司法試験の受験を考えているけれども、独学で勉強できるのかどうか、予備校を利用した方がいいのかどうか、予備校を利用するとしてもどのタイミングから利用したらいいのか・・・等、悩まれている方も大変多いと思います。

また、大学と予備校のダブルスクールは実際可能なのかどうか、忙しくなりすぎてついていくことができないのでは？等、不安感を持っている方も多いでしょう。

そこで、このコラムでは司法試験の受験に向けて予備校を利用すべきか？や予備校を利用する場合いつから始めるべきか等について詳しくご紹介したいと思います。

司法試験・予備試験の予備校、ダブルスクールはいつから始めるべき？

結論からいうと、司法試験・予備試験の合格を目指す場合、予備校を利用すべきです。
司法試験・予備試験の勉強は勉強量も膨大で、試験対策を独学で行うことは困難です。

ですので、司法試験の勉強を始めるのは早ければ早い程よく、予備校に通学する時期も早ければ早いほどより司法試験・予備試験合格に近づきます。　

早く始めるメリットは、大学での成績向上が見込める点や予備試験を受けられる回数が増え、在学中の合格の可能性が高まることです。

予備校の利用を早いタイミングで行うと、大学での法律授業の理解にも繋がります。

ダブルスクールをすることで、司法試験の勉強を効率よく進めることができるのは、他の受験者との差をひろげ、合格により近づくことができます。

法科大学院コースor予備試験コースでダブルスクール開始のタイミングは変わる？

法科大学院を目指す場合、予備試験ルートに比べると少し余裕を持てるため、大学2年くらいに始める人も多いです。

ですが、できるだけ早く勉強を始めるのが理想であるため、やはり大学1年生がおすすめです。

予備校を利用することで、効率の良い勉強方法を学ぶことができます。法律の勉強をするうえで大切なのは、勉強方針を間違えないことです。

法律知識は膨大ですから、勉強方針や方法を間違えてしまうと、いくら時間をかけて勉強をしたとしても、成績がなかなか伸びないということになりかねません。

そこで、早い段階から予備校を利用することによって、勉強方法や方針を１日でも早く確立させることが重要です。

したがって、できるだけ早く勉強を始めるとともに、大学1年生の入学当初から予備校を利用することをおすすめします。

ダブルスクールのメリット

ここでは、ダブルスクールのメリットについて詳しくご紹介します。

最新の試験傾向を把握できる

司法試験や予備試験も資格試験です。資格試験の勉強で重要なことは、試験傾向や試験対策について最新の情報をその都度、得ることです。

例年試験傾向が異なる科目もあるため、科目ごとに応じてどのような試験対策をすべきか、きちんと過去問を分析したうえで分析する必要があります。

ご自身で過去の司法試験の問題や出題傾向を分析することは困難ですので、予備校を利用することで最新の試験傾向をリアルタイムで知ることができます。

効率的に合格できる勉強法を知れる

また、効率的に司法試験・予備試験に合格できる勉強法を知ることが出来ます。

予備校は司法試験や予備試験の合格に向けた勉強法について特化して情報が集約されています。

予備校を利用することによって、その集約された情報を効率よく学び、吸収することができます。

司法試験・予備試験を目指す仲間ができる

予備校で勉強をすると、一緒に司法試験・予備試験を目指す仲間ができ、大変心強いです。

司法試験や予備試験の勉強は長期戦では、継続力が求められます。

1人で学習しているとわからないことや時には孤独になり、悩み、途中で勉強を挫折してしまう方も多くいます。

そのため、一緒に合格に向かって勉強している仲間の存在が非常に大切です。

精神的な支えになるだけでなく、情報交換もできるため、予備校を利用することで司法試験・予備試験に合格するために必要なことを効率よく学び、知ることができます。

ダブルスクールの費用目安！高いと感じる場合は？

ダブルスクールの費用の目安や高いと感じた方へのアドバイスについて、紹介します。

効率よく合格すれば費用の総額が安くなる

予備校の費用は、30～120万円が目安です。一見すると、費用が高いと感じるかもしれません。

ですが、勉強時間や期間が長くなるより、短い期間で合格することによってその費用も抑えることができます。

ですので、30～120万円の費用だけを見ると高いと感じるかもしれませんが、長期的な費用面でいうとむしろ、予備校を利用し、最短合格をすることで結果的には費用対効果が安く済むことになります。

全額返金制度がある予備校を選ぶ

また、予備校によっては合格することで全額返金制度があるところもあります。

合格することによるモチベーションにもなりますし、何より合格した場合、全額返金されることによって費用面でも助かります。

このように、最近では予備校によっては費用面で受験生にとって特典を付けているところもありますので、予備校選びにはこのような特典制度の有無によって選ぶのも選択方法としての１つです。

まとめ

司法試験・予備試験に向けていつ頃から予備校を利用すべきかどうか等についてご紹介しました。

大学１年次から早い段階で予備校を利用することによって、正しい勉強方法を効率よく、学習することができます。

また、最新の試験情報も入手することができるだけでなく、大学の法律学習も捗り、よい効果が生まれます。

ぜひ早い時期から予備校を利用し、司法試験・予備試験の合格を掴み取って下さい。