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電験三種の通信講座・予備校おすすめランキング7選!【2025年4月】各講座を徹底比較!

更新日:

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電気技術者系の国家資格として知られる第三種電気主任技術者試験(以下、電験三種)。

合格を目指して通信講座の利用を検討しており、自分に合ったスクールを知りたいと思っている方もいるでしょう。

当コラムでは、電験三種試験対策講座を提供しているおすすめの通信講座や予備校について、各講座の特徴などを詳しく紹介します。

最適な講座を選ぶために見るべきポイントについても、併せて解説。受講を考えている方はぜひ参考にしてください。

第三種電気主任技術者試験の合格を
目指している方へ

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目次

電験三種の通信講座・予備校のおすすめランキング6選 

ここでは、電験三種試験対策におすすめの通信講座・予備校について以下の6校を紹介します。

  • アガルート
  • ユーキャン
  • 日建学院
  • TAC
  • 資格センターe-DEN
  • ヒューマンアカデミー(たのまな)

アガルート

項目

内容

価格

・Eラーニング+DVD講座 148,500円(税込)
・Eラーニング講座 107,000円(税込)
・DVD講座 137,500円(税込)

特徴

・現場・技術系資格の通信教育大手のSATが提供
・基礎レベルからの学習で理系科目が苦手でも安心
・繰り返し学習に特化したシステム

サポート内容

・ZOOMを使用したオンラインマンツーマンフォロー(1回15分/5回まで無料)
・スマホで疑問箇所を撮影して質問(30回まで)
・学習面の悩みもメールフォームから相談できる
・不合格だった場合はサポート期間延長

教材

・図が多めのフルカラーテキスト
・1講義10〜20分前後のコンパクトな講義
・高品質な講義動画
・学習状況が一目でわかる

アガルートの「第三種電気主任技術者講座」は、現場・技術系資格の通信教育大手のSATが提供しています。

基礎レベルから合格ラインを目指せるわかりやすい講義をウリにしており、数学や電気分野が苦手な方でも安心です。

疑問点はZOOMやスマホを利用してすぐに質問することも可能。

不合格だった場合はフォロー期間が延長されるなど、サポート体制も万全です。

アガルートの特徴

アガルートの講座の特徴は「わかりやすさ」です。

数学は分数から、電気はオームの法則からと、基礎レベルから必要な知識を身につけられます。

学生時代に理数系の科目が苦手だった人でも理解しやすいと評判です。

視認性の高いフルカラーテキストは文章を極力省いて図を多く取り入れ、「見ただけで理解できる」ことに重点を置いています。

学習単元は合格に必要な部分を凝縮しているため、効率的な学習を無理なく続けられるでしょう。

疑問点はZOOMを使用したマンツーマン形式で質問でき、講師に画面を共有しながら相談できます。

ZOOM以外にもスマホで該当箇所を撮影して質問できる制度も実装中。

ZOOMは1回15分が5回、スマホ撮影は30回までと回数も申し分なく、初学者も安心して取り組める環境が整っています。

アガルートのメリット・デメリット

アガルートのデメリットは、通学で学習できない点です。

講師と同じ空間で学習を深めたいという人にはやや不向きでしょう。

しかし、アガルートでは学習サポート体制が充実しています。

ZOOMを使用して講師に画面を共有しながら相談できる制度もあり、対面と同等にフォローしてもらえる点はアガルートの強みです。

一方、アガルートのメリットは手軽に取り組める学習システムです。

講義動画は1講座あたり10〜20分とコンパクトで、画面にはテキストが表示されます。

スマホさえ手元にあれば時間や場所を選ばずに学習できるため、隙間時間の有効活用にも最適。

通勤や家事の合間、就寝前などのちょっとした時間を使って確実に合格を目指せます。

アガルートが向いている人

  • 理系科目に苦手意識がある人
  • とにかく合格を目指したい人
  • まとまった学習時間が取りにくい人
  • 文章で質問することが苦手な人

アガルートの講座は理系科目に苦手意識がある人に向いています。

数学や電気など関連科目については、義務教育レベルの基礎から学習がスタート。

初学者の状態からでも安心して始められます。

電験三種合格に必要な知識だけを重点的に学べるため、とにかく合格を目指したい人にもおすすめです。

また、講義動画は1コマ10〜20分とコンパクトで学習効率がよく、隙間時間での学習に最適。

画面にはテキストも表示されるため、まとまった学習時間が取れない人でも思い立った時にすぐ勉強に入れます。

さらに、ZOOMやスマホ撮影によって簡単に質問できる点もユニーク。

講師にわからない箇所を直接共有できるため、文章で質問することが苦手な人向きです。

「質問したいがどう聞いたらよいかわからない」と断念することなく、疑問や不安を解消しながら取り組めます。

ユーキャン

項目

内容

価格

電験三種資格取得講座 69,000円(税込)

※分割払いの場合、4,980円×14回払いで69,720円(税込)

特徴

・メインテキスト6冊+副教材の充実ラインナップ
・添削課題の一環として模擬試験が4回受けられる
・受講生専用の学習サイトで理解を深める

サポート内容

・1日3回まで質問可能
受講開始から試験月までの期間が標準学習期間(12か月)に満たない場合は翌年の試験月まで指導

教材

・過去問題を徹底分析したメインテキスト
・計算問題をカバーする副教材
・学習サイト

ユーキャンの「電験三種資格取得講座」では、充実した教材と副教材の組み合わせで受講者を合格に導きます。

カリキュラム中には、模擬試験を受けられる機会も複数回設けられています。

身につけた知識を定期的に試しながら実践的な本試験対策を取れる講座です。

ユーキャンの特徴

ユーキャンの講座の特徴は、ボリューミーな教材です。

6冊のメインテキストに加え、副教材も充実。

特に電験三種試験の合否を大きく左右する計算問題の演習には力を入れており、高校レベルから数学をしっかり復習できます。

テキストはボリュームがあるだけでなく内容も工夫されており、各章には「要するに」とまとめが記載されている点が特徴。

各章の概要を簡単に掴めるため、効率よく学習を進められます。

専門用語や難しい内容については欄外で補足もされており、サッと内容をおさらいしたい時にもしっかり知識をつけたい時にも最適です。

ユーキャンのメリット・デメリット

ユーキャンのメリットは、学習サポートが充実しており、1日に3回まで疑問点を質問できる点です。

1カリキュラムの質問制限を決めている講座が多い中、1日3回の制限を守れば、全体ではかなり充実したフォローを受けられます。

また、受講開始から試験月までの期間が12か月に満たない場合は、次の試験までしっかり指導。

自分のタイミングに合わせて受講を始められます。

ユーキャンのデメリットは、ある程度数学の素養が必要な点です。

ユーキャンの教材は、高校理系レベルの数学を理解できることを前提に設計されています。

復習しても理解が難しい場合は、教材自体の難易度も高く感じる可能性が高め。

数学を基礎レベルから復習できる講座などを選ぶ方が無難でしょう。

ユーキャンが向いている人

  • ボリュームのある教材でしっかり知識を身につけたい人
  • 数学が得意だった人
  • 計算問題を中心に演習したい人

ユーキャンの講座は、ボリューミーな教材で知識をしっかり身につけたい人におすすめです。

メインテキストは単元の内容が掴みやすいように工夫されており、大ボリュームでも効率よく学習を進められます。

また、数学が得意だった人や、計算問題を中心に学習したい人もユーキャンでの学習向きです。

ユーキャンの教材は高校理系レベルの数学力がある人を想定するとともに、電験三種試験で約6割を占める計算問題の対策に力を入れています。

副教材では、高校数学の復習や公式についての詳しい学習も可能。

ある程度数学が得意な人であればスムーズに学習に入り、どんどん知識をつけられるはずです。

日建学院

項目

内容

価格

問題解決Webコース 33,000円(税込)

特徴

・学習経験者が対象
・過去問題を徹底解説する講義
・プロ制作のハイクオリティな動画で試験の要点を掴める

サポート内容

Nikken Support System(学生向けサービス)

教材

講義動画(PDF出力可能)

日建学院の「問題解決Webコース」は、学習経験者を対象とした電験三種試験対策講座です。

過去問題の解説を中心とした実践的な内容で、問題数にして300問以上を徹底分析。

映像講義の内容はPDFファイルとして出力もでき、手元に残して何度でも反復学習に役立てられる点もポイントです。

日建学院の特徴

日建学院の講座の特徴は、学習経験者を対象としている点です。

直近6年間の過去問題を徹底的に解説することで実践的に知識をつけるとともに、電験三種試験の傾向を体感的に習得できます。

すでにある程度知識を持っている方であれば、300問以上の過去問題に取り組むことで合格に必要な単元を効果的に強化できるでしょう。

建築系学生の受講者のみが対象ではありますが、学習方法のアドバイスなどのサポートも受けられます。

知識の補強を目的とする講座である分、受講料もリーズナブルです。

日建学院のメリット・デメリット

日建学院のメリットは、受講料が安い点です。

日建学院では、直近6年間の過去問題の徹底解説を中心に知識を身につけます。

教材はPDFでダウンロードする形式のため、全体の受講料は33,000円と低価格です。

日建学院のデメリットは、現状では初学者向けの講座が開講されていない点です。

メインの「問題解決Webコース」は学習経験者を対象としており、基礎から知識をつけたい人向けではありません。

受講料が安いからと初学者の人が選んでしまうと、内容についていけない可能性が高いため注意しましょう。

日建学院が向いている人

  • 学習経験者
  • 合格に必要な知識を補強したい人
  • 過去問題を中心に学習したい人

日建学院は、電験三種試験の学習をすでに経験している人や、すでにある知識を補強したい人向きです。

日建学院のカリキュラムは学習経験者を想定して設計されており、講義用の動画は長年の試験攻略ノウハウが凝縮された高品質なものと評価されています。

ある程度知識を持った人であれば効果的に知識を深められるでしょう。

カリキュラムでは過去問題の解説を中心とした講義が行われるため、実際に出題された問題を使って学習したい人にもおすすめです。

知識を深めるとともに、科目ごとに多くの過去問題に取り組むことで電験三種試験の出題傾向なども分析できるでしょう。

TAC

項目

内容

価格

・4科目完全合格コース〈電気数学付き〉
 Web通信講座:250,000円(教科書・問題集つき)
 DVD通信講座:290,000円(教科書・問題集つき)
 教室講座:250,000円(教科書・問題集つき)
 ビデオブース講座:250,000円(教科書・問題集つき)
※入会金として別途10,000円が必要
※教科書・問題集なしの受講の場合、各10,000円引き

特徴

・受講形態を4パターンから選べる
・初学者向けと学習経験者向けのカリキュラムから最適なものを選べる
・基礎内容に重点を置いたカリキュラム構成で、合格に必要な知識を短期間で養う

サポート内容

・講師に直接質問(オンラインでも可)
・個別相談・質問
・別解も添削対象
・自習室

教材

・フルカラーテキスト
・問題集と一体になったテキスト
・実力テスト
・用語暗記集
・i-support

TACでは、基礎内容の習得に重点を置いたカリキュラムでしっかり知識を身につけられます。

受講形態も4パターンから選択できるなど、利便性も抜群。

わからないことは講師に直接質問できる・自習室が使えるなど、通学ならではのメリットも多くあります。

TACの特徴

TACの特徴は、受講形態を柔軟に選べることです。

 

オンライン・DVDによる通信学習だけでなく、校舎やビデオブースでの通学受講も可能。

自分にもっとも合った学習形式を選ぶことで、無理なく勉強を続けられます。

もちろん、質問や個別相談などの学習サポートは、通信・通学の別なく利用できます。

授業に利用していない教室は自習室として開放されている点もポイント。

自宅ではなかなか集中できない場合も、静かな環境で予復習に取り組めるでしょう。

TACのポータルサイト「i-support」内では、テキストに記載されているものとは別の解法についても試験基準で添削してもらえます。

本試験で通用する真の対応力を鍛えられる点で優れたスクールです。

TACのメリット・デメリット

TACのメリットは、基礎の習得に重点を置いたカリキュラムを受講できる点です。

全74回のボリューミーな講義は、「電気」を深く理解することからスタート。

各用語や公式の成り立ち、事象などを詳細に掘り下げるため、無理な暗記とは無縁の実力が身につきます。

カリキュラムは1回3時間ほどで比較的ゆっくりと進行するため、合間に復習時間を入れて知識を定着させつつ合格を目指せます。

TACのデメリットは、カリキュラムが充実している分受講料が高額な点です。

「4科目完全合格コース」のもっとも安価な受講パターンでも、教科書・問題集がついて250,000円。

さらに、入会金として別途10,000円も必要となります。

10万円ほどで合格を目指せるスクールも多い中で、20万円超の価格設定はかなり高額といえるでしょう。

TACが向いている人

  • オンライン以外の受講形態を選びたい人
  • 基礎から徹底的に知識をつけたい人
  • 学習予算に余裕がある人

オンライン以外にも受講形態の選択肢がほしい人は、TACでの学習が向いています。

TACの電験三種講座は通信形式の「Web」「DVD」に加えて、教室やビデオブースへの通学も可能。

特に、教室に通学する場合は講師と同じ空間で学習できるため、疑問点をその場ですぐに質問できる利点があります。

通信講座でよくある質問の回数制限なども当然ありません。

また、「4科目完全合格コース」は時間をかけて知識を深掘りする構成のため、一から網羅的に知識をつけたい人におすすめです。

特に、暗記のような学習方法が苦手な人にとっては最適でしょう。

ただし、TACの講座は全体的に受講料が高く設定されています。

ある程度学習予算に余裕があり、時間をかけて学習に取り組みたいと考えている人におすすめのスクールといえるでしょう。

資格センターe-DEN

項目

内容

価格

・電験三種 完全攻略コース 
 DVD版:132,000円(税込)
 オンライン6か月:58,100円(税込)
 オンライン12か月:99,000円(税込)
 サブスク版:月々9,900円(税込)

特徴

・40年以上の指導歴を持つベテランが主任講師を務める
・基礎から効率よく学べるカリキュラム
・自分のペースに合わせた受講形式を選べる

サポート内容

記述式にこだわった質問サポート

教材

・4科目を1冊に集約したメインテキスト(オンライン版には未付属)
・DVD(DVD版のみ)

資格センターe-DENでは、電験三種試験において40年超の指導実績をもつ不動弘幸先生が主任講師を務めています。

メインとなる「電験三種 完全攻略コース」では、オンライン版やDVD版のほかにサブスク形式も用意。

自分の学習ペースに合わせて最適なコースを選びましょう。

資格センターe-DENの特徴

資格センターe-DENの特徴は、40年超の指導実績をもつベテラン講師・不動弘幸先生の講義が受けられることです。

長年培った指導力に豊富な実務経験が加わった独自のノウハウは、61.6%の高い合格率を誇ります。

合格実績のある講座で学びたい人や、ベテランの講師に学びたい人には特におすすめのスクールといえるでしょう。

学習ペースに合わせて3パターンの受講形態を選べる点も特徴で、DVD講座とオンライン講座のほかにサブスク講座も用意されています。

5か月までであればサブスク版がもっとも安い計算です。

短期集中で試験に挑戦したい・苦手なところだけ少し補強したいといった場合は積極的に活用しましょう。

資格センターe-DENのメリット・デメリット

資格センターe-DENのメリットは、学習形態を選べる点です。

DVD版は学習サポート期限にかかわらず永年視聴が可能・オンライン版はスマホ1台で手軽に学習できるなど、それぞれに利点があります。

ただし、オンライン・サブスク版はテキストが付属しません。

必要に応じて別途購入する必要があるため注意しましょう。

資格センターe-DENのデメリットは、受講生が自分の学習ペースなどを正確に管理する必要がある点です。

オンライン版・サブスク版講座は受講期間を自分で選べます。

しかし、必要な学習時間を本人が把握していないと「お金をかけたのに学習時間が足りない」といったことにもなりかねません。

特に、サブスク版は利用期間に合わせて無制限で課金されてしまうため要注意。

思ったように学習時間が取れず、想定より受講料が高額になってしまう可能性もあります。

資格センターe-DENが向いている人

  • 自分の学習ペースなどを把握している人
  • 「形に残る」質問をしたい人

資格センターe-DENは、自分の学習ペースや必要とする学習内容を把握している人向きです。

資格センターe-DENではオンライン版・サブスク版など自分で学習期間を選べる受講形態を用意しています。

本試験までの期間から学習すべき内容や必要時間を把握している人であれば、過不足ない最適な学習プランを選べるでしょう。

さらに、資格センターe-DENでは「形に残る」質問サポートを提供しているため、質問をきっかけに学習を深めたい人にもおすすめ。

受講生側から「どこがわからないのか」を明確にして質問することで、講師から状況に合わせたこだわりの回答が届くシステムです。

積極的に活用することで「自分だけのQ&A」ができ、困った時はいつでも見返せます。

ヒューマンアカデミー(たのまな)

項目

内容

価格

電験三種受験講座 35,200円(税込)

特徴

・科目ごとの重要点や出題傾向を網羅した学習テキスト
・過去問題を繰り返し演習することで電験三種試験の傾向を掴む
・学習ソフトを用いた知識の総仕上げ

サポート内容

・12か月分の学習サポート(標準学習期間6か月)
・質問制度あり(回数制限あり)

教材

・テキスト
・課題集
・学習ソフト

ヒューマンアカデミー(たのまな)では、7冊のメインテキストを使用したリーズナブルな電験三種試験講座を開講しています。

受講料は控えめながら、カリキュラムは6回の添削課題を含む充実したもの。

標準学習期間6か月に対してサポートは12か月間有効となっており、焦らず着実に学習できる点もポイントです。

ヒューマンアカデミー(たのまな)の特徴

ヒューマンアカデミーの講座の特徴は、リーズナブルな受講料で充実したカリキュラムを受講できることです。

35,200円の低価格設定ながら、7冊のメインテキストと学習ソフトを用いた学習は合格に必要なポイントをしっかり押さえられるもの。

特に、学習ソフトには過去問題演習や単語帳のほかにゲームモードなどの機能が搭載されており、知識の総仕上げに役立ちます。

低価格な分、質問や相談といった学習フォローはやや手薄な印象です。

しかし、サポート自体は12か月間有効となっている点は嬉しいポイント。

自分のペースでゆっくりとカリキュラムを進めたい人にもおすすめです。

ヒューマンアカデミー(たのまな)のメリット・デメリット

ヒューマンアカデミーのメリットは、受講料が抑えられる点です。

教材も含めて35,200円という価格設定は他校と比較してもかなりお安め。

電験三種試験対策講座は10万円を超えることも少なくないため、学習費用を抑えられることは大きなメリットといえるでしょう。

ヒューマンアカデミーのデメリットは、受講料が控えめである分学習サポートがあまり充実していない点です。

ヒューマンアカデミーにも質問制度はありますが、回数は制限されています。

疑問点・不明点を積極的に質問して理解を深めたい場合は、別のスクールを検討した方がよいでしょう。

ヒューマンアカデミー(たのまな)が向いている人

  • 受講料をできるだけ抑えたい人
  • 疑問点などは自力で調べたい人
  • 自分のペースで学習を進めたい人

受講料をできるだけ抑えたい人は、ヒューマンアカデミーでの学習向きです。

ヒューマンアカデミーの「電験三種受験講座」は、教材込みで35,200円。

リーズナブルな分、学習フォロー制度はやや不足感がありますが、充実した教材を受け取って自力で学習を進めたい人には最適でしょう。

また、標準学習期間6か月に対して受講生として在籍できる期間は12か月と余裕があり、自分のペースで学習を進めたい人にもおすすめです。

課題の添削などを存分に利用すれば、少しずつでも着実に知識を身につけられるでしょう。

電験三種のおすすめ通信講座・予備校6社を徹底比較

会社名

料金(税込)

フォロー制度

テキストの特徴

質問回数

スキマ時間での学習

アガルート

148,500円

・オンラインマンツーマンフォロー
・スマホで疑問点を撮影して質問
・不合格だった場合はサポート期間延長

・フルカラー
・図が多めでわかりやすい

・ZOOM:5回
・スマホ質問:30回

・スマホで講義動画視聴

ユーキャン

69,000円

・1日3回まで質問可能
・受講開始から試験月までの期間が標準学習期間(12か月)に満たない場合は翌年の試験月まで指導

・過去問題を分析して作られたメインテキスト
・計算問題に重点を置いた副教材

・1日3回

・専用の学習サイトで解説動画やWEBテスト

日建学院

33,000円

・Nikken Support System(学生向けサービス)

・講義動画をPDFファイルとしてダウンロード

・記載なし

・WEB講座としてスマホで受講可能

TAC

250,000円

+入会金10,000円

・講師に直接質問(オンラインでも可)
・個別相談・質問
・別解も添削対象
・自習室

・フルカラー
・問題集と一体になっている

・メールで質問する場合は、コースによって回数制限あり

・Web通信講座の場合、スマホやタブレットから学習可能

資格センターe-DEN

132,000円

・記述式にこだわった質問サポート

・4科目を1冊に集約したメインテキスト(オンライン版には未付属)

・DVD版講座:申し込み日から2年間+次回の試験まで
・オンライン版:受講期限内

・オンライン版はスマホから受講可能

ヒューマンアカデミー(たのまな)

35,200円

・12か月分の学習サポート(標準学習期間6か月)
・質問制度あり(回数制限あり)

・重要度や出題頻度がひと目でわかる

・記載なし(回数制限あり)

・スマホ受講には未対応

電験三種の通信講座を選ぶ5つのポイント

ここでは、電験三種試験対策の通信講座を選ぶ際のポイントについて、以下の5項目とおすすめの講座を解説します。

  • サポート制度・フォロー制度の充実度で選ぶ
  • 学習したい科目に絞って選ぶ
  • 講座の価格で選ぶ
  • テキストの理解しやすさで選ぶ
  • スキマ時間で学習できるかで選ぶ

サポート制度・フォロー制度の充実度で選ぶ

サポート制度・フォロー制度の充実度は講座を選ぶ際の重要なポイントです。

学習サポートが整っているスクールであれば、学習上の疑問点や受講の悩みなどもすぐに相談できます。

困った時に頼れる相手がいる安心感があれば、学習にも集中できるはずです。

スクールによっては受講期間中に無制限で質問できたり、ZOOMで画面を共有しながら相談できたりする場合も。

ZOOMや画像、メールなど複数の質問制度を備えているスクールであれば、自分の状況をスムーズに講師に伝えることができるでしょう。

特に初学者が在宅学習を行う場合、疑問点・不安点をすぐに解消できる制度があることは重要です。

学習サポートが充実しているスクールは受講料もやや高くなる傾向はありますが、費用を惜しまず講座を選ぶ方が最終的な満足度は高くなるでしょう。

サポート制度が充実しているおすすめの通信講座ランキング

順位

通信講座・予備校

サポート制度

1

アガルート

・ZOOMを使用したオンラインマンツーマンフォロー(1回15分/5回まで無料)
・スマホで疑問箇所を撮影して質問(30回まで)
・学習面の悩みもメールフォームから相談できる
・不合格だった場合はサポート期間延長

2

TAC

・講師に直接質問(オンラインでも可)
・個別相談・質問
・別解も添削対象

3

資格センターe-DEN

・記述式にこだわった質問サポート

学習したい科目に絞って選ぶ

電験三種の4科目いずれかに絞って学習したい人は、科目別に単科講座を受講できるスクールを選びましょう。

電験三種試験では科目合格制度が導入されており、最初に受験した試験から数えて5回の受験以内に4科目すべての合格を目指します。

単科講座を提供しているスクールであれば、不合格だった科目のみ重点的に知識を補強できるでしょう。

アガルートのように4科目にそれぞれ単科講座が開講されているスクールもあれば、サブスク形式で必要な学習時間だけ課金できるスクールもあります。

そもそも初学者向けのカリキュラムしかないスクールもあるため、公式サイトをよく確認して自分に合った講座を選びましょう。

講座の種類が多いおすすめの通信講座ランキング

順位

通信講座・予備校

講座の種類

1

アガルート

・4科目個別の単科講座
・それぞれEラーニング/DVD/Eラーニング+DVDの3パターンから受講形態を選べる

2

TAC

・4科目別の単科講座
・科目別にじっくり学べる「完全コース」と短期間で学べる「速習コース」がある

3

資格センターe-DEN

・4科目別の単科講座
・オンライン・DVD講座のほかに、1科目ずつ学習できるサブスク講座も

講座の価格で選ぶ

受講料はスクールによってかなり差があるため、予算と合う価格の講座を選びましょう。

中には、6か月の学習カリキュラムを10万円以下で受講できるスクールもあります。

ただし、リーズナブルな講座にはそれなりに理由があるものです。

安い分、質問制度などのサポートサービスが手薄・カリキュラムが通常より短いといった可能性もあります。

受講料の安さだけに気を取られ、必要な学習内容やサービスが受けられないようでは本末転倒。

最適なバランスの講座を吟味しましょう。

中には、日建学院の「問題解決Webコース」のように、学習経験者を想定したカリキュラム構成のために受講料が安い場合もあります。

初学者の方は特に注意して講座を選びましょう。

料金が安い通信講座ランキング

順位

通信講座・予備校

講座の料金(税込)

1

日建学院

33,000円
※学習経験者向け講座

2

ヒューマンアカデミー

35,200円

3

ユーキャン

69,000円

テキストの理解しやすさで選ぶ

テキストの理解しやすさは、講座を選ぶうえで重要です。

フルカラーのテキストや図・イラストなどを取り入れているテキストは、難解な単元を学習する際も理解を助けてくれます。

中には、アガルートのテキストのように「説明は講義で行うため、テキストは図を多めに入れる」といった工夫をしているスクールも。

図が多いテキストは視覚的にもわかりやすいため、初学者の方には特におすすめです。

また、オンライン受講の場合はテキストが教材に含まれないスクールもあります。

資料をダウンロードできたり別途購入の必要があったりと、対処は講座によってさまざまです。

テキストが理解しやすい通信講座ランキング

順位

通信講座・予備校

テキストの特徴

1

アガルート

・フルカラー
・解説は講義で行うため、図が多め。視覚的に理解しやすい内容。

2

TAC

・フルカラー
・テキストと問題集が一体になっており、持ち運びやすい。取り外して並べて学習も可能。

3

ユーキャン

・イラストや図を多用・
各章の冒頭に章の概要を記載

スキマ時間で学習できるかで選ぶ

まとまった学習時間が取りにくい場合は、スキマ時間を活用して学習できるかどうかで選ぶといいでしょう。

オンラインで学習できる教材などを提供しているスクールであれば、ちょっとした時間にも勉強がはかどります。

例えば、アガルートはスキマ時間に学習を進めることを前提としてカリキュラムが設計されています。

スマホやタブレットから視聴できる講義動画は1コマ10〜20分ほどとコンパクト。

通勤や通学、家事の合間に手軽に知識を深められます。

逆に、通学を前提とした講座やテキスト学習をメインとした講座は、スキマ時間の活用にはやや不向き。

定期的に学習時間を確保できる場合におすすめです。

スキマ時間の学習におすすめの通信講座・予備校

通信講座・予備校

特徴

アガルート

・1講座10〜20分ほどのコンパクトな講義動画
・各端末から視聴可能

ユーキャン

・専用の学習サイトで解説動画の視聴やWEBテストができる

日建学院

・各端末からWEB講義を受講可能

TAC

・WEB通信講座の場合、スマホから受講可能

資格センターe-DEN

・オンライン講座はスマホから受講可能

電験三種の試験内容と合格率

電験三種試験は1年に上期・下期の2度受験のチャンスがあり、上期は例年7月下旬〜8月中旬頃、下期は翌年の2月上旬〜3月下旬頃に実施されます。

4科目の合格点はそれぞれ100点満点中60点以上とされており、科目別に合否判定が行われる点が特徴。

科目ごとの合格実績は次回から連続して5回目の受験まで引き継がれます。

6回の受験機会で4科目に合格できれば、電験三種に合格となります。

試験日

・CBT方式:7月中旬〜8月上旬頃/翌2月上旬〜3月上旬頃
・筆記方式:8月下旬頃/翌3月下旬頃

試験時間

・理論・電気・機械:各90分
・法規:65分

試験範囲

・理論:電気理論、電子理論、電気計測及び電気計測に関わるもの
・電気:発電所、蓄電所及び変電所の設計及び運転、送電線路及び配電線路(屋内配線を含む。)の設計及び運用並びに電気材料に関するもの
・機械:電気機器、パワーエレクトロニクス、電動機応用、照明、電熱、電気化学、電気加工、自動制御、メカトロニクス並びに電力システムに関する情報伝送及び処理に関するもの
・法規:電気法規(保安に関するものに限る。)及び電気施設管理に関するもの

合格点

1科目につき原則60点以上

合格発表

・CBT方式:受験日から2週間後の正午
・筆記方式:9月上旬頃〜/翌4月上旬頃〜

電験三種の合格率は?

電験三種試験の合格率は例年10〜20%ほどを推移しています。

令和4年実施の試験からは年に2回の受験が可能となり、チャンスが増えたことで合格率は多少上がったと考えられます。

また、令和5年からはCBT方式の導入によって、受験者が試験日時・会場を選択できるようになりました。

利便性の向上も合格者の増加に一役買っているといえるでしょう。

実施年度

受験者

合格者

合格率

令和6年上期

25,416

4,064

16%

令和5年上期

28,168

4,683

17%

令和5年下期

24,567

5,211

21%

令和4年上期

33,786

2,793

8%

令和4年下期

28,785

4,514

16%

令和3年

37,765

4,357

12%

令和2年

39,010

3,836

10%

参考:試験実施状況の推移(第三種電気主任技術者試験)

電験三種は独学でも合格できる?通信講座は利用すべき?

電験三種試験は合格率10〜20%ほどの難しい試験であるため、通信講座を利用した方がよいでしょう。

通信講座を利用すれば、カバーすべき知識をより効率的に学習できます。

ここでは、以下の内容で通信講座を利用した方がよい理由を解説します。

  • 内容をわかりやすく解説してくれる
  • モチベーションが維持できる
  • 理解できない箇所の相談ができる

内容をわかりやすく解説してくれる

通信講座を利用すると、講師が学習内容をわかりやすく解説してくれます。

通信講座に在籍する講師は、電験三種試験に精通した専門家です。

長年受験生の指導にあたっていたり、電気主任技術者として実務経験を有していたりする先生も少なくありません。

どの単元が本試験で狙われやすいか、どのようなパターンで出題されるかなど、講師の指導を受ければ効率的に学習できます。

さらに、受講生の理解を助けるために、教材に力を入れている通信講座も多いです。

頻出単語を色づけ・イラストの多用など、講座によってさまざまな工夫がされています。

「合格させるためのテキスト」で学習できることは、通信講座を利用する大きなメリットといえるでしょう。

モチベーションが維持できる

通信講座での学習は、モチベーション維持にも役立ちます。

独学でやる気を保ったり、計画通りに学習を進めたりすることは容易ではありません。

独学では、疑問点や不安があっても頼れる相手は自分だけ。

「誰も見ていないから」「わからないから」とつい勉強を後回しにした結果、結局受験せずに挫折してしまう可能性もあるでしょう。

一方、通信講座での学習には、講師とコミュニケーションが取れる・質問制度が充実しているといった特徴があります。

困った時にすぐ相談できる相手の存在は学習への集中を促し、結果的にモチベーションを高めることができるでしょう。

理解できない箇所の相談ができる

通信講座では、理解できない箇所についてすぐに相談が可能です。

独学では、学習中に理解できない点があった場合は自分で解法を探さなくてはなりません。

電験三種試験では計算問題が多く出題されるため、「どこがわからないか」を正確に特定しないと正しい答えはいつまでも得られないままです。

特に数学が苦手な方にとっては厳しい道のりになるでしょう。

通信講座では質問制度が整えられているスクールが多く、わからない点について講師の解説を聞くこともできます。

中には、アガルートのようにZOOMで画面を共有しながら質問できるスクールや、TACのように回数無制限で質問可能なスクールもあります。

「疑問点がすぐに解消できない」ことはせっかくのモチベーションを削ぎ、受験を挫折することにも繋がります。

学習をやり遂げて合格を勝ち取るためにも、通信講座の利用は効果的といえるでしょう。

まとめ

当コラムでは、電験三種試験対策におすすめの通信講座について、以下の内容で解説しました。

  • 電験三種講座を受講できるおすすめの通信講座は、「アガルート」「ユーキャン」「日建学院」「TAC」「資格センターe-DEN」「ヒューマンアカデミー」の6校。
  • 電験三種対策の講座を選ぶ際のポイントは、「サポート・フォロー制度の充実度」「単科受講できるか」「受講料」「テキストの理解しやすさ」「スキマ時間が活用できるか」の5点。
  • 電験三種は年に2回受験でき、合格率は10〜20%。
  • 難易度の高い試験であるため、学習には通信講座を利用した方がよい。

電験三種試験は高難易度の国家資格です。

通信講座を利用すれば、広い試験範囲を効率よく学習して合格を目指せます。

特に、アガルートの講座はスキマ時間を有効活用できる工夫が多数盛り込まれており、忙しい社会人でも確実に知識をつけられる点でおすすめです。

電験三種の受験を検討している方は、一度受講を検討してみてはいかがでしょうか。

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