビジネススクールとして徹底した少人数教育を行っています。
授業は平日夜間および土曜日に行われるため、仕事と勉強を両立しやすいでしょう。
また、研究内容に応じた5つのプロジェクトが設置されているため、目的に合った内容を学べます。
一方で、東京都立大学MBAの入試倍率は2.4倍であり、入試難易度は高いと言えます。
研究計画書や小論文などの入試対策を行う際は、プロの講師による指導を受けることがおすすめです。
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出願書類や小論文の添削に加え、面接指導も受けられるため、万全の試験対策を行えるでしょう。
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