宅地建物取引士（以下、宅建士）試験の受験を考えている方には、数多くの予備校の中からの選択に悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

数ある予備校の中でも、長年にわたって多くの合格者を輩出しているTACの宅建講座が気になっている方も多いでしょう。

本コラムではTACの宅建講座の口コミ・評判とテキスト、模試、合格率について紹介します。

TACの宅建講座はカリスマ講師の講義で学習したい人や通学講座で学習したい人に向いています。

一方で、TACの宅建講座をおすすめできない人は以下のような人です。

• 費用を抑えて合格を目指したい人
• スキマ時間をメインに学習したい人

上記のような人は、以下の資格予備校の受講を検討してみてください。

予備校	特徴
アガルート	・54,780円～129,800円でコスパが良い ・短時間で区切られている講義動画
スタディング	・14,960円～29,800円と圧倒的に安い料金

TACの宅建講座の口コミ・評判！落ちたってホント？

結論から述べると、TACの宅建講座の良い口コミが多く見つかりました。

良い口コミの内容は、講師の説明がわかりやすい、講義の乗り入れやWebフォローができることなどです。

一方で、講義・テキストの説明がわかりにくいといった気になる点もありました。

また、TACの宅建講座を受講して落ちたという口コミは見つかりませんでした。

落ちたという口コミは、本試験ではなく模試の点数が低く落ちたと書かれているものが多くありました。

そのため、TACの宅建講座を受講して本試験で落ちたという内容の口コミはありません。

以下で良い口コミ・評判、悪い口コミ・評判のそれぞれについて詳しく紹介します。

良い口コミ・評判

• 難しい内容もわかりやすく解説してくれた
• フォロー制度が復習の役に立った
• テキストの内容がメリハリがあってよかった

貴志先生は、講義前後教室にいてくださるので、質問がしやすかったです。 また、どんな質問にも的確に解説してくださったため、モヤモヤはなく、毎回スッキリできたこともよかったです。 ミニテストには毎回コメントを3.4行書いてくださり、丁寧に指導いただいているという実感がありました。

※引用：TAC｜宅地建物取引士試験 合格体験記

私はwebで授業を受講しておりました為、笠松先生の授業を基本的には受けておりました。ゆっくりお話しせてくださる為、とても聞き取りやすく、難しい言葉等も簡単な言葉に変換して民法等の解説をしてくださった為、とても良かったです。

※引用：TAC｜宅地建物取引士試験 合格体験記

・Webフォローはとても良く、有効活用した。通学講義でわからなかったところだけを視聴できるため、効率よく不明点をクリアにできた。また、倍速再生ができるため、短い時間で視聴することができる点もとても良かった。
・ホームルームが個人的にはとても良かった。効率よく勉強するために必要なことを漏れなく教えてくれるし、些細な不明点や不安も相談できるので、毎回参加していた。

※引用：TAC｜宅地建物取引士試験 合格体験記

Webフォローを何度も利用しました。宅建業法や法令上の制限は特に覚えにくい部分が多かったので、授業後に家で何度も受講しました。自分のペースで見られるのが良かったです。また、オンラインホームルームでの勉強方法のアドバイスが為になりました。質疑応答も、他の受講生の疑問や悩みが聞けたので、皆同じように考えていることが分かって勇気づけられました。

※引用：TAC｜宅地建物取引士試験 合格体験記

内容にメリハリがあるように感じた。その中でも講師の方々が取捨選択をしてくれるので、本当に要点を押さえるように努めることができた。また、表なども用いているので、暗記の箇所も抑えることができた。

※引用：TAC｜宅地建物取引士試験 合格体験記

以上のように多くの良い口コミ・評判がありました。

講師の説明が非常にわかりやすく、特に難解な法律用語や内容を簡単に解説してくれる点が好評です。

難しい内容でも理解しやすかったという声が多く、講義後にすっきりと学びを得られると感じた受講者もいました。

また、講師が受講生の質問に丁寧に対応してくれたため、不明点をその場で解消できたという意見も見受けられます。

フォロー制度についても満足度が高く、Webフォローを活用し、授業でわからなかった部分を効率よく復習できたといった声がありました。

オンラインホームルームやアドバイスを受けられる場が、効率的な学習につながったようです。

さらに、テキストはメリハリがあり、要点が整理されていて覚えやすかったという声もありました。

特に講師が重要なポイントを選別して指導してくれるため、効率的に学習を進められたと感じる受講者が多いようです。

表や図を用いた説明が記憶の定着に役立ったとの意見もあり、テキストの使いやすさが支持されています。

悪い口コミ・評判

• 受講料が高い
• テキストの量が多い

宅建は流石に独学は無理かなぁと思ってTACの講座を調べてたら、料金がお高くてびっくりした😭😭😭

— ちきちき@宅建勉強開始 (@FP344253327) January 29, 2022

TACだと多分高いんだけど去年会ってた人がTAC通って短期で宅建取ってたから…TACいいのでは…？本人の能力とやる気次第か？
正直そこまでのやる気は…でも何かやらなきゃ〜。

— ho (@HO11037557) March 24, 2023

宅建登録実務講習のテキストを読み始めたよ。

確かに習ったことばかりなんだけど、
かなり資料が多くて
どこに何があるかを把握するために
スクーリング前に
一度は読んでおかないとかなりヤバい😰

誰だよ〜。
「誰でも受かる。」
って言ったの？😩

TACだからなのかなぁ？#宅建#登録実務講習

— 中堅🧀 (@Finfin_tan) January 18, 2023

以上のように数は少ないですが、LECの宅建講座の悪い評判・口コミもありました。

受講料が高額だったという声がありました。

宅建は独学では難しいと感じて講座を調べたが、料金が高く驚いたという声があり、他の学習手段と比べて負担が大きいと感じる人が多いようです。

短期合格者がいる一方で、高い費用を払う価値があるか迷ってしまうという意見もあります。

次に、テキストの量が多いという意見もありました。

スクーリング前に全体を読んでおかないと厳しいといった声が見られ、膨大な情報量に圧倒される受講生もいるようです。

習った内容がテキストに網羅されているため安心感があるという一面もありますが、情報を効率よく整理して学習する必要があると感じる人もいるようです。

TACの宅建講座テキストの内容は？

TACの宅建講座のテキストはインプットとアウトプットでテキストが分かれており、白黒のシンプルなテキストであるという特徴があります。

TACの宅建講座で使われるテキストは以下の通りです。

インプット教材 ・基本テキスト(4冊) ・入門講義レジュメ(3冊) ・直前対策講義レジュメ ・法改正点レジュメ

アウトプット教材 ・トレーニング(4冊) ・ミニテスト ・基礎答練問題・解答冊子 ・応用答練問題・解答冊子 ・直前答練問題・解答冊子 ・過去問答練問題・解答冊子 ・全国公開模試

TACの宅建講座のテキストは、体系的な学習を支える充実した内容と、効率的に学べる構成が特徴です。

インプットとアウトプットをバランスよく組み合わせた教材で、基礎知識の習得から実践力の養成までをカバーしています。

インプット教材には、全4冊の基本テキストがあり、試験範囲を網羅しつつ、重要なポイントを簡潔にまとめています。

初学者向けには、基礎知識を整理した入門講義レジュメが用意されており、学習の導入として役立つでしょう。

また、直前対策講義レジュメは試験直前に重要事項を総復習できる内容となっており、法改正点レジュメは最新の法改正情報を反映した実践的な内容です。

アウトプット教材には、4冊のトレーニングや、段階的に学習を進めるための基礎答練、応用答練、直前答練、過去問答練が含まれています。

さらに、ミニテストや全国公開模試など、本試験を想定した演習問題が多く用意されており、実践的な力を鍛えられます。

TACの宅建講座の模試について！ 難しい？

結論から述べると、TACの宅建講座の模試は難しいという口コミが多くありました。

• 本試験よりも難しい
• 問題の記載ミスが多い

以下で詳しく紹介します。

TAC 宅建直前予想模試
第4回　35点

…難しくて吐いた😎

— オールトの猫 (@Oort_cats) October 2, 2024

令和5年度宅建士試験
点数：不明
時間：1時間23分

難しくもなく簡単でもないという印象。TAC公開模試等よりかは簡単な気がした。時間がかなり余ったので全部見直しできた。全て出しきれたので後悔はない。#宅建 #宅建士 pic.twitter.com/hnJawtAlRi

— ぜにた@不動産投資家 (@zenitasou) October 15, 2023

やっぱりTAC宅建士直前予想模試の問題は過去問より難しいよね？
ググってもそういう感想が多い

本番が難化することを想定して難しめにつくっている？
わざと難しくして焦らせて資格予備校に行きたくさせる狙いもあるような

— もとや (@motoya2011xxx) September 18, 2023

TACの宅建模試、3回目以降激ムズだと思う。難しいというより的を射ていない感覚？しかも記載ミスかなりあって、信用出来なくなったわ

— cons (@akamoisiyo) October 20, 2024

 

TACの宅建講座の模試については、本試験よりも難しいという声が多くありました。

受講者からは「直前予想模試が過去問よりも難しく、回答に苦労した」「本試験と比較すると、時間もかかり、得点が伸びなかった」という感想があり、本番に向けた準備として心理的な負担が大きいと感じる人も少なくありません。

さらに、模試の問題に記載ミスが多いという指摘もありました。

「模試の中で誤植や誤りが多い」という意見や、「難易度が高いだけでなく、ミスの多さが混乱を招く」との声があり、受講生の中には模試の質に疑問を抱く人もいました。

ただ、難しい問題を解くことによって自分の弱点を把握できる、本試験の難問に対応できるなど良い点も多くあるので、ぜひ受験してみてください。

TACの宅建講座の合格率はどう？

TAC公式サイトによると、TACの宅建講座受講者の令和5年度宅建士試験合格率は74.3％でした。

これは、令和5年度宅地建物取引士資格試験結果の概要が公表している、2023年度の宅建試験の合格率17.2％と比較して、約4.3倍と高い合格率です。

また、2013年〜2023年の11年間の累計合格者数は11,882名と圧倒的な合格実績を誇ります。

一番最近の2023年も940名と多くの合格者を輩出しており、安定した合格実績であるとわかります。

TACの宅建講座の講座概要について

TACの宅建講座には、初学者向けと学習経験者向けの講座を合わせて3つの講座があります。

それぞれの料金などを以下にまとめました。

コース名	金額(税込)
総合本科生S	通学・通信：165,000円
総合本科生SPlus	通学・通信：198,000円
実力完成本科生	通学・通信：132,000円

総合本科生S

総合本科生Sは、法律の学習が初めての方や、宅建士試験を初めて受験する方を対象とした講座です。

入門講義から始まり、基本講義、要点整理講義、直前対策講義など、初学者が無理なく学習を進められるカリキュラムが組まれています。

また、ミニテストや各種答練、全国公開模試を通じて、知識の定着と実践力の向上を図ります。

総合本科生SPlus

総合本科生SPlusは、初学者でありながら、過去問対策を重視したい方に適した講座です。

基本講義と並行して過去問答練を実施し、早期から本試験レベルの問題に触れることで、実践力を養えます。

さらに、要点整理講義や直前対策講義、各種答練、全国公開模試を通じて、総合的な力を身につけられます。

実力完成本科生

実力完成本科生は、宅建士試験の学習経験があり、さらなる得点力向上を目指す方を対象とした講座です。

実力完成講義では、過去問演習を通じて知識の穴を発見し、ポイント講義で重要な基本知識を体系的に整理します。

また、基礎答練、応用答練、直前答練、全国公開模試を通じて、弱点克服と得点力を強化できます。

参考：TACの宅建講座詳細

TACの宅建講座の3つの特徴は？

TACの宅建講座には以下の3つの特徴があります。

• 宅建士試験に精通したプロの講師陣
• 短期合格を実現するカリキュラム
• 充実したフォローシステム

以下で詳しく説明します。

宅建士試験に精通したプロの講師陣

TACの宅建講座は、宅建士試験に精通したプロの講師陣が在籍していることが特徴です。

講師陣は、豊富な指導経験を基に試験の傾向を的確に分析し、わかりやすい解説で効率的に学べる講義を提供します。

また、初学者にも理解しやすい指導スタイルで、基礎から応用までをしっかりカバーします。

短期合格を実現するカリキュラム

短期合格を実現するため、効率的に学べるカリキュラムが特徴です。

入門から直前対策まで体系的に学習を進められる講座構成に加え、重要論点を重点的に押さえた講義と実践的な演習で、最短合格を目指します。

限られた時間でも無理なく進められる工夫が施されています。

充実したフォローシステム

TACの宅建講座は、受講生を徹底的にサポートする充実したフォローシステムも特徴です。

Web講義の見逃し配信、質問対応サービス、学習進捗に合わせた教材提供など、受講生一人ひとりの学習状況に応じた支援があります。

学習の不安を解消し、自信を持って試験に臨める環境を整えています。

TACの宅建講座のメリット・デメリットは？

TACの宅建講座のメリットはカリスマ講師の講義を受けられることなどで、デメリットは他の予備校の講座と比較して高額であることなどです。

以下で詳しく紹介します。

TACの宅建講座のメリット

• カリスマ講師の講義を受けられる
• 通学で自習室の利用と講師に直接質問ができる
• 通信講座でもリアルタイムで勉強できる

カリスマ講師の講義を受けられる

TACの宅建講座では、カリスマ講師による質の高い講義を受けられることがメリットです。

経験豊富で宅建士試験に精通した講師が、試験の傾向や学習のポイントを的確に解説します。

難解な内容もわかりやすく教えてくれるため、初学者から再受験者まで効率よく学べます。

通学で自習室の利用と講師に直接質問ができる

TACの通学講座では、自習室の利用と講師への直接質問が可能な点がメリットです。

TACの校舎に通学することで、学習に集中できる環境が整った自習室を利用できます。

また、講師に直接質問できるため、わからない箇所をその場で解消しながら学習を進められます。

通信講座でもリアルタイムで勉強できる

TACの宅建講座の通信講座は、通信でもリアルタイムで学習できる点が特徴です。

オンラインライブ講座で講師と直接コミュニケーションを取りながら学習を進められ、オンライン自習室「Herazika」で他の受講生と共に学習できます。

また、質問カードやメール、電話で講師から直接サポートを受けることも可能です。

TACの宅建講座のデメリット

• 比較的高額な受講料がかかる
• スキマ時間での学習はできない
• 学習量が多くなってしまう

比較的高額な受講料がかかる

TACの宅建講座は、質の高い指導と充実したサポートが特徴ですが、その分受講料が比較的高額になる点がデメリットです。

特に、初学者向けの総合的なコースでは教材費や模試の費用も含まれるため、他の通信講座や独学に比べて負担が大きくなる可能性があります。

以下に、ほかの予備校の宅建のWeb講座の料金を記載します。

予備校名	金額(税込)
TAC	132,000円～
アガルート	54,780円～
スタディング	14,960円～
フォーサイト	59,800円～

スキマ時間での学習には向いていない

TACの宅建講座は、通学形式やライブ講義が中心であるため、スキマ時間を活用した学習が難しいことがデメリットです。

特に、多忙な社会人には、まとまった学習時間を確保する必要があります。

そのため、柔軟性を重視したい方にはやや不便と感じられるでしょう。

学習量が多くなってしまう

TACの宅建講座では、合格を目指して重要論点を網羅した講義が行われるため、学習量が多くなる点がデメリットです。

特に初学者にとっては、講義内容や課題が多く感じられ、消化しきれない場合もあります。ただし、試験に必要な範囲をしっかり学べるカリキュラムであるため、計画的な取り組みが重要です。

TACの宅建講座に向いている人・向いていない人

TACの宅建講座に向いている人は質の高い講義でじっくりと学習したい人などで、向いていない人は費用を抑えて合格を目指したい人などです。

以下で詳しく説明します。

TACの宅建講座に向いていない人

• 試験範囲を網羅的に学習したい人
• 対面で通学講座の講義を受けたい人
• 通信講座でもリアルタイムで学習したい人

試験範囲を網羅的に学習したい人

TACの宅建講座は、試験範囲を網羅的に学習したい人に向いています。

合格に必要な論点をすべてカバーするカリキュラムと、充実した教材や過去問演習により、知識を効率よく習得できます。

初学者や試験範囲の整理が苦手な人でも、体系的に学習を進められるのが魅力です。

対面で通学講座の講義を受けたい人

通学講座で講師と直接対面しながら学びたい人に向いています。

プロの講師陣によるわかりやすい指導が受けられるだけでなく、講義後に直接質問できる環境が整っています。

自習室の利用も可能で、ほかの受講生と切磋琢磨しながら集中して学習したい方に最適です。

通信講座でもリアルタイムで学習したい人

TACの宅建講座は、通信講座でもリアルタイムで学習したい人に向いています。

オンラインライブ講座を通じて、通学と同じように講師とやり取りしながら学習が可能です。

さらに、オンライン自習室や質問対応サービスを活用することで、通信講座でも充実した学習環境が整っています。

TACの宅建講座に向いていない人

• コストを重視して予備校を選びたい人
• スキマ時間をメインに学習したい人
• イラストや図解の多いテキストで学習したい人

コストを重視して予備校を選びたい人

TACの宅建講座は、コストを重視する人には向いていません。

充実した講義やサポート体制がある分、受講料は他の予備校や通信講座と比較して高めです。

費用を最小限に抑えたい場合は、独学や低価格の講座を検討する方が適しています。

スキマ時間をメインに学習したい人

スキマ時間を活用して学習を進めたい人には、TACの宅建講座は不向きです。

通学講座やオンラインライブ講座は時間の拘束があり、まとまった時間が必要です。

講義動画がメインの講座や短時間で完結する学習システムが適しているでしょう。

イラストや図解の多いテキストで学習したい人

イラストや図解中心で学びたい人には、TACのテキストはあまり向いていません。

TACのテキストは重要ポイントを効率的に学べる内容ですが、シンプルな構成が中心です。

ビジュアルに訴える学習スタイルを重視する方は、図解が豊富なテキストを用意した講座を検討すると良いでしょう。

TAC以外におすすめの宅建士試験の資格予備校

TACの他におすすめの宅建士試験の資格予備校・通信講座は以下の3つです。

• アガルート
• スタディング
• ユーキャン

アガルート

価格（税込）	・キックオフ宅建士：10,780円 ・入門総合カリキュラム(ライト)：54,780円 ・入門総合カリキュラム（フル）：107,800円 ・演習総合カリキュラム(ライト)：76,780円 ・演習総合カリキュラム（フル）：129,800円
合格率	64.8％（令和5年度）
講義内容・特徴	・短時間で区切られている講義動画 ・8段階の倍速再生 ・学習サポーターによる学習スケジュールの相談 ・オンラインでの演習や質問サービス ・再受講割引、再受験割引、他校乗換割引、他資格合格者割引、家族割引、グループ割引、ステップアップ割引 ・合格特典として全額返金制度や1万円のお祝い金の進呈
学習サポート	・オンライン質問サービスKIKERUKUN ・定期カウンセリング（入門総合カリキュラムの有料オプション） ・月1回のホームルーム制度
教材（テキスト）	・フルカラーのオリジナルテキスト ・デジタルブックでスキマ時間に学習

アガルートの特徴はわかりやすいフルカラーのオリジナル紙テキストとクオリティの高い講義です。

令和5年度の合格実績を公開しており、合格率64.8％と全国平均の約3.77倍と非常に高く、講義の質が高いことがわかります。

また、合格特典や学習サポートが手厚いことも特徴です。

アガルートの講座を受講し宅建士試験に合格すると、全額返金制度もしくは1万円のお祝い金を受け取れる合格特典があります。

学習サポートでは、オンラインで講師に質問できるサービスなど充実しています。

スタディング

価格（税込）	宅建士合格コースミニマム：14,960円 宅建士合格コーススタンダード：19,800円 宅建士合格コースコンプリート：24,800円
合格率・実績	2023年度は1,085名の合格者の声
講義内容・特徴	・スマホで勉強できる ・1回の講義が10~20分程度 ・学習管理機能で進捗状況を一目で確認できる ・オンラインで質問できる
学習サポート	早割や複数講座受講割引、紹介割引、キャンペーン割引など多種多様な割引システム
教材（テキスト）	紙でのテキストはオプション商品

スタディングは価格が安いことが特徴です。

短時間で効率よく学習できるように設計されたオンライン講座で、スキマ時間を有効活用できます。

実践的な問題演習とわかりやすい解説により、合格に必要な知識を確実に身につけられます。

ユーキャン

価格（税込）	宅地建物取引士講座：63,000円
合格率・実績	1,494名（令和4年度）
講義内容・特徴	・全7回の添削指導 ・短時間で視聴できる動画講義 ・直前模試や実力強化のための講義などオプションが充実 ・40年以上の開講実績
学習サポート	・定期的な5,000円割引キャンペーン、早得！スタート応援キャンペーンなどの割引制度 ・学習スケジュールを自動で作成 ・メールや郵送で質問可能
教材（テキスト）	・基礎と実践の2種類のテキスト ・図やイラストが多数あり視覚的見やすいテキスト

ユーキャンは、基礎と実践の2種類に分かれているテキストが、図解やイラストが多く見やすいことが特徴です。

講座の標準学習期間が6か月であるため、短い期間で合格を目指したい人に最適です。

また、長年開講しており近年でも多くの合格者を輩出しているため、信頼できる講座といえるでしょう。

TACの宅建講座でよくある質問

TACの宅建講座でよくある質問について、以下で詳しく説明します。

TACの宅建講座と独学道場の違いは何ですか？

宅建講座と独学道場の違いは、学習スタイルとサポートの充実度です。

宅建講座は、テキスト内容を詳細に解説し、受講生が理解を深められるよう設計されています。

一方、独学道場は独学者向けに短時間で効率よく学べる内容が特徴で、あくまで市販の教材での独学を効率的に行うことが目的です。

また、独学道場の講義時間は本科生の半分から3分の1程度で、忙しい方にも適しています。

TACの宅建講座にアプリはありますか？

TACの宅建講座に学習を進めるためのアプリがあります。

「TAC WEB SCHOOL」アプリを利用することで、講義動画のダウンロードや視聴が可能です。

また、デジタル教材を閲覧するための専用アプリも用意されており、スマートフォンやタブレット端末でテキストを持ち歩き、効率的に学習を進められます。

TACの宅建講座に法改正や直前講座はありますか？

TACの宅建講座では、法改正や直前対策に特化した講座が用意されています。

法改正重要論点講義では、2021年から2023年の法改正点の中から、2024年試験で出題される可能性が高い論点を解説します。

また、直前対策講義では、重要論点を一気に整理し、インプットの総仕上げが可能です。

TACの宅建講座の評判まとめ

このコラムではTACの宅建講座の口コミ・評判、テキスト、模試、合格率について紹介しました。

TACの宅建講座は受講生からの評判は良く、難しい内容もわかりやすく解説してくれたや、
フォロー制度が復習の役に立ったという声が多く見られました。

一方で、受講料が高いことやテキストの量が多いことに注意が必要です。

宅建士試験は合格率が低く、難関国家資格であるため予備校選びは重要になります。

自分の学習スタイルに合った予備校選びが、宅建士試験の合格に向けた大きな一歩になるため、ほかの予備校とも比較してみてください。