行政書士試験の「憲法」は難しい?おすすめ対策法を紹介
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行政書士試験に向けて勉強している人の中には、「憲法が苦手」「勉強してもなかなか成果が出ない」など、憲法の勉強方法で悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
憲法は難易度が高く、満点を取ることが難しい科目です。
また、丸暗記しようとしてうまく対策できていないケースもあるため、難しいと感じやすいかもしれません。
ただし正しい対策をすれば、5肢択一式で5問中3〜4問取れるようになる科目でもあります。
当コラムでは、行政書士試験における憲法の対策法について解説します。
おすすめの過去問やテキストも紹介しているため、ぜひ最後までご覧ください。
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目次
行政書士試験の【憲法】とは
行政書士試験の「憲法」とは、国民の権利や自由を守るために国の行動を制限する「国の最高法規」です。
憲法に反して定められた法律や命令はすべて無効になります。
憲法は「総論」「人権」「統治」の3つの分野で構成されており、行政書士試験では3つのうち「人権」と「統治」から出題されます。
分野の概要や問われるポイントは以下のとおりです。
分野 |
概要 |
問われるポイント |
人権 |
基本的人権で保障される 国民の権利 |
|
統治 |
国会・内閣・裁判所の 仕組みや機能 |
|
人権分野では判例知識、統治分野では判例知識に加えて条文知識も多く問われます。
また、それぞれその場で考えさせられるような問題も出題されるため、応用力が試されます。
なお、憲法の出題数と配点は以下のとおりです。
5肢択一式の出題数(配点) |
多肢選択肢の出題数(配点) |
|
憲法 |
5問(20点) |
1問(8点) |
合計 |
6問(28点) |
上記のとおり、憲法からは5肢択一式・多肢選択肢を合わせて6問出題されます。
「たった6問」と思うかもしれませんが、行政法・民法に次いで多く出題される科目であり、配点は28点です。
「法令科目」の合格基準が「122点以上」であるということを考えると、決して切り捨ててよい科目とはいえないでしょう。
また、不思議と「憲法のできが悪いと試験全体の点数が伸びにくい」と感じる人が多い科目でもあります。
5肢択一式で5問中3〜4問安定して取れるようにしておくと、ぐっと合格に近づけるはずです。
行政書士試験 憲法は難しい?おすすめ対策法3つ
行政書士試験の受験生の中には、「憲法が難しい」と感じている人も少なくありません。たしかに憲法は難易度が高めであり、満点を目指すことが難しい科目です。
しかしボリュームが少なく、中学校や高校の社会で習う内容も出題されるため、しっかり対策すれば得点できる科目でもあります。
「難しい」と感じている人の多くは、「条文学習が重要」と聞いて条文の丸暗記に走ったことが原因かもしれません。
憲法では、「条文の内容そのもの」が問われることがあまりありません。そのため応用がきかず、「勉強したのに思ったより得点できなかった」という結果につながってしまった可能性があります。
ここでは、憲法の対策法を3つ紹介します。
正しい方法で対策し、ぜひ憲法を得点源に変えましょう。
深入りしすぎない
憲法学習で重要なことは「深入りしすぎないこと」です。
必要以上に時間を割かないようにしましょう。
憲法は重要科目のひとつではありますが、行政法・民法と比較すると重要度は落ちます。
そのため行政法・民法に全力投球しつつ、憲法では「取るべき問題を取りこぼさない」という姿勢で取り組むことが大切です。
過去問に掲載されている問題のうち、重要度が低い問題やいくら解いても攻略できない難問は捨て、取るべき問題を繰り返し解きましょう。
そういったスタンスで勉強していれば、5肢択一式で3〜4問安定して正解できるようになっていきます。
過去問と同時進行で判例学習も進めていく
過去問と同時進行で、判例学習も進めていきましょう。
「判例学習」と身構えると、「難しい」「書いてある意味がよくわからない」といったマイナスのイメージが先行し、億劫に感じてしまうかもしれません。
そのため、過去問とセットで学習することをおすすめします。
例えばテキストを読んだあと、関連する判例に目を通してから過去問を解くことをルーティン化すれば、抵抗なく勉強できるようになってくるはずです。
普段の学習スケジュールに組み込み、「判例を読む」ことに慣れるところから始めましょう。
ポイントは、何が争われた事案なのかを理解したうえで結論を押さえることです。
そして、どのような規範が導き出され、どのようにあてはめるのかといった部分まで踏み込みます。
ただし、すべての判例を同じように勉強する必要はありません。
重要判例を優先し、重要度の低いものについてはざっと触れておくだけでもよいでしょう。
丸暗記ではなく意味や流れを「理解」する
憲法に限ったことではありませんが、丸暗記ではなく意味や流れを理解しながら勉強しましょう。
前述のとおり、丸暗記では問題を解く力が育たないためです。
もちろん、統治分野でよく問われる「衆議院の解散から総選挙までの日数」や「参議院が議決しない日数」など、暗記が必要な部分はあります。
しかしテキストや条文、判例などの文章を、とにかく丸暗記してしまおうとするやり方はおすすめできません。
条文や判例は、意味や流れを理解してはじめて自分の知識になります。
時間をかけて暗記するよりも、体系的に記憶したほうが効率よく学習できるでしょう。
行政書士試験 憲法 おすすめ過去問題集
行政書士試験に合格するためには、まず教材選びが重要です。
基本的には、過去問が一冊あればよいでしょう。
しかし状況に合わせて、知識を補強できるものを足してもよいかもしれません。
そのほか、判例集も一冊用意しておくことをおすすめします。
ここでは、憲法の対策におすすめの問題集、テキストを紹介します。
2024年版 行政書士試験 他資格択一80 憲法・商法・基礎知識(アガルート)
「2024年版 行政書士試験 他資格択一80 憲法・商法・基礎知識(アガルート)」は、過去問をやり尽くした人がさらなる実力アップをはかるための問題集です。
他資格試験の重要問題を解くことで、過去問だけではカバーしきれない穴を埋められます。
ポイントは、他資格試験の問題をただ集めただけではない点です。
「過去問以外からも出題される」という近年の出題傾向をとらえており、他資格試験の問題をもとに、行政書士試験対策として適切な問題に仕上げています。
「過去問以外の問題にも挑戦したい」「死角をなくしたい」人におすすめしたい問題集です。
なお、アガルートアカデミーの公式ホームページから解説講義を受講できます。
気になる方はぜひチェックしてみてください。
合格革命 行政書士 肢別過去問集 2024年度(早稲田経営出版)
「合格革命 行政書士 肢別過去問集 2024年度(早稲田経営出版)」は、「独学での行政書士試験を可能とする」ことをコンセプトにつくられた「合格革命シリーズ」のひとつです。
本書の魅力は、本試験のような5肢択一式形式ではなく肢ごとに分割されており、1問1問と向き合いやすく繰り返しやすい点です。
また、丁寧に解説されているため、問題集でありながらインプット学習にも役立ちます。
特に憲法に特化した問題集というわけではありませんが、過去問はこの一冊で充分でしょう。
使用する教材を最小限にしたい人や、本気で過去問演習に取り組みたい人におすすめです。
みんなが欲しかった!行政書士の判例集 2024年度(TAC出版)
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「みんなが欲しかった!行政書士の判例集 2024年度(TAC出版)」は、本試験で出題される可能性のある重要判例だけが収録された判例集です。
判例のポイントや判旨、解説に結論と、判例学習に必要な要素が凝縮されているため効率的に学習できます。
また、判例だけでなく練習問題も収録されており、一冊でインプットとアウトプットが完結します。
「わかりやすい」「読みやすい」といった声が多く、中には読みものとして楽しんでいる人も。
文字が小さいとの指摘もありますが、初学者でも抵抗なく読み進められるでしょう。
「効率的に判例学習をしたい」「判例学習に充てる時間をできるだけ最小限にしたい」人におすすめしたい一冊です。
関連コラム:行政書士試験は独学でも合格は可能!2つのポイントと正しい勉強法とは
まとめ
行政書士試験における「憲法」の対策法について解説しました。
最後に要点をまとめます。
- 行政書士試験の「憲法」とは、国民の権利や自由を守るための「国の最高法規」
- 憲法が難しいと感じる人は、丸暗記に走ってしまっている可能性がある
- 憲法対策として有効な方法は、深入りしないことや判例学習を取り入れること、丸暗記ではなく意味や流れを「理解する」こと
- 問題集は、基本的に全科目掲載された過去問が一冊あれば充分だが、状況に合わせて知識を補強できるものや過去問をカバーできるものを用意してもよい
憲法の難易度は行政法や民法よりも高めです。
勉強してもなかなか得点に結びつかない人やどうしても「難しい」と感じる人は、アガルートの行政書士講座がおすすめです。
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