行政書士試験の文章理解ができない…対策法&おすすめ問題集3選
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行政書士試験の受験を検討している人の中には、「文章理解があまりにもできないため困っている」「どのように対策すればよいかわからない」という人もいるのではないでしょうか。
行政書士試験の「文章理解」は、合格を目指すうえで非常に重要な科目です。
文章理解で3問(配点12点)すべて正解すれば、あとはほかの科目で3問取るだけで「基礎知識で24点(40%)以上」という足切りラインを突破できるためです。
当コラムでは、文章理解の対策法やおすすめの問題集について解説します。
文章理解のコツや学習方法を学び、ぜひ得意科目にしてください。
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目次
行政書士試験の「文章理解」とは
行政書士試験の「文章理解」とは、基礎知識科目を構成する分野のひとつです。
例年、長文の読解問題が3問出題されます。
出題数 |
出題形式 |
配点 |
3問 |
5肢択一式 |
12点(1問4点) |
出題数だけを見ると、それほど重要度は高くないように感じるかもしれません。
しかし、基礎知識での3問は貴重です。
行政書士試験の合格基準のひとつは「基礎知識科目で24点以上得点すること」であり、基準に満たなければ合計点が合格点に届いていても不合格になるためです。
- 法令科目で122点(50%)以上
- 基礎知識科目で24点(40%)以上
- 試験全体で180点(60%)以上
文章理解で3問取れれば、あとはほかの科目で3問取ればよいためそれほどハードルは高くないでしょう。
しかし文章理解でまったく点が取れないとなると、ほかの科目で6問以上取らなければなりません。
「情報通信・個人情報保護」は比較的対策しやすいですが、「一般知識」は範囲が広く、どこから出題されるかが予想しづらい科目です。
また、「行政書士法等行政書士業務と密接に関連する諸法令」は平成17年以降出題されておらず、未知数な部分があります。
合計点が合格点に届いていても不合格になる「足切り」を回避するためには、対策次第で十分得点源にできる文章理解でしっかり得点することが重要です。
文章表現ができない…対策法は?
前述のとおり、文章理解は基礎知識を攻略するうえで非常に重要な科目です。
出題される3問すべてを正解できるよう、しっかり勉強しておく必要があります。
とはいえ、文章理解は得意不得意が出やすく、特に対策をしなくても得点できる人がいる反面、とことん苦手でまったく得点できないというケースも珍しくありません。
ここでは文章理解の解き方やコツ、勉強方法などについて解説します。
とにかく多くの問題に触れる
とにかく多くの問題に触れましょう。
法令科目やほかの基礎知識科目のように同じ問題を繰り返し解くよりも、どんどん新しい問題に取り組んだほうが効果的です。
同じ問題を繰り返し解いたところで、今後まったく同じ問題が出題される可能性は低いためです。
行政書士試験の過去問だけでなく、次章で紹介する文章理解対策用の問題集や他資格試験の問題集を使用してもよいでしょう。
そのほか、模試の問題を解くこともおすすめです。
文章理解は、「昔から国語が苦手だった」という人でもテクニックを磨けば十分得点源にできる科目です。
敬遠していてはなかなか解けるようになりませんが、苦手ながらも問題を解くうちに、徐々にパターンが掴めてきます。
諦めず、とにかく数をこなしてみてください。
問題文を読みすぎない
文章理解に限っては、問題文を読みすぎないようにしたほうがよいでしょう。
問題文を読み込むことで、余計にわからなくなる可能性があるためです。
また、単純に時間がかかってしまいます。
例えば、あてはまるものを選択する「空間補充問題」は、すべて読まず空欄前後の文章を読みましょう。
「並べ替え問題」は、「例えば」「しかし」といった指示語や接続詞を頼りに正解を探し、「要旨把握問題」は、まず選択肢を読んでから問題文に目を通し、選択肢を一つひとつ潰します。
このように、解き方にはテクニックがあります。
実践でテクニックを使えるようにしておくためにも、問題に慣れておくようにしましょう。
さらに重要な科目があることを忘れない
文章理解よりも、さらに重要な科目があることを忘れないようにしましょう。
たしかに文章理解は、「基礎知識で足切りにあうかあわないか」を左右する科目であるといっても過言ではありません。
しかし、だからといって行政法や民法などの重要科目が疎かになってしまっては意味がありません。
対策は必要ですが、最優先すべき科目ではないことを念頭に置いておく必要があるでしょう。
勉強する頻度としては、「週に必ず一度は触れる」「1日に数問解く」というように、無理のない範囲で取り組んでいくことをおすすめします。
時間に余裕があるうちに解く
本試験の際、文章理解は時間に余裕があるうちに解くことをおすすめします。
文章理解は60問中58〜60問目で出題されるため、1問目から順番に解くと、切羽詰まった状態で解かなければならなくなる可能性があります。
「時間がない」「間に合わない」というような思考で長文問題を読解することは困難です。
そのため、余裕がある状態で解けるよう解答する順番を工夫したほうがよいかもしれません。
例えば法令科目は通常どおり順番に解き、一度記述式の問題文に目を通してから文章理解へ飛ぶと余裕を持って取り組めます。
そのあとはほかの基礎知識を解き、最後に記述式に戻ると、ほかの問題を解いている間に事案やテーマが浮かんだり思考を整理したりできるため、記述式も落ち着いて解答しやすくなります。
ただし、解答する順番を入れ替える時は、解答欄をずらさないよう注意しましょう。
関連コラム:行政書士試験は独学でも合格は可能!2つのポイントと正しい勉強法とは
行政書士 文章理解 おすすめ問題集3選
文章理解でできるだけ多く得点できるようにするためには、行政書士試験の過去問に加え、文章理解対策用の問題集や他資格試験の問題集を解くことをおすすめします。
他資格試験の問題に挑戦するなら、行政書士試験と問題形式の似ている公務員試験の問題集を解いてみるとよいでしょう。
ここでは、おすすめの問題集や参考書を紹介します。
行政書士 時事問題・文書理解を超速インプットする本(中央経済社)
出典:Amazon.co.jp
行政書士 時事問題・文章理解を超速インプットする本(中央経済社)は、アガルートアカデミーの人気講師・田島圭祐が手がけた時事問題・文章理解に特化した対策本です。
「法令科目で手一杯で一般知識に時間を割けない」というケースでも、合格に必要な知識を効率よくインプットできます。
情報通信の頻出分野であるIT用語やIT関連法もカバーできるため、うまく活用すれば足切りラインを超えられるでしょう。
「文章理解が苦手」「時事問題に疎い」という人におすすめしたい一冊です。
きめる!公務員試験 文章理解:充実の「過去問」&取り外せる「別冊解答解説集」(Gakken)
出典:Amazon.co.jp
きめる!公務員試験 文章理解:充実の「過去問」&取り外せる「別冊解答解説集」(Gakken)は、文章理解に特化した、合格を決めるための過去問題集です。
過去のデータから割り出した頻出ポイントのみが掲載されており、無駄のない学習が可能です。
行政書士試験ではなく公務員試験の過去問ですが、さまざまな問題に触れられるためよいトレーニングになるでしょう。
行政書士試験の過去問を一通り解いたあと、さらにもう一歩踏み込んだ勉強をしたい人や、死角をなくしたい人におすすめです。
公務員試験 本気で合格!過去問解きまくり!【3】文章理解(東京リーガルマインド)
出典:Amazon.co.jp
公務員試験 本気で合格!過去問解きまくり!【3】文章理解(東京リーガルマインド)は、その名のとおり「過去問を解きまくって」合格を目指す公務員試験の過去問題集です。
行政書士試験の問題集ではありませんが、前述のとおり公務員試験の文章理解は行政書士試験と形式が近いため、十分参考になるでしょう。
656ページとボリュームがあり、さまざまな問題にチャレンジできる点もうれしいポイントです。
できるだけ多くの問題を解きたい人や、応用力をつけたい人におすすめしたい一冊です。
関連コラム:【行政書士】独学者におすすめのテキスト・参考書12選!種類別おすすめはコレ!
なお、文章理解に苦手意識のある人には、文章理解に特化した対策ができる講座の受講もおすすめです。
アガルートの「文章理解対策講座」では、内容合致・要旨把握・空欄補充・文章整序の4つの問題形式の解き方や点の取り方がマスターできます。
正しい解き方を身につけ、ぜひ文章理解を得意科目にしましょう。
まとめ
行政書士試験における「文章理解」の対策法やおすすめの問題集について解説しました。
最後にコラムをまとめます。
- 行政書士試験における文章理解とは、基礎知識科目のひとつであり、例年長文の読解問題が3問出題される
- 基礎知識での「足切り」を回避するためには、文章理解でどの程度正解できるかが重要
- 文章理解の対策法は、とにかく多くの問題に触れることや問題文を読みすぎないこと、さらに重要な科目があることを忘れないこと
- 文章理解を勉強する際は、行政書士試験の過去問はもちろん、文章理解に特化した問題集や公務員試験の過去問を解いてみることがおすすめ
行政書士試験に合格するためには、文章理解の攻略が欠かせません。
コラムで紹介した対策法を実践し、ぜひ得意科目にしてください。
それでも苦手意識がある場合は、文章理解に特化した講座の受講を検討するとよいでしょう。
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