登録日本語教員の試験日はいつ?申し込み方法についても解説!【2024年最新】
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「登録日本語教員の試験日はいつ?」「どうやって申し込めばいいの?」と疑問に感じている方も少なくないでしょう。
2024年から新たに「登録日本語教員」の国家資格制度が導入されるため、これまで日本語教師を目指してきた方にとって、この制度変更は大きな一歩です。
しかし、具体的な試験日や手続きがわからず、不安を感じている方もいるのではないでしょうか。
このコラムでは、2024年の最新試験日程と申込手続きについて詳しく解説します。試験の準備をスムーズに進められるよう、まずは日程や申込み方法をしっかり確認していきましょう。
目次
登録日本語教員の試験日はいつ?【2024年】
2024年の登録日本語教員の試験日は、2024年11月17日(日)です。
試験日から、結果通知までのスケジュールは以下の通りになります。
項目 |
日程 |
試験実施日 |
2024年11月17日(日) |
オンライン出願期間 |
2024年8月1日(木)~9月6日(金) |
受験票発行 |
2024年10月31日(木) |
試験結果通知 |
2024年12月20日(金)(予定) |
国家資格である「登録日本語教員」になるためには、文部科学省が主催する日本語教員試験に合格することが必要です。
この試験は、日本語教育に関する知識と実践スキルを評価するために設計されており、言語学や教育学、そして異文化理解など幅広い分野の専門知識が問われます。
2024年の日本語教員試験は、2023年に実施された試行試験を経て、正式な資格試験として初めて開催されます。
昨年の試行試験は2023年12月10日に行われ、多くの受験者からデータが集まりました。このデータを基に、正式な試験運営に向けて調整が行われ、2024年11月の本試験実施に至ります。
今後の試験実施の傾向とCBT化の可能性
2023年の試行試験が2023年12月10日に実施されたこと、そして今回の2024年本試験も11月に実施されることから、登録日本語教員試験は今後も秋から年末にかけての時期に実施される可能性が高いと見られます。
このため、来年度以降も同時期に受験の準備を進めると良いでしょう。
また、文部科学省は将来的に試験をコンピュータベースで行う(CBT化)も検討しています。
CBTが導入されれば、年間に複数回の試験が実施される可能性もあり、受験者にとってはより受験の機会が増え、試験を受けやすい環境が整うことが期待されます。
登録日本語教員試験の申し込み方法は?
登録日本語教員試験の出願は完全オンラインで行い、次の手順で進めます。
出願の流れ
1. アカウント作成とログイン
2. 個人情報および出願情報の入力
3. 証明書類のアップロード
4. 受験料の支払い
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1. アカウント作成とログイン
試験専用の公式ウェブサイト(https://nihongokyouinshiken.mext.go.jp/)にアクセスし、メールアドレスを使ってアカウントを作成します。
登録後に送られてくる確認メールからリンクにアクセスし、設定したメールアドレスとパスワードでマイページにログインします。
2. 個人情報および出願情報の入力
マイページにログイン後、出願フォームに進み、氏名、生年月日、住所、連絡先などの個人情報を入力します。
また、出願ルートに基づき、該当する必要書類を用意してアップロードする準備をします。
3. 証明書類のアップロード
必要な書類(学歴証明書、指導歴証明書、修了証明書など)は、デジタルデータとして準備します。
ファイル形式はJPEG、PDF、PNGなどが使用でき、サイズは10MB以下が使用可能です。
証明写真(顔写真)は6か月以内に撮影したものを用意し、推奨されるファイル形式(JPEG)でアップロードします。
証明写真は、試験当日や試験関連書類で使用されるため、適切なものを選びましょう。
4. 受験料の支払い
必要事項の入力と書類のアップロードが完了すると、次は受験料の支払いに進みます。
支払い方法として、クレジットカード、コンビニ決済、オンライン決済(Pay-easy)などが用意されています。
支払いが完了すると出願が正式に受理され、支払い後のキャンセルや返金はできないため、あらかじめ日程や準備を確認したうえで手続きを進めてください。
受験票の発行と取得方法
受験票は試験の約2週間前、2024年10月31日(木)以降にマイページからダウンロードできるようになります。
受験票はPDF形式で提供されるため、A4サイズで印刷して試験当日に持参する必要があります。
受験票には、試験会場の詳細や集合時間、試験に関する注意事項が記載されているため、必ず事前に内容を確認しておきましょう。
試験当日には、印刷した受験票に加えて、本人確認のための身分証明書(運転免許証、マイナンバーカード、パスポートなど)も必要です。
身分証明書を忘れてしまうと受験ができなくなる可能性があるため、事前にしっかり準備しましょう。
出願時の注意点と確認事項
出願期間を厳守
出願期間は、2024年8月1日(木)10:00から9月6日(金)23:59までです。
この期間を過ぎると、いかなる理由でも出願を受け付けないため、余裕を持って手続きを完了することが重要です。
出願内容の確認
出願時に入力する情報や提出する書類に誤りがないか、細かく確認してください。特に、登録日本語教員試験は出願ルートによって提出する書類が異なるため、注意しましょう。
入力ミスや書類の不備があると、受験資格が無効となる可能性があります。
受験上の配慮を希望する方
登録日本語教員試験では、病気や障害などの理由で特別な配慮が必要な方に対して、受験上のサポートを行っています。
配慮を希望する方は、出願手続き前にまず事務局(nihongo-shikenjimukyoku@tkp.jp)へ相談し、オンラインで特別措置申請を行ってください。
申請には、医師の診断書(指定のフォーマットあり)や身体障害者手帳の写しなど必要書類の提出が求められます。
配慮が必要な場合は早めに相談し、安心して試験に臨めるよう準備を整えておきましょう。