
通関士の通信講座・予備校おすすめランキング!【2025年4月】通信講座を選ぶ5つのポイントも紹介!
- 更新日:
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貿易関連唯一の国家資格として知られる通関士。
資格取得のために通信講座や予備校の利用を検討しており、おすすめされるスクールを比較検討してみたいと思っている方もいるのではないでしょうか。
この記事では、通関士試験対策におすすめの通信講座や予備校をランキング形式で紹介します。
さらに、講座ごとの特徴も詳しく解説。自分に合った通信講座や予備校を見つけ、無理なく合格を目指しましょう。

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通関士の通信講座・予備校のおすすめランキング!
ここでは、通関士試験合格を目指す方におすすめの以下の通信講座・予備校7スクールをランキング形式で紹介します。
- アガルート
- ユーキャン
- TAC
- フォーサイト
- LEC
- マウンハーフジャパン
- 日本関税協会
アガルート
項目 |
内容 |
価格 |
・通関士試験合格総合講義 43,780円(税込) |
特徴 |
・圧倒的にリーズナブルな受講料 |
サポート内容 |
・受講開始時の不安を解消する「学習導入オリエンテーション」 |
教材 |
・図や表をふんだんに取り入れたコンパクトなテキスト |
アガルートでは、最短での合格を目標とした通関士試験講座を2カリキュラム提供しています。
いずれの講座も受講生が短時間で必要な知識を習得できるよう設計されているのが特徴。
独自のカリキュラム構成でまとまった学習時間が取りにくいライフスタイルの人でも無理なく合格を目指せるよう工夫されています。
網羅性の高さを維持しつつ学習時間の短縮を実現しているため、受講料が控えめである点も嬉しいポイントです。
アガルートの特徴
アガルートの通関士試験講座の特徴は、最短合格が目指せる「コンパクトさ」です。
一般的に学習時間が長くなりがちな通関士試験対策を、アガルートでは独自の「2科目並行学習」「3段階の問題演習」によって効率化。
学習内容の網羅性を犠牲にすることなく受講期間が短縮されており、挫折せずに修了できるようカリキュラムが設計されています。
学習期間が短いため、受講料が抑えられているというメリットもあります。
講義は完全オンラインで、受講の自由度も高めです。
アガルートの講義動画は画面上にテキストが表示されるため、スマホを持ってさえいれば隙間時間を活用して確実に知識を深められます。
プライベートの時間が取りにくい状況にある方でも、短時間の学習を積み重ねて合格を目指せるでしょう。
体系的な知識を効率よくリーズナブルに習得できるため、独学での学習に限界を感じている方には特におすすめです。
アガルートのメリット・デメリット
アガルートのデメリットは、通学がないことで講師とリアルタイムにやり取りができない点です。
アガルートの講座は完全オンラインのため、課題中にわからないことをその場で聞くといったことはできません。
しかしその分、オンライン質問サービス「KIKERUKUN」や月一回のホームルームなどのフォロー体制が充実。
講師と受講者が双方向にコミュニケーションを取れるよう工夫されており、在宅学習でも安心して受講できます。
アガルートのメリットは、短期間で合格に必要な知識が習得できる点です。
講座では問題演習を豊富に取り入れており、インプットした知識を実践的な「使える」知識として確実に定着させます。
図や表を多数用いたフルカラーテキストや音声ダウンロードが可能な講義動画など、多彩な教材も難解な単元の理解の一助となるでしょう。
アガルートが向いている人
アガルートの通信講座が向いている人は以下のとおりです。
- 初めて通関士試験を学習する人
- 独学や他予備校で挫折したことがある人
- 問題演習中心の学習をしたい人
- 独学で合格できるか不安がある人
初めて通関士試験を学習する人
アガルートの通関士試験講座は、初めて通関士試験を受験する人に向いています。
通関士試験は試験内容の専門性の高さもさることながら、必要となる知識の範囲も広い難関試験です。
アガルートでは「コンパクト」にこだわり、科目の並行学習と3段階の演習によって、カリキュラムの凝縮に成功。
合格に必要な知識を体系的に効率よく学習できるため、貿易分野は未経験という方でも安心して始められます。
教材のフルカラーテキストが豊富な図表で見やすく編集されている点も嬉しいポイントです。
初学者でも手に取りやすいようデザイン面からもアプローチされており、複雑な単元も理解しやすいと支持 されています。
独学や他予備校で挫折してことがある人
別の学習方法で挫折した経験がある人にも、アガルートのカリキュラムは向いています。
講義内容が「凝縮」されているため、膨大な勉強量に挫けることなく学習を深められるでしょう。
特に、必要な学習時間が確保できずに諦めた経験のある方にはおすすめ。
アガルートの通関士試験講座は一般的な学習時間の約半分でカリキュラムが修了するよう設計されています。
家事や仕事の合間を縫っての受験を検討している方にとって、強力なバックアップとなるでしょう。
問題演習中心の学習をしたい人
問題演習を中心とした実践的な学習を希望する人にも、アガルートでの学習は最適です。
アガルートの通関士試験講座は、各単元の学習後すぐと章末ごとに演習を行うカリキュラム構成になっており、単元ごとの理解度を都度チェック可能。
さらに、多くの問題に触れることで、通関士試験における「出題のクセ」も早い段階で自然と理解できるでしょう。
2025年1月からは本試験の過去問題を使用した「短答セルフチェックWEBテスト」も実装予定です。
実際に出題された問題に触れることで、より実践的な学習が可能になります。
独学で合格できるか不安がある人
独学での学習に不安がある方にも、アガルートでの学習はおすすめです。
通関士試験でカバーすべき範囲の知識には難解な専門用語も多く含まれ、完全独学での合格は容易ではありません。
アガルートのカリキュラムであれば、短期間で必要な知識を確実に押さえられます。
学習期間の短縮によって受講料も比較的抑えられているため、迷ったら最初にアガルートでの受講を検討してみてもいいでしょう。
ユーキャン
項目 |
内容 |
価格 |
通関士講座 59,700円(税込) |
特徴 |
・修了試験1回を含む7回の添削課題 |
サポート内容 |
・7回の添削(うち1回は修了試験) |
教材 |
・わかりやすさにこだわったメインテキスト6冊 |
ユーキャンでは、豊富な教材を使用した通関士講座が提供されています。
受講生ごとのライフスタイルに合わせた学習スケジュールをスクール側で組んでもらえる点もポイント。
スケジュール管理が苦手な方も安心して始められるでしょう。
カリキュラムの標準学習期間は6か月です。
受講開始から試験日までの期間が6か月に満たない場合は、翌年の試験月まで指導を受けられます。
ユーキャンの特徴
ユーキャンの通関士講座の特徴は、基礎から応用まで網羅性の高いテキストです。
6冊のメインテキストは、通関士試験に精通したプロがこだわって作成したもの。
毎年の出題傾向を分析したうえで、噛み砕いた丁寧な解説を加えることで難解な単元も理解しやすくなっています。
過去問題集・全7回の添削課題など、実践的な演習も充実。
初学者でも基礎から応用まで確実にステップアップできるカリキュラムです。
さらに、受講開始から試験月までが6か月に満たない場合は翌年の試験月まで受講できる制度も実装されています。
焦らず、自分のペースでしっかりと学習できる講座といえるでしょう。
ユーキャンのメリット・デメリット
ユーキャンで学習するメリットは、網羅性の高い内容を自分のペースで習得できることです。
ユーキャンでは、受講生のライフスタイルに合わせた学習スケジュールを教材と一緒に届けてくれます。
生活リズムを崩さず、無理のない学習が可能です。
ユーキャンで学習するデメリットは、学習量・教材量がともに多めであることです。
メインテキストだけでも6冊というボリュームは、特に初学者や隙間時間に学習したい方は「キツい」と感じる可能性が高め。
短期間の学習で効率よく合格を目指したい方にはあまり向いていません。
ユーキャンが向いている人
ユーキャンの通信講座が向いている人は以下のとおりです。
- 合格に必要な知識をしっかり網羅したい人
- まとまった学習時間を定期的に取れる人
- 計画性をもって学習に取り組める人
合格に必要な知識をしっかり網羅したい人
ユーキャンでの学習は、合格に必要な知識をしっかり網羅したい人に向いています。
ユーキャンの通関士講座で使用される教材は、メインテキスト6冊に2冊の過去問題集、2巻のDVDと、充実のボリューム。
基礎から応用まで、余すところなく正確な知識を取得したい人には満足度の高い学習体験となるでしょう。
教材には、特に難易度の高い科目として知られる「申告書問題」の専用教材も含まれます。
通関士試験を知り尽くしたプロセレクトの教材で、弱点を補強しつつ確実に合格を目指せるでしょう。
まとまった学習時間を定期的に取れる人
まとまった学習時間を定期的に取れる人も、ユーキャンでの学習に向いています。
ユーキャンの通関士講座は、ボリュームのあるテキスト教材を中心に進めていく構成です。
受験勉強の時間を定期的に確保でき、集中してテキストに向かうスタイルの学習に抵抗のない人であれば、挫折することなく取り組めるでしょう。
計画性をもって学習に取り組める人
計画性をもって学習に取り組める人も、ユーキャンでの学習に向いています。
ユーキャンでは受講生ごとに最適な学習スケジュールを提案してもらえますが、守れるかどうかは受講生次第です。
在宅で自由度の高い学習が可能な通信講座だからこそ、学習プランを遅延なく実行できる力が問われます。
自分の目標に向かって、計画をコツコツと進められる人であれば、修了時にはしっかりと知識を身につけられるでしょう。
疑問点があって学習が進まないといった場合は、1日に3回質問できる制度も整えられています。
TAC
項目 |
内容 |
価格 |
・総合本科生S 264,000円 |
特徴 |
・基礎習得に重点を置いたカリキュラムで初学者も安心 |
サポート内容 |
・オンラインでも通学と同じ講義を受講できる |
教材 |
・3冊体制で基礎をしっかり身につける基本テキスト |
TACでは、基礎習得に重点を置いた「総合本科生S」講座が開講されています。
全55回の講義を週1〜2回のペースでじっくり学ぶカリキュラム構成で、無理なく学習できるよう設計されています。
通信・通学をライフスタイルに合わせて選べる点も嬉しいポイントです。
TACの特徴
TACの講座の特徴は、「基礎知識をじっくりと身につけるカリキュラム」です。
全55回の講義は、週1〜2回のペースで進行。
1週間あたりの学習日を少なく設定することで、多忙な方でも通学しやすくなっています。
講義に使われていない教室は「自習室」として開放されており、1週間に得た知識を空き時間にしっかり定着させることも可能です。
通学形式での受講も可能なスクールであるため、疑問点や不安点は講師にすぐ質問できるといったメリットもあります。
一方で、通信生の場合もメールで回数制限なく質問できる・通学すれば自習室が使えるなど、受講形態にかかわらずフォロー体制は万全です。
TACのメリット・デメリット
TACで学習するメリットは、通関士試験の基礎部分をじっくり学習できることです。
1週間に1〜2回の講義ペースでゆっくりとカリキュラムが進むため、難解な単元も知識を定着させながら焦らず学習できます。
受講形態を問わず質問回数に制限がないなどフォロー体制も充実しており、余裕をもって学習を進めたい人にはうってつけでしょう。
ただし、TACの講座の受講料は他スクールと比較してもやや高額です。
総合本科生Sは全55回の講義で264,000円の費用がかかります。
厚生労働省の一般教育訓練給付金制度に該当すれば実質負担額は多少軽減されますが、受講料を少しでも抑えたい場合はおすすめできません。
TACが向いている人
TACの通信講座が向いている人は以下のとおりです。
- 時間をかけてじっくり学習を深めたい人
- 初めて通関士試験を受験する人
- 受講形態を柔軟に選びたい人
時間をかけてじっくり学習を深めたい人
時間をかけてじっくり知識を習得したい人は、TACでの学習に向いています。
週1〜2回のペースで進行するカリキュラムでは、基礎部分を中心に知識のインプットとアウトプットが同時に行われます。
習得した知識は25回ものミニテストや過去問題集で確実に定着させ、答練や模擬試験によって本試験への対応力を鍛える仕組みです。
1週間あたりの講義数が少なく、自習室や講義動画も利用できる点もポイント。
復習をメインに、しっかりと知識を定着させながら学習を進めたい人におすすめのスクールといえるでしょう。
初めて通関士試験を受験する人
初めて通関士試験を受験する人にも、TACでの学習はおすすめです。
TACでは学習サポートの充実に力を入れており、受講形式にかかわらず質問回数に制限がありません。
疑問点を何度でも・わかるまで質問できるため、貿易分野はまったく未経験の場合も安心して受講できるでしょう。
カリキュラムを受講した合格者が現役受講生の質問に答えてくれる「合格者チューター」制度も月1回ほどのペースで実施中。
効果的な学習の進め方や本試験の様子など、合格者の体験談を直接聞くことで、学習へのモチベーションも上がるはずです。
受講形態を柔軟に選びたい人
TACでは講座の受講形態をWEB通信・教室への通学、そしてビデオブースへの通学の3パターンから選べます。
在宅で集中したいから通信講座、講師と同じ空間で学習したいから通学など、受講スタイルに選択肢がほしい人には最適なスクールです。
教室学習とビデオブース学習は開講時間が違うため、学習時間を確保しやすい時間帯に合わせて受講形式を選ぶといいでしょう。
教室学習は平日・土日ともに午後のみ開講です。午前中に受講したい場合はビデオブース受講を選びましょう。
フォーサイト
項目 |
内容 |
価格 |
通関士通信スピード合格講座 52,800円〜 |
特徴 |
・「合格点主義」で必要な要点だけを押さえられるフルカラーテキスト |
サポート内容 |
・eラーニング「ManaBun」から24時間質問可能(回数上限あり) |
教材 |
・図表やフローチャート、重要度による色分けによって理解を助けるフルカラーテキスト |
フォーサイトでは、合格に必要な要点だけを集中的に学べる「通関士通信スピード合格講座」を開講中です。
時間や場所を問わない完全オンライン制・1コマ15分ほどの講義動画など、短期間で学習を深められるよう随所に工夫がほどこされています。
eラーニングを採用した画期的な学習システムで、隙間時間を有効活用して効率よく知識を深められるでしょう。
フォーサイトの特徴
フォーサイトの講義の特徴は、「合格点主義」によって設計されたカリキュラムです。
とにかく短期間の学習で通関士試験を突破することに重点が置かれており、教材なども隙間時間の活用を前提として設計されています。
通関士試験の標準学習期間は6か月とされる中、フォーサイトでは3か月で合格を勝ち取る受講者も出るほど。
「スピード感」を重視する人にはおすすめのスクールといえるでしょう。
教材のひとつにeラーニングシステム「ManaBun」が採用されている点もポイントです。
端末を選ばずいつでもどこでも学習できるだけでなく、スケジューリングなどのサポート機能も充実。
入力したライフスタイルをもとに自動で学習計画を立ててもらえるため、無理なくカリキュラムを進められます。
フォーサイトのメリット・デメリット
フォーサイトで学習するメリットは、短期間で合格に必要な知識だけを無駄なく習得できる点です。
フォーサイトのテキストは、過去問題を徹底的に分析して作成されたコンパクトなもの。
「出るところ」だけを凝縮した教材によって、多忙な方でも十分な知識が抑えられるようになっています。
ManaBunでデジタルテキストを閲覧でき、場所を選ばず学習できる点も時短合格を後押しします。
一方、スピード感を重視しているために網羅生にはやや欠ける点はデメリットといえるでしょう。
出題頻度が低い単元や過去の事例などについてはフォーサイトでは重視されない可能性が高いです。
関連分野の知識をしっかり深掘りするような学習を希望する場合は、フォーサイトのカリキュラムは物足りなく感じるかもしれません。
フォーサイトが向いている人
フォーサイトの通信講座が向いている人は以下のとおりです。
- まとまった学習時間が取りにくい人
- とにかく合格を目指す人
- スピード合格したい人
まとまった学習時間が取り低い人
まとまった学習時間が取りにくい多忙な人は、フォーサイトでの学習が向いています。
フォーサイトでは、短時間で場所を選ばずに勉強できることが重視されています。
1回15分ほどのコンパクトな講義動画や端末があればどこでも閲覧できるデジタルテキストは、隙間時間の学習に最適。
講義動画・講義音声はともにダウンロードも可能で、外出先でも通信環境を気にせず繰り返し学習できます。
とにかく合格を目指す人
とにかく合格を目指す人にも、フォーサイトでの学習はうってつけです。
フォーサイトのカリキュラムでは合格に必要な知識だけに絞って学ぶことに重点が置かれています。
重要度の高い単元だけを集中して学習できるため、脳内のリソースを無駄なく「合格」のために活用できるでしょう。
特に、すでに通関士試験を受験した経験がある人や、ある程度関連知識を持っている人にはおすすめです。
すでに手元にある知識の中の合格に必要な部分だけを効果的に強化できるため、合格率は格段にアップするでしょう。
スニード合格したい人
短期間の学習でスピード合格を目指す人にも、フォーサイトでの学習はおすすめです。
フォーサイトの教材は科学的な根拠に基づいて、知識が定着しやすいよう設計されています。
テキストは重要度を基準に色分けされるとともに、フローチャートやイラストを積極的に挿入。
難解な単元でも一目で重要なポイントが掴めるよう工夫されています。
通関士試験は行政や法律にかかわる専門用語なども頻出し、解説文を読んだだけでは理解が難しい箇所も多々あります。
直感的に内容が掴めるフォーサイトのテキストなら、短時間の学習でも効率よく知識を吸収できるはずです。
LEC
項目 |
内容 |
価格 |
・初学者コース 184,500円(税込) |
特徴 |
・45年の指導実績 |
サポート内容 |
・専任講師に直接質問できる「教えてチューター」制度 |
教材 |
・オリジナルテキスト |
LECでは、受講生の目標に合わせて複数のコースが展開されています。
講義には通関士としての豊富な実務経験をもつ講師が登壇。
実際の業務経験に絡めて具体的に解説してもらえることで、難関科目であっても理解しやすくなっています。
LECの特徴
LECの講座は、「ボリューム感」が特徴です。
初学者コースで全65回、必勝コースともなると全74回で基礎から応用まで、一からしっかりと知識をつけることを目指します。
LECのカリキュラムの最終目標は受験生を合格させることではなく、合格後の実務で活躍できる人材の育成です。
講師には通関士としての実務経験を有するプロが選ばれています。
実体験を交えてテキストを進めるなど、実践的な学習ができるスクールといえるでしょう。
ボリューミーなカリキュラムである分、受講料がやや高額な点がネックです。
しかし、LECでは「単科講座」も用意されており、必要な科目だけを選んで受講することも可能。
基礎から身につけたい初学者から苦手を重点的に克服したい中〜上級者まで、多くの受講者のニーズを満たしてくれるでしょう。
LECのメリット・デメリット
LECで学習するメリットは、「合格後」を想定した実践的なカリキュラムを受講できることです。
LECの講座で教鞭を執る講師陣は、通関士として実務経験を積んだベテランばかり。
講義に現場での体験談が加わることでテキストの内容が具体的にイメージしやすくなり、「活きた知識」として身につきます。
試験対策に留まらず、通関士としての実際に就業することまで意識した講義は、合格後にも役立つはずです。
一方、網羅性の高さゆえの長期カリキュラムによって、学習期間が長くなることはデメリットといえます。
特に、短期間での合格を目指す人やスケジュールの確保が難しい人には、LECのカリキュラムはボリュームが大きすぎる可能性大。
要点だけに集中して学習したい場合は、別のスクールを検討した方がいいでしょう。
LECが向いている人
LECの通信講座が向いている人は以下のとおりです。
- 「実務」を意識した講義を受講したい人
- 一からしっかり知識をつけたい初学者
- 習得したい知識が明確な人
「実務」を意識した講義を受講したい人
通関士としての「実務」を意識した講義を受けたい人は、LECのカリキュラムに向いています。
LECでは、通関士の実務経験を有する講師陣が講義を担当。
テキストを読むだけでは習得が難しい知識を、経験者の実例を交えて具体的に学習できます。
一からしっかり知識をつけいたい初学者
一からしっかり知識を身につけたい初学者の方にも、LECのカリキュラムは最適です。
LECは、基本となる初学者コースで全65回と、充実した学習内容をウリにしています。
基礎から実務経験を交えた発展的な内容まで、通関士として業務にあたるための知識を余すところなく身につけたい人には非常におすすめです。
わからないことは専任の講師にすぐ質問できる「教えてチューター」制度や個別の受講相談など、学習サポートも充実しています。
受講料はやや高額ですが、深いところまでコツコツと学習できるタイプの人であれば満足度の高い学習体験となるでしょう。
習得したい知識が明確な人
習得したい知識が明確になっている人も、LECでの学習に向いています。
LECでは、受講者のさまざまなニーズに応える「単科講座」を導入。
計算問題の基礎講座・申告書問題対策講座など、苦手分野を集中的に鍛える短期コースを自由に受講できます。
特に、習得が難しいとされる「通関実務」の分野に特化した学習パックは、再受験者や独学で学習してきた人には特に力強いバックアップとなるでしょう。
マウンハーフジャパン
項目 |
内容 |
価格 |
通関士絶対合格通信講座テキストコース 68,200円(税込) 通関士絶対合格通信講座コンプリートコース 176,000円(税込) 通関士絶対合格通信講座Exceedコース 162,800円(税込) 通関士絶対合格通信講座アドバンストコース 121,000円(税込) |
特徴 |
通関士試験の「受験の神様」片山立志先生が指導歴30年のノウハウを詰め込んだオリジナルテキスト 効率的に学習できる厳選された問題 片山立志先生の講義がeラーニングで受けられる |
サポート内容 |
受講中の質問事項はメール・FAXで回数制限なく質問可 |
教材 |
3科目オールインワンテキスト 通関実務に力を入れたテキスト 豊富なeラーニングコンテンツ |
マウンハーフジャパンでは、通関士試験において「受験の神様」と慕われる片山立志先生の講義をeラーニングで受講することができます。
指導歴30年のノウハウが凝縮されたオールインワンテキストは、苦手とする人も多い「通関実務」科目の学習にも最適です。
マウンハーフジャパンの特徴
マウンハーフジャパンの特徴は、通関士試験業界のベテランである片山立志先生が監修したテキストで学習できることです。
指導歴30年のノウハウが惜しみなく詰め込まれたオリジナルテキストは、わかりやすさと効率の良さによって初学者にも好評。
もちろん、毎年の法改正にもしっかりと対応しています。
講座は受講者の学習段階に合わせて4コースから選択でき、基礎を学びたい初学者から演習中心に学習したい上級者まで幅広く対応。
いずれのコースでも「通関実務」科目の指導には特に力を入れており、難関科目でも高得点を狙えるよう強力にバックアップしてもらえます。
受講中に質問事項があれば、回数制限なく質問できる点も嬉しいポイントです。
ただし、質問方法はメールかFAXということで、チャット形式のようなスピード感にはやや劣るでしょう。
マウンハーフジャパンのメリット・デメリット
マウンハーフジャパンで学習するメリットは、通関士受験の第一人者の講義を受けられる点です。
30年の指導歴を通して通関士試験を熟知した片山立志先生の講義は、要点を押さえつつわかりやすさにもこだわったもの。
マウンハーフジャパンでは片山先生がテキストを監修しているだけでなく、eラーニングで先生の解説を視聴することもできます。
一方、カリキュラムが充実している分受講料がやや高額な点はデメリットです。
「再受講」や「乗りかえ」など割引制度は充実しているものの、全カリキュラムを履修できるコンプリートコースでは176,000円の費用が必要となります。
なお、学生の場合は全コースを50%割引で受講できます。申し込み時には学生証の提示を忘れないようにしましょう。
マウンハーフジャパンが向いている人
マウンハーフジャパンの講座が向いている人は以下のとおりです。
- 指導実績のあるスクールで学習したい人
- 「通関実務」を実践的に学習したい人
- 学生・再受験などの割引条件に該当する人
指導実績のあるスクールで学習したい人
マウンハーフジャパンは、指導実績のあるスクールで学習したい人におすすめです。
マウンハーフジャパンでテキスト監修やeラーニング講義にあたる片山立志先生は、通関士受験の神様と呼ばれる実力派。
30年の指導実績によって生み出される講義は「最後の砦」 と頼りにする再受験者もいるほど信頼されています。
長年多くの受講者を育ててきたカリキュラムは要点をしっかり押さえられる洗練されたものです。
業界内でも信頼の厚いスクールを選びたいという方に、マウンハーフジャパンはうってつけの選択肢といえるでしょう。
「通関実務」を実践的に学習したい人
「通関実務」の科目を実践的に学習したい人も、マウンハーフジャパンでの学習に向いています。
マウンハーフジャパンでは、メインテキストのほかに通関実務に特化した演習テキストを教材に採用。
本試験と同レベルの問題に取り組むことで難関科目をしっかりと学習し、高得点を目指せます。
学生・再受験などの割引条件に該当する人
学生や再受験者、再受講者など、受講料の割引条件に該当する人にもマウンハーフジャパンはおすすめです。
マウンハーフジャパンの受講料は最高額のコンプリートコースで176,000円とやや高めの設定。
しかし、条件が合えば30〜50%オフで受講できる可能性があります。
日本関税協会
項目 |
内容 |
価格 |
・通関士養成通信教育講座 77,880円(税込) |
特徴 |
・開講50年以上の指導実績 |
サポート内容 |
・受講生専用「質問フォーム」(質問は20回まで) |
教材 |
・フローチャートなどを多用したわかりやすいテキスト |
日本関税協会は、日本で最初に通関士試験対策の通信講座を提供しはじめた老舗スクールです。
50年にも及ぶ開講実績によって培われたノウハウは、初学者でも安心して合格を目指せると人気を博しています。
質問回数は20回までとなっていますが、過去にされた質問がデータベース化されており、現役の受験生の学習を助けています。
日本関税協会の特徴
日本関税協会の特徴は、50年を超える圧倒的な指導実績です。
長年にわたって多くの受講生を育ててきたノウハウが凝縮されたカリキュラムや教材は初学者にもわかりやすいと評判。
フローチャートなどを多用し、難解な単元も理解しやすいよう工夫されています。
スマホの普及などによる学習形態の変化にも柔軟に対応しており、動画によるWEB講義や一問一答WEBアプリなどを教材として採用。
隙間時間を有効に活用して合格を目指せます。
全7回の課題にはフィードバックがついているため、実力を客観的に把握することも可能です。
さらに、日本関税協会で教材を監修する講師陣は、税関研修所の元教官です。
プロの通関士を指導していた「先生の先生」による的確なサポートが、確実に実力を育ててくれるでしょう。
日本関税協会のメリット・デメリット
日本関税協会のメリットは、長年の実績のあるスクールでベテランの指導を受けられることです。
日本関税協会は開講50年を数える老舗であり、税関研修所の元教官が指導にあたっているという特徴があります。
豊富な指導ノウハウを備えたスクールで学びたい人にとってはうってつけの選択肢となるでしょう。
日本関税協会のデメリットは、「通関実務」の科目を集中的に学習するカリキュラムが別料金である点です。
通関実務は通関士試験の中でも難関とされる科目で、重点的に学習するカリキュラム構成にしているスクールもあります。
日本関税協会ではメインとなる講座とは別に21,780円で受講する必要があるため、コスト・利便性の面でやや劣ります。
日本関税協会が向いている人
日本税関協会が向いている人は以下のとおりです。
- 指導実績のあるスクール・講師から学びたい人
- 疑問点を積極的に解消したい人
- フィードバックつきの課題で実力を確認したい人
指導実績のあるスクール・講師から学びたい人
指導実績のあるスクール・講師から学びたい人は、日本関税協会が向いています。
日本関税協会は日本で初めて通関士試験対策の通信講座を開講した老舗スクールです。
所属する講師は税関研修所で指導にあたっていた元教官という特徴からも、指導力や指導ノウハウの豊富さは折り紙付きといえます。
確たる指導力によって作成された教材はわかりやすく、ポイントを押さえたものです。
従来のテキストに加えて、講義動画やアプリなども教材として柔軟に取り入れられ、多忙な人でも受講しやすいでしょう。
疑問点を積極的に解消したい人
疑問点を積極的に解消したい人にも、日本関税協会での学習はおすすめです。
日本関税協会では、学習サポートとして受講生専用の質問フォームが開放されています。
質問上限は20回までですが、過去の質問がデータベース化されている点がポイントです。
誰かが同じ質問をしていればすぐに回答を得られるため、単なる質問サポートよりも使い勝手がよいと感じる人もいるでしょう。
フィードバックつきの課題で実力を確認したい人
フィードバックつきの課題で実力を確認したい人にも、日本関税協会はおすすめです。
半年間のカリキュラム中には合計7回もの添削課題が出され、都度成績表とアドバイスが返却されます。
補強すべき点をプロ視点から知りたい・実力を客観的に分析してほしいといった場合には、特に心強いサポートとなるでしょう。
通関士の通信講座を選ぶ5つのポイント!各講座を比較
ここでは、通関士試験対策の通信講座を選ぶ5つのポイントについて、以下の項目で解説します。
- 講座の料金で選ぶ
- 合格実績がある講座を選ぶ
- サポートが充実している講座を選ぶ
- 合格特典がある講座を選ぶ
- 通学できる講座を選ぶ
講座の料金で選ぶ
学習にかけられる予算があらかじめ決まっている場合は、受講料を基準に講座を選びましょう。
5万円前後から20万円超まで、スクールによって金額にはかなり差があります。
各スクールで提供されている代表的なカリキュラムの受講料は以下のとおりです。
会社 |
講座名 |
料金(税込) |
アガルート |
通関士試験合格総合講義 |
43,780円 |
ユーキャン |
通関士講座 |
59,700円 |
TAC |
総合本科生S |
264,000円 |
フォーサイト |
通関士通信スピード合格講座 |
52,800円〜 |
LEC |
初学者コース |
184,500円 |
マウンハーフジャパン |
通関士絶対合格通信講座コンプリートコース |
176,000円 |
日本関税協会 |
通関士養成通信教育講座 |
77,880円 |
受講料の安さで選ぶなら、アガルートの「通関士試験合格総合講義」がおすすめです。
5万円以下の圧倒的にリーズナブルな価格ながら、カリキュラムには合格に必要な要素をしっかりと凝縮。
短期間で重要な点をすべて押さえられると好評を博しています。
合格実績がある講座を選ぶ
確実に合格したいなら、合格実績のある講座・合格率の高い講座を選びましょう。
各スクールが公表している合格率は以下のとおりです。
順位 |
会社名 |
合格率 |
1 |
TAC |
75.6% |
2 |
フォーサイト |
68.9% |
3 |
アガルート |
53.85% |
- |
ユーキャン |
非公開 |
- |
LEC |
非公開 |
- |
マウンハーフジャパン |
非公開 |
- |
日本関税協会 |
非公開 |
合格率の高いスクール第1位は、TACです。
合格率は75.6%と、全国平均24.2%の4倍近い成果を出しています。
さらに、2位のフォーサイトは68.9%、3位のアガルートは53.85%と、いずれも全国平均を大きく上回る合格率を記録。
3社とも、半数以上の受講生を合格に導くだけの優れたカリキュラムを提供するスクールといえるでしょう。
サポートが充実している講座を選ぶ
学習サポートが充実しているスクールを選ぶことは、学習ストレスを軽減して無理なく合格を目指すためにも重要です。
各スクールで提供されている学習サポートは以下のとおりです。
会社名 |
サポート内容 |
アガルート |
・受講開始時の不安を解消する「学習導入オリエンテーション」 |
ユーキャン |
・7回の添削(うち1回は修了試験) |
TAC |
・オンラインでも通学と同じ講義を受講できる |
フォーサイト |
・eラーニング「ManaBun」から24時間質問可能(回数上限あり) |
LEC |
・専任講師に直接質問できる「教えてチューター」制度 |
マウンハーフジャパン |
・受講中の質問事項はメール・FAXで回数制限なく質問可 |
日本関税協会 |
・受講生専用「質問フォーム」(質問は20回まで) |
学習サポートの観点からおすすめのスクールは、アガルートです。
アガルートでは「学習サポーター制度」や「ホームルーム」などのシステムによって、在宅学習者が安心して勉強できるよう工夫しています。
質問回数も30回と申し分ありません。
合格特典がある講座を選ぶ
合格特典を用意している講座を選ぶことで、よりお得に試験対策ができるだけでなく、モチベーションアップも期待できます。
合格特典があるスクールと内容は以下のとおりです。
会社名 |
合格特典 |
アガルート |
全額返金orお祝い金1万円の合格特典つき(条件あり) |
フォーサイト |
合格者にはAmazonギフトコード最大2,000円分(条件あり) |
合格特典の充実度がもっとも高いスクールはアガルートです。
アガルートでは、対象講座の受講料全額返金、またはお祝い金1万円という、非常に豪華な特典が用意されています。
ただし、どちらの特典も「合格体験記の提出」「合格者インタビューへの出演」などの条件をクリアする必要あり。
合格者の生の声は今後受験する人の参考にもなるため、合格の暁にはぜひ受け取りを検討してみてください。
通学できる講座を選ぶ
通学の方が勉強に集中できる・講師と同じ空間で学習したいといった場合は、通学できる講座を選びましょう。
今回取り上げたスクールにおける通学の有無は以下のとおりです。
会社名 |
通学の有無 |
アガルート |
無 |
ユーキャン |
無 |
TAC |
あり |
フォーサイト |
無 |
LEC |
無 |
マウンハーフジャパン |
無 |
日本関税協会 |
無 |
通学形式で受講可能なスクールはTACのみです。
TACでは受講形式を3パターンから選べ、特に通学の場合は開講時間によって「教室講座」か「ビデオブース通学」から選択できます。
教室講座は4校舎でしか開講されていないため、最寄りの校舎で実施されていない場合はビデオブース通学を選ぶとよいでしょう。
【目的別】通関士試験におすすめの通信講座・予備校
ここでは、通関士試験対策におすすめの通信講座・予備校を、以下の目的別で紹介します。
- 初学者向けの講座を探している
- 学習経験者向けの講座を探している
- 無料体験できる講座を探している
初学者向けの講座を探している
初学者向けの講座を探している場合、アガルートの「通関士試験合格カリキュラム」とTACの「総合本科生S」がおすすめです。
アガルートの特徴は、通関士試験の要点を凝縮したコンパクトな学習カリキュラム。
押さえるべきポイントがまとまっているため、初学者でも挫折しにくい学習量となっています。
学習サポートも充実しており、在宅学習でも安心して取り組めるでしょう。学習期間が短いため、受講料も控えめです。
一方、TACの講座はボリュームのある学習カリキュラムをじっくり進める形式を採用しています。
オンラインに加えて通学も選べるため、わからないところはすぐ講師に質問したいという人には特におすすめです。
ただし、網羅性の高い講義内容のため、受講料は264,000円とやや高額になっています。
スピード感重視でポイントを抑えたいならアガルート、じっくり学習を深めたいならTACを選ぶとよいでしょう。
学習経験者向けの講座を探している
学習経験者向けの講座を探している場合、アガルートの「通関士試験合格カリキュラム」とフォーサイトの「通関士通信スピード合格講座」がおすすめです。
アガルートの講座は合格に必要な要点をメインに、短期間で基礎から応用までの知識を総ざらいできます。
受講料もリーズナブルなため、学習費用をできるだけ抑えつつ効果的な受験対策をしたい場合には最適なスクールといえるでしょう。
一方、フォーサイトの講座は合格点主義によって設計された「合格するためのカリキュラム」です。
すでにある程度の知識を備えた学習経験者であれば、合格に必要な部分を再強化できるスクールとなるでしょう。
ただし、満点を目指していない分知識の網羅性は低く、初学者には不向きです。
無料体験できる講座を探している
無料体験できる講座を探している場合は、アガルートがおすすめです。
アガルートでは、講座の無料体験として、実際の講義動画と対応テキストを20日間視聴できます。
視聴できる動画は約2.5時間の総合講義と、0.5時間の過去問解説講座です。
しっかりとボリュームのあるサンプルで講義の様子を確認できます。
オンラインでの受講に不安がある場合も、実際の講義動画を見ることで雰囲気が掴めるはず。
受講を検討している方は、ぜひ利用してみてください。
通関士の試験概要と内容について
通関士試験は例年10月の第一、または第二日曜日に実施され、翌11月の中旬頃に合否が発表されます。
申し込み期間が2週間程度と短く設定されており、受験のチャンスも年に1回しかないため、スケジュール管理には注意が必要です。
申込期間 |
令和6年7月22日(月)〜令和6年8月5日(月) |
試験日 |
令和6年10月6日(日) |
合格発表 |
・令和6年11月12日(火):税関ホームページ掲載 |
通関士の試験内容について
通関士試験では、「通関業法」「関税法等」「通関実務」の3科目が問われます。
試験はマークシート方式で、正答60%以上が合格基準点となります。
通関士試験の具体的な試験内容は以下のとおりです。
区分 |
出題形式 |
出題数 |
配点 |
合格基準点 |
通関業法 (50分) |
・語群選択 |
全20問 語群選択式(5問/25点) 選択式(5問/10点) 択一式(10問/10点) |
45点 |
27点以上 |
関税法等 (1時間40分) |
・語群選択 |
全30問 語群選択式(5問/25点) 選択式(10問/20点) 択一式(15問/15点) |
60点 |
36点以上 |
通関実務 (1時間40分) |
・選択式 |
全17問 選択式(5問/10点) 択一式(5問/5点) 計算式(5問/10点) 申告書作成(2問/20点) |
45点 |
27点以上 |
通関士試験における選択問題とは、「正しいものをすべて選びなさい」のような複数の選択肢を解答する問題です。
選択問題では部分点は認められず、解答した選択肢がすべて正答だった場合のみ得点となります。
参考:通関士試験
通関士試験の合格率は?通信講座は必要?
通関士試験の合格率は例年10%〜25%付近を推移しており、難易度が高い資格のため、通信講座を利用したほうがいいでしょう。
試験内容からみても、選択式問題では部分点が認められないなど、得点の難しい特徴が目立ちます。
合格に必要なポイントを押さえつつ正確な知識を身につけるためにも、合格ノウハウを豊富に蓄えた通信講座を利用する価値は十分にあります。
直近5年分の合格率は以下のとおりです。
年度 |
受験者 |
合格者 |
合格率 |
2024年(令和6年) |
6,135名 |
759名 |
12.4% |
2023年(令和5年) |
6,332名 |
1,534名 |
24.2% |
2022年(令和4年) |
6,336名 |
1,212名 |
19.1% |
2021年(令和3年) |
6,961名 |
1,097名 |
15.8% |
2020年(令和2年) |
6,745名 |
1,140名 |
16.9% |
まとめ
この記事では、通関士試験対策におすすめの通信講座・予備校について以下の内容で解説しました。
- 試験対策におすすめの通信講座・予備校は、「アガルート」「ユーキャン」「TAC」「フォーサイト」「LEC」「マウンハーフジャパン」「日本関税協会」の7校
- 通関士試験対策で通信講座を選ぶ際のポイントは、「講座料金」「合格実績」「サポートの充実度」「合格特典の有無」「通学できるかどうか」の5つ
- 初学者が選ぶなら、アガルートとTACがおすすめ
- 学習経験者が選ぶなら、アガルートとフォーサイトがおすすめ
- 無料体験できるスクールなら、アガルートがおすすめ
- 通関士試験は毎年10月の第一または第二日曜日に試験が実施される
- 試験内容は「通関業法」「関税法等」「通関実務」の3科目で合格基準点は各科目60%以上
- 通関士試験の合格率は例年10%〜25%ほどを推移。難易度が高い試験のため、通信講座の利用を検討するとよい
各通信講座は、網羅性や短期合格、利便性など重視する内容によってカリキュラムにかなり差があります。
通信講座を利用する際には、自分がどのような学習をしたいのかを明確にすることが重要といえるでしょう 。
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