【行政書士】独学者におすすめのテキスト・参考書12選!種類別おすすめはコレ!
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「独学で行政書士試験に挑戦したいけど、テキストの選び方がわからない…」
「独学で行政書士試験を受けるなら、どのようなテキストが必要なの?」
このようにお悩みの方はいないでしょうか。
独学で行政書士試験に挑戦するうえで欠かせないのが、過去問題集や科目の知識を網羅したテキスト。
適切なテキスト選びができるかどうかで、合否が決まるといっても過言ではありません。
当コラムでは、独学で行政書士試験に挑戦するならどのようなテキストを用意すればいいのか、テキストの目的別に紹介します。
独学での行政書士試験受験を考えている方は、ぜひご覧ください。
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行政書士の独学に必要なテキスト・参考書の種類
行政書士の独学に必要なテキスト・参考書の種類は、大きく分けて4つです。
入門テキスト、基本テキスト、重要論点テキスト、肢別問題集テキストの4種類が必要です。
順番に解説します。
1.入門テキスト
独学での行政書士試験受験を考えた時に真っ先に必要になるのが、入門テキストです。
行政書士試験は、やみくもに勉強して合格できる試験ではありません。
独学で受験する多くの人が、合格するための勉強法や戦略を立てずに学習を進め、不合格となってしまいます。
しかし逆にいうと、合格法さえ知っていればあとは計画通りに勉強を進めるだけ。
入門テキストは、行政書士試験の学習を進めるうえでの羅針盤のようなものです。
行政書士試験の全体像を把握したうえで、合格するためにどのような戦略を立てればよいかは入門テキストでわかります。
特に、資格勉強になじみのない方や法律初学者の人は入門テキストの用意がマストになるでしょう。
2.基本テキスト
行政書士の独学に必要なテキスト2つ目は、基本テキストです。
基本テキストは、行政書士試験勉強の根幹といっても過言ではありません。
過去問の演習や模試演習ももちろん大切ですが、基本テキストの読解もおろそかにしてはいけないでしょう。
特に、問題集の解説はスペースに限りがあるため、必要最低限で終わっていることが多いです。
そのような時に、基本テキストに立ち返って復習することで、より深い知識を身につけることができます。
初めて行政書士試験に挑戦する人は、特に基本テキストを使う機会が多くなるでしょう。
「問題集だけ用意すればいい」と考えず、横断的、網羅的に知識を学べる基本テキストも用意しておくことをおすすめします。
3.重要論点テキスト
行政書士の独学に必要なテキスト3つ目は、重要論点テキストです。
初学者の人が勘違いしがちなことのひとつに、「行政書士試験はすべての科目に力を入れなければならない」ということがあります。
実は、行政書士試験はメリハリをつけて学習することがとても大切です。
例えば、法令科目の中の行政法や民法は、絶対に苦手にしてはいけない科目です。
出題される問題数が多いため、行政法や民法を克服しない限り合格は難しいといえます。
一方、基礎法学や商法はそれほど力を入れなくとも合格することが可能です。
このように、メリハリをつけて科目ごとに学習することが大切な行政書士試験では、重要論点を徹底的に復習できる重要論点テキストを用意しておくと効率的な学習ができるでしょう。
4.記述式問題対策テキスト
行政書士の独学に必要なテキスト4つ目は、記述式問題対策テキストです。
行政書士試験の問題形式で苦手とする人が多いのが、記述式問題です。
記述式問題は毎年3問出題されることが恒例で、300点中60点の配点を占めています。
記述式問題は、行政書士試験の問題の大多数を占める選択式問題と異なり、問題を解くテクニック的な部分も問われてきます。
知識があっても、うまく文章をまとめられずに失点してしまう人が多く、記述式問題への対策は必須といえます。
記述式問題で思うように得点できず、あと一歩で合格を逃してしまう事態を防ぐためにも、記述式問題対策テキストは購入しておくとよいでしょう。
上記で紹介した4つのテキストのほかにも、過去問集や判例集、ポケット六法があるとさらに学習がスムーズに進められます。
特に過去問集は行政書士試験に挑戦するなら必ず用意しておきたいもののひとつです。
1.入門テキスト
入門テキストは、法律初学者の人や資格勉強になじみがない人に特におすすめです。
しかし、資格勉強をしたことがあったり、法律についてある程度の知識がある方でも、行政書士試験の全体像を把握するのに大いに役立つことは間違いありません。
入門テキストは、初学者でも読みやすいよう工夫が凝らされていることが多いです。
まずは入門テキストを購入し、一読してみることをおすすめします。
うかる!行政書士 入門ゼミ
うかる!行政書士入門ゼミは、伊藤塾が出版している入門テキストです。
行政書士試験の全体像がフルカラーでわかりやすく解説されているため、初学者の方でも挫折しにくい構成になっています。
1ページあたりの文章量もそれほど多くなく、サクサク読み進められる作りになっていることが特徴です。
勉強法だけでなく、科目の基礎的な知識も記載してあるため、本格的に行政書士試験勉強を始める際の足がかりとしてもおすすめの一冊です。
さらに、現役で行政書士として活躍している先生方の1日のスケジュールを紹介するなど、行政書士試験に合格したあとの将来がイメージできるようなコーナーもあります。
モチベーションの高まりにも繋がり、入門テキストとして必要な要素は過不足なく満たしているといえます。
出る順行政書士 合格基本書
出る順行政書士合格基本書は、大手資格試験予備校LECの行政書士試験部が執筆した入門テキストです。
この入門テキストでは、LECの講師陣が長年の経験で培ったノウハウが余すところなく網羅されています。
最大の特徴は一項目を見開きで完結させる「見開き完結型」を採用している点であり、いちいちページを行き来する必要がなくなっています。
側注にはLEC専任講師陣のアドバイスなども掲載されているため、より効率的に学習を進められることは確実です。
また、過去10年間の問題から、科目ごとの出題傾向も分析されており、学習の計画を立てるサポートもバッチリこなしてくれます。
最新の法改正にも対応しているため、安心して試験対策を進めることができます。
みんなが欲しかった!行政書士合格へのはじめの一歩
みんなが欲しかった!行政書士合格へのはじめの一歩は、大手資格試験予備校TACの行政書士講座のノウハウが詰め込まれた入門テキストです。
オリエンテーション編と入門講座編の二部構成で書かれており、行政書士試験の試験制度を俯瞰して理解することができます。
オリエンテーション編では、「そもそも行政書士とはどのような資格なのか?」から解説されているため、一念発起して行政書士試験に挑戦する方でもモチベーションを高めることができます。
全編フルカラーで執筆されているため、ビジュアル面で飽きにくい入門テキストといえるでしょう。
1ページあたりの情報量が少し多めであるため、各科目の知識も入門テキストである程度おさえておきたい方におすすめのテキストです。
2.基本テキスト
基本テキストは、行政書士試験対策において最も多く使うといっても過言ではないテキストです。
使用頻度が多いからこそ、自分に合ったテキストを選ぶことが大切です。
この章では、おすすめの基本テキストを3つ紹介します。
合格革命 行政書士 基本テキスト
合格革命 行政書士 基本テキストは、早稲田経営出版が出版する基本テキストです。
この基本テキストの特徴は、出題履歴に応じて重要論点が整理されている点です。
例えば、ABCの三段階の重要度を記載することにより、メリハリをつけた学習が可能になっています。
初学者の方であれば、重要度BCの論点はいったん飛ばし、重要度Aの論点だけを学習してみるといったことができます。
効率よく学習を進めなければ行政書士試験合格は難しいため、試験の本質に沿った基本テキストといえるでしょう。
また、赤シートが付属しており、重要単語や知識を確認しながら読み進めることができます。
通勤中や休憩時間といったスキマ時間でも、この赤シートを使うことで学習がはかどるでしょう。
行政書士 合格のトリセツ 基本テキスト
行政書士 合格のトリセツ 基本テキストは、LEC行政書士講座の講師である野畑淳史氏が執筆した基本テキストです。
LEC行政書士講座が編集しているため、読みやすさは折り紙付きです。
書籍購入者限定特典としてなんと40回もの無料講義動画が付属しており、手厚いサポートが受けられるといえます。
さらに、「文字だけでは嫌気がさしてしまうだろう」という野畑氏の計らいにより、図表やイラストが多く使用されています。
「文章を読むことは苦手だけど、図や表、動画で学習することは好き!」という方には、最もおすすめできる基本テキストです。
うかる!行政書士 総合テキスト
うかる!行政書士 総合テキストは、伊藤塾が出版している基本テキストです。
基本テキストとしてはかなりすっきりしたレイアウトで、文章量が比較的多いことが特徴です。
しかし、決して読みづらいというわけではありません。
全編フルカラーなことはもちろん、所々で図表も挿入されているため、普段から文章を読み慣れている人であれば全く問題なく読み進められるでしょう。
また、ハンディ行政書士試験六法が付属しており、別で六法を購入する必要がないことも嬉しいポイント。
前章で紹介した「うかる!行政書士 入門ゼミ」を読了していれば、スムーズにこの基本テキストに移行できます。
3.重要論点テキスト
重要論点テキストは、メリハリをつけた学習のためには必須ともいえるテキストです。
行政書士試験では、すべての科目をまんべんなく学習することが必ずしも合格に繋がるとはいえません。
重要な論点とそうでない論点とを区別し、メリハリをつけた学習を進めることが最も大切です。
この章では、おすすめの重要論点テキストを3つ紹介します。
うかる!行政書士 必修項目120
1つ目に紹介する重要論点テキストは、うかる!行政書士 必修項目120です。
重要論点120個が表形式に整理されて記載されています。
さらに、論点ごとの重要度分けも充実しており、重要度AA~重要度Bまでの三段階の区分けがされています。
テキスト中には、語呂合わせや勉強方法なども記載されているため、「ただ文章を読んでいるだけでは覚えられない!」という方でも使いやすいテキストです。
知識のインプットにこのテキストを利用して、過去問集や模試演習で知識のアウトプットを行なう勉強方法が特におすすめです。
出る順行政書士 最重要論点250
出る順行政書士 最重要論点250は、大手資格試験予備校LECの行政書士試験部が執筆した重要論点テキストです。
LEC行政書士試験部が長年の試験指導で蓄積したノウハウを生かし、重要な論点を250個に凝縮したテキストです。
図解も豊富に挿入されているため、一目見て知識をインプットしやすい構造になっています。
ただし、行政書士試験合格のために必要な知識がすべて網羅されているわけではないため、基本テキストと合わせて使用するとさらなる相乗効果が生まれるでしょう。
法改正にも対応済であり、いちいち法改正があったかどうか調べる必要がないこともおすすめの理由のひとつです。
みんなが欲しかった!行政書士の最重要論点150
TAC行政書士講座が出版しているみんなが欲しかった!行政書士の最重要論点150は、行政書士試験合格のために必要な知識を絞り込んだ重要論点テキストです。
見開き2ページで1論点を解説しているため、このテキストを使えば論点を探す手間が大幅に削減されます。
例えば、通勤中に毎日5論点は復習するなど、スキマ時間でも学習を進めやすいのがメリットといえるでしょう。
直前期の総まとめにも使えるほど内容が充実しているため、購入しておいて損はないテキストといえます。
ただし、このテキストだけではやはり知識量が不足してしまうため、基本テキストと併用することが必須です。
4.記述式問題対策テキスト
記述式問題対策テキストは、行政書士試験の悩みの種ともいえる、記述式問題を克服するためのテキストです。
行政書士試験では、1問につき20点の配点がある記述式問題が毎年出題されており、対策は必須といえるでしょう。
この章では、おすすめの記述式問題対策テキストを3つ紹介します。
合格革命 行政書士 40字記述式・多肢選択式問題集
合格革命 行政書士 40字記述式・多肢選択式問題集は、早稲田経営出版が出版する記述式問題対策テキストです。
記述式問題対策テキストには珍しく、基礎編と応用編の2編に分かれた構成で執筆されていることが特徴です。
基礎編では条文・判例の重要語句を埋めることで実力を養ったあと、応用編で模擬問題を解き、本試験に対応できるレベルまで力を底上げする仕組みが作られています。
多肢選択式問題の対策もまかなえるため、5肢択一式以外の問題形式をこのテキスト一冊でカバーできます。
まずは基礎編で知識の土台を固め、応用編でアウトプットの練習を行うことで、さらに知識の定着を図る使い方がおすすめです。
出る順行政書士 40字記述式・多肢選択式問題
出る順行政書士 40字記述式・多肢選択式問題集は、大手資格試験予備校LECの行政書士試験部が執筆した記述式問題対策テキストです。
知識のインプットだけでなく、記述式問題ではどのような文章表現が適切かなど、テクニック面でも受験生をサポートしてくれるテキストです。
また、「出る順」というタイトルの通り、出題頻度順に問題が掲載されているため、効率的な学習が可能になっています。
解答用紙が付属しているため、コピーして繰り返し問題を解くと飛躍的な実力アップが期待できます。
また、同シリーズの「合格基本書」や「最重要論点250」と併用して勉強することで、相乗効果が生まれ、本試験合格レベルの実力を養いやすくなるでしょう。
みんなが欲しかった!行政書士の40字記述式問題集
みんなが欲しかった!行政書士の40字記述式問題集は、大手資格試験予備校TACの行政書士講座が執筆した記述式問題対策テキストです。
このテキストは、回答を導き出すまでのプロセスを丁寧に解説していることが特徴です。
記述式問題を解く時、まず何から考えればよいのかということを順を追って解説しているため、初学者の方でも理解しやすいテキストといえるでしょう。
実際、行政書士試験に初挑戦する方で、「記述式問題を解く時の考え方がイマイチよくわからない…」と悩んでしまう方は多いです。
記述式問題を、論理的にかつわかりやすく解説しているおすすめのテキストです。
行政書士テキストの選び方・ポイント
「おすすめのテキストはわかったけど、選び方がわからない!」
このように思った方もいるのではないでしょうか。
自分に合わないテキストを選んでしまうと、学習もなかなか進まずモチベーションも上がらない、負のスパイラルに陥ってしまいます。
そこでこの章では、行政書士テキストの選び方・ポイントについて説明します。
情報量が自分に合っているか見極める
行政書士テキストの選び方・ポイント1つ目は、情報量が自分に合っているか見極めることです。
行政書士テキストは、すっきりしたレイアウトでなるべく情報量を少なく記述しているものや、図表が少ないけれど情報量は充実しているものなど、それぞれに特徴があります。
自分のスタイルから、どの程度の情報量が合っているか見極めることが大切です。
例えば、好奇心が強く、出題頻度が低い問題の解説も読み漁ってしまうという人は、情報量が多く、細かい点まで網羅しているテキストを選ぶとよいでしょう。
一方、試験に合格することが目的で、細かい解説まで目を通す時間がないという方は、必要な情報だけをすっきり記述したテキストを選ぶと、モチベーション維持ができます。
このように、情報量が自分に合っているテキストを選ぶことが、テキストを選ぶ時のポイントです。
実際に手に取って読む
行政書士テキストの選び方・ポイント2つ目は、実際に手に取って読むことです。
通販サイトでは行政書士テキストが多数販売されていますが、できれば書店などに行き、実際に手に取ることをおすすめします。
「届いたテキストを読んでみたらなんとなく想像と違った…」と思ってしまっては、試験勉強のモチベーション維持も難しいでしょう。
実際に読んでみると、購入候補に入っていなかったテキストが意外にしっくりくることもあります。
購入後のギャップを無くすためにも、テキストを実際に読んでみることが、行政書士テキストを選ぶ時に大切になるでしょう。
最新の試験制度に対応しているか確認する
行政書士テキストの選び方・ポイント3つ目は、最新の試験制度に対応しているか確認することです。
行政書士試験は、令和6年度の試験から試験制度が変更されています。
具体的には、令和5年度までは「行政書士の業務に関連する一般知識等」と呼ばれていた分野が、令和6年度からは「行政書士の業務に関し必要な基礎知識」という分野に変更されます。
メジャーなテキストは最新の試験制度に対応していることがほとんどですが、まれに対応していないテキストもあるため、注意が必要です。
また、費用を抑えるために、フリマアプリで旧年度版のテキストを買うことも控えた方が良いといえます。
行政書士テキストを選ぶ際には、最新の試験制度に対応しているか確認することが大切です。
関連コラム:行政書士試験は独学でも合格は可能!2つのポイントと正しい勉強法とは
まとめ
いかがでしたでしょうか。
当コラムでは、独学で行政書士試験に挑戦するならどのようなテキストを用意すればいいのか、テキストの目的別に紹介しました。
独学で行政書士試験の勉強を始める時には、まずテキストを選ぶところから始めなければなりません。
費用を大幅に抑えられるというメリットはありますが、テキスト選定の手間やリサーチする時間がかかり、かなり大変です。
しかし、通信講座を利用すれば、独学と通学予備校のメリットを総どりできます。
独学より学習効率を高め、通学予備校より費用を抑えられる画期的な受講形態といえるでしょう。
通信講座を利用するなら、アガルート行政書士講座がおすすめです。
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