宅地建物取引士（以下、宅建士）試験の受験を考えていて、どの予備校の講座にしようか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

数ある予備校の中でも、eラーニングシステムが好評なユーキャンの宅建講座が気になっている方も多いでしょう。

本コラムではユーキャンの宅建講座の口コミ・評判と落ちたのは本当か、合格率、テキストについて紹介します。

ユーキャンの宅建講座はスキマ時間を中心に学習したい人やはじめて宅建の学習をする人に向いています。

一方で、ユーキャンの宅建講座をおすすめできない人は以下のような人です。

• できる限り費用を抑えて学習したい人
• 一度宅建士試験を受けたことのある人

上記のような人は、以下の資格予備校の受講を検討してみてください。

予備校	特徴
アガルート	・54,780円～で割引制度も充実 ・学習経験者向けの演習総合カリキュラムも設置
スタディング	・14,960円～の圧倒的な価格

ユーキャンの宅建講座の口コミ・評判！

結論から述べると、ユーキャンの宅建講座の口コミ・評判は良い内容のものが多く見つかりました。

良い口コミ・評判をまとめると、「講義動画やWebテストなどスキマ時間に進められる」、「添削や質問対応など真摯に対応してくれた」などがありました。

一方で、悪い口コミも見つかり、学習進捗の管理が難しいなどがありました。

以下で詳しく紹介します。

良い口コミ・評判

• 講義動画が短いのでスキマ時間に進められる
• Webテストなど手軽にできてよかった
• 添削や質問対応など真摯に対応してくれた

私は解説動画をたくさん見ましたね。通信速度の規制が掛かっちゃうくらい(笑)テキストでつまずいたら講義動画を見て、講義動画を先に見てからテキスト学習に入ることもしました。講義動画は１本数分の長さで気軽に見られました。車の中では音声だけを聞いたり、昼休みなど本当ちょっとしたスキマ時間を使っていましたね。長い動画だったら見づらいですよね。

引用│ユーキャン合格体験記

Webテストですね。難易度も適切だと思いますし、〇×で答えるので１問数秒くらいで回答できて、手軽に利用できました。科目ごとにあるのでよく電車の中でやっていたり、テキストを見るのが嫌だなという時にやっていました。他にも勉強する教材はたくさんあったので、その日の気分で使い分けていましたね。

引用│ユーキャン合格体験記

また、Ｗebテスト、講義動画はすべて活用させていただきました。〇×問題で正解すれば自信になりモチベーションアップしましたし、講義動画は２～５分程度で集中力も維持できますし、スキマ時間の活用にはもってこいでした！

引用│ユーキャン合格体験記

通信講座は学生時代以来で懐かしい気持ちになり頑張って勉強していた学生時代の様なモチベーションで学習する事が出来ました。添削でも苦手な所をわかりやすく説明していただいたり、メッセージに心が温まりました。ユーキャンは通学講座とは違いますが、一人じゃない、仲間がいるという気持ちになれて続けて学習出来た事がとても力になりました。

引用│ユーキャン合格体験記

添削課題の解説をいただいたことや、疑問に思ったことがあれば質問をして回答してもらえるというシステムがあるのは何よりも心強かったです。通信教育というと、一方通行的なイメージが強いですが、ユーキャンは違いました。おかげ様で合格することができました。本当にありがとうございました！

引用│ユーキャン合格体験記

以上のように多くの良い口コミ・評判が見つかりました。

ユーキャンの宅建講座は、スキマ時間を活用できる効率的な学習方法や充実したサポート体制が良かったようです。

講義動画は1本数分程度の短い構成で、昼休みや通勤時間などちょっとした時間にも学習を進めやすいと好評です。

さらに、Webテストは〇×形式で簡単に利用でき、科目ごとに分かれているため復習や理解度の確認に最適で、「テキストを開くのが気が進まない時でも手軽に学べた」といった声もありました。

また、添削や質問対応の丁寧さも特徴的で、「苦手な部分をわかりやすく解説してもらえた」「講師からの温かいメッセージが励みになった」との口コミが多く見られました。

悪い口コミ・評判

• 学習の進捗管理が難しい
• テキストの情報が古く内容が少ない
• 試験のポイントがわかりにくい

今とは内容が違うかもしれませんが、5年ほど前にユーキャンして合格しました。基本的には合格に至るための勉強はユーキャン一本でできました。ただ、合格までの進捗度が分かりにくかったのが気になりました。他の人はどれくらいやってるというのは分かるのですが、その中で合格に至る進捗度がどこなのかが分からなくて。基本のカリキュラムが一通り終わった時に、そこがスタートラインでそこから先の勉強が大事なんだと気がついて愕然としました。スケジュール管理には気をつけてください。

引用│Yahoo!知恵袋

まず致命的なのは、テキストや問題集はいつまで経っても古いままだということです。法律の改正があってもユーキャンなどはいつまで経っても古いままです。 ヘタすると、本試験後に法改正情報を送ってきます。これには本当に呆れてしまいます。宅建士の試験は、4年くらいで出題の傾向が変わるんですけど、ユーキャンはいつまで経っても新しい傾向に対応してません。市販のテキストでさえ翌年から新傾向に対応するんですけどね。これってはっきり言って単純な手抜きです。しかも、ユーキャンのテキストと問題集を全て暗記しても合格できません。内容が少なすぎて合格に必要な知識を満たせないからです。

引用│Yahoo!知恵袋

ユーキャンのテキストは、宅建初学者にも分かりやすいように細かな記載等たくさんですよね。でも、逆に試験でのポイントが分かりづらく過去問を解きながら、自分で確認していましたが、果たしてこれで大丈夫なのかなってとっても不安でした。

引用│Yahoo!知恵袋

ユーキャンで宅建の勉強を始めて数日経過し、思ったこと。
　
✅メリット。
本試験に必要なことに重点をおいているので、覚えることが(わりと)少なくて済む。
❎デメリット。
本試験に関係無いことはほとんど解説が無いのでモヤモヤする。
　
メールで質問すれば教えてくれるかもしれないけど。

— ぱたしろ@ネットの古本屋さん (@patashiro) October 31, 2023

以上のように悪い口コミ・評判も見つかりました。

学習の進捗管理が難しく、合格に必要なレベルに自分が到達しているかがわかりにくいという声がありました。

特に、基本のカリキュラムを終えた後に、どのくらい学習する必要があるのかが把握しにくいようです。

また、テキストの情報が古く、法改正や試験傾向の変化に対応が遅いという意見もあり、教材の内容が試験合格に十分ではないと感じる受講者もいました。

さらに、テキストは初心者にはわかりやすい一方で、試験の重要ポイントがわかりにくいようです。

過去問演習などを併用しなければ、効率的な試験対策が難しいと感じる人も多いようです。

ユーキャンの宅建講座の合格率はどう？

ユーキャンの宅建講座の合格率は公表されていませんでした。

ユーキャンの公式サイトで公表されている過去10年間の累計合格者数は13,966名です。

また、令和6年度宅地建物取引士資格試験結果の概要によると、2024年度の宅建試験の合格率は18.6％でした。

ユーキャンの宅建講座は開講してから40年以上の歴史があり、毎年多くの合格者を輩出しているため、信頼できる講座といえるでしょう。

ユーキャンの宅建講座で落ちたという口コミは本当？

結論、ユーキャンの宅建講座で落ちたという口コミがあることは本当です。しかし、それが講座自体の質が悪いとは限りません。

宅建士試験は範囲が広く、学習の進め方やスケジュール管理、個人の努力の仕方も合否に大きく影響します。

一部の受講者は「教材が古い」「内容が不足している」といった不満を述べていますが、教材を使いこなせなかった可能性や、学習量が不足していた可能性も考えられます。

もし、ユーキャンの講座に不安がある場合は、他の予備校や教材も検討してみるのがおすすめです。

特に、最新の法改正や試験傾向に敏感な予備校を選ぶことで、より自信を持って試験に臨めるでしょう。

口コミを参考にして自分に合った予備校・学習方法を検討してみてください。

ユーキャンの宅建講座テキストの内容や評判・口コミは？

ユーキャンの宅建講座のテキストは、基礎と実践の2つのレベルに分かれており、初学者にもわかりやすい内容だと評判が良いです。

以下で、テキストの内容と評判・口コミについて紹介します。

テキストの内容

ユーキャンの宅建講座では、基礎テキスト3冊と実践テキスト3冊の計6冊がメインテキストです。

ユーキャンの宅建講座で使われるテキストは以下の通りです。

メインテキスト	副教材
基礎テキスト 3冊 実践テキスト 3冊	完成テキスト 本試験問題・解答解説 ガイドブック 添削関係書類

基礎と実践の計6冊のメインテキストは、フルカラーで図表の色分けもされていることが特徴です。

合格に必要な情報を詰め込みながらも文字数を最小限にまとめられており、A5サイズとコンパクトで持ち運びも苦になりません。

基礎テキストは動画講義とWebテストをセットで行うことで、インプットからアウトプットまで一気にできます。

実践テキストは重要度の高い四肢択一式の過去問を収録していて、丁寧な解説とともに実践力を養えます。

副教材の完成テキストでは本番同様の問題形式で演習を行い、直前期の予行演習が可能です。

また、基礎テキスト、実践テキスト、完成テキストはWebテキストに対応しているため、スマホやタブレットでも学習できます。

テキストの評判・口コミ

ユーキャンの宅建講座のテキストは評判が良いといえるでしょう。

以下で、テキストの評判・口コミを紹介します。

• 初学者にもわかりやすい内容
• 学びやすい工夫がされている
• コンパクトで持ち運びしやすい

なんといっても分かりやすい！テキストはもちろん、学習の進め方まで分かりやすい。法律の知識ゼロでしたが、どんどん興味がわいてテキストを読み進めたくなりました。基礎と応用に分かれていて応用の過去問題編に突入し、分からない所が出てもすぐに基礎テキストに戻って復習ができました。

引用│ユーキャン合格体験記

最初はテキスト６冊に小冊子と届いた教材の量に驚きました。しかし、読み始めると市販のテキストとは異なり具体例を用いた説明や文章で、とても分かりやすくまとめられていて苦にならない内容でした。実践テキストも、過去問を間に挟みながらだったので、内容を読む→問題を解く→正誤確認の流れがしやすく中身の濃い学習が出来たと思いました。

引用│ユーキャン合格体験記

何より嬉しかったのが、わかりやすいテキストで学習できたことです。イラストがあり、文字も大きく簡潔で、本当にわかりやすい！勉強時間を確保できなかった私が唯一勉強できた場所が通勤電車の中でしたが、本を読む感覚で勉強が進みました。

引用│ユーキャン合格体験記

仕事をしながらの学習ですし、２歳と５歳の子どもがおり、日中に学習時間は取れなかったので、通勤時間などのスキマ時間の学習の蓄積が大切だったのですが、その時に役立ったのがユーキャンのテキストです。何よりサイズが良かったです！重くなく、大きくなく、文字も見やすく持ち運びもしやすかったですね。通勤中や移動中の10～20分でもテキストに目を通して記憶の層を増やしていきました。

引用│ユーキャン合格体験記

以上のように多くの良い評判・口コミがありました。

具体例や簡潔な説明で法律知識がゼロの人でも理解しやすく、基礎から応用まで段階的に学べる構成が好評です。

また、イラストや大きな文字を使い、読む→問題を解く→確認するという自然な学習サイクルが進めやすい設計になっています。

さらに、持ち運びやすいサイズと軽さで通勤時間やスキマ時間にも活用しやすく、仕事や育児との両立が求められる人にも適した教材となっています。

ユーキャンの宅建講座の講座概要について

ユーキャンの宅建講座は、「宅建士講座」の一つのみです。

以下に、料金や内容をまとめます。

コース名	金額(税込)
宅建士講座	一括払い：63,000円 分割払い：3,980×16か月(63,680円)

宅建士講座の料金は、一括払いの場合63,000円で分割払いの場合3,980円の16回払いとなります。

ユーキャンの宅建講座の標準学習期間は6か月です。

まずは、基礎テキストと動画講義を用いて基礎知識を定着させます。

その後、実践テキストで過去問演習を行い、実践力・応用力を身につけます。

本番直前期には、完成テキストで予行演習を行い、全7回の添削課題をすることで問題を時間内に解く練習が可能。

また、スマホで気軽に質問しながら学習もできるので、特に初学者の方におすすめの講座です。

参考：ユーキャンの宅建士講座詳細

ユーキャンの宅建講座の3つの特徴は？

ユーキャンの宅建講座には以下の3つの特徴があります。

• わかりやすいフルカラーテキスト
• スマホ1つで完結する学習システム
• 全7回の添削を含む充実のサポート

以下で詳しく説明します。

わかりやすいフルカラーテキスト

初学者でも理解しやすいフルカラーテキストが特徴です。

ユーキャンの宅建講座では、専門的な内容を視覚的にわかりやすく整理したテキストを採用。

重要なポイントが色分けされ、一目で覚えるべき内容が把握できます。

要点を効率的に学べる構成で、初めて学ぶ方でも安心して取り組めます。

スマホ1つで完結する学習システム

場所を選ばず学べるスマホ対応の学習システムが特徴です。

専用アプリを利用することで、テキストの閲覧や動画講義、問題演習までスマホ1台で完結。

移動中やスキマ時間も活用でき、学習時間を最大限に確保でき、時間や場所を問わず学習できます。

全7回の添削を含む充実のサポート

ユーキャンの宅建講座は、手厚いサポートと全7回の添削指導が特徴です。

添削課題を通じて弱点を見つけ出し、適切なアドバイスを受けながら効率的に進められます。

困ったときにはスマホからでも質問可能で、安心して学習に取り組めます。

ユーキャンの宅建講座のメリット・デメリットは？

ユーキャンの宅建講座のメリットはスキマ時間に学習を進められることなどで、デメリットは網羅的に学習できない点などです。

以下で詳しく説明します。

ユーキャンの宅建講座のメリット

• スキマ時間で学習を進められる
• 初学者でも安心して学習できる
• プロの講師に課題を添削してもらえる

スキマ時間で学習を進められる

忙しい人でも通勤中などに効率的に学習を進められることが大きなメリットです。

ユーキャンの宅建講座は、スマホやPCからWeb上でテキスト閲覧や動画講義、問題演習が可能。

学習時間を最大限に活用できる仕組みが整っており、働きながらでも無理なく学習を続けられます。

初学者でも安心して学習できる

初めて宅建を学ぶ人でも安心できるサポート体制がメリットです。

フルカラーテキストや基礎から学べる動画講義を用意し、専門用語や難しい内容も丁寧に解説。

さらに、疑問点があれば質問ができる体制が整っており、学習の途中でつまずく心配がありません。

また、受講生の77.4％が初学者であるため、安心して学習できるでしょう。

プロの講師に課題を添削してもらえる

専門の講師による添削指導が受けられる点が大きなメリットです。

ユーキャンの宅建講座では、全7回の添削課題を通じて自分の弱点を把握できます。

プロの講師から的確なフィードバックを受け取ることで、弱点を補強しながら学習を進められます。

ユーキャンの宅建講座のデメリット

• 講義で網羅的に学習はできない
• 学習経験者では物足りなく感じる
• 受講料が比較的高め

講義で網羅的に学習はできない

講義だけでは試験範囲をすべて網羅するのが難しい点がデメリットです。

ユーキャンの宅建講座では、1講義5分程度にまとめられています。そのため、細かな部分については、テキストや問題演習を併用して学習する必要があります。

ですが、テキストも無駄を省いたスタイルであるため、試験範囲を網羅的に理解するには講座だけでは難しいでしょう。

学習経験者では物足りなく感じる

学習経験者にとっては内容が基礎的すぎて物足りないと感じる可能性があります。

講座の内容は初学者向けに構成されており、基礎を丁寧に解説している一方で、すでに学習経験がある人にとっては内容が簡単すぎる場合があります。

応用力を鍛えたい場合は、他の教材や模試を活用する必要があるでしょう。

受講料が比較的高め

受講料が他の宅建講座と比較してやや高い点がデメリットです。

ユーキャンの宅建講座は、テキストやサポートが充実している一方で、受講料がやや高めに設定されています。

以下に他の予備校の宅建講座の受講料を示します。

予備校名	金額(税込)
ユーキャン	63,000円
アガルート	54,780円～
スタディング	14,960円～
フォーサイト	59,800円～
TAC	132,000円～

ユーキャンの宅建講座に向いている人・向いていない人

ユーキャンの宅建講座に向いている人は通勤中などのスキマ時間に学習したい人などで、向いていない人は内容を掘り下げて網羅的に学習したい人などです。

以下で詳しく説明します。

ユーキャンの宅建講座に向いている人

• 通勤中などのスキマ時間に学習したい人
• 初学者で学習に不安のある人
• サポートが充実している環境が良い人

通勤中などのスキマ時間に学習したい人

ユーキャンの宅建講座は、スキマ時間を活用して効率的に学びたい人に向いています。

専用アプリでテキスト閲覧や動画講義、問題演習が可能。

通勤時間や休憩中など、まとまった時間が取れない人でも効率よく学習を進められます。

初学者で学習に不安のある人

初めて宅建を学ぶ人や独学に不安がある人に最適です。

ユーキャンの宅建講座は、基礎を丁寧に解説したフルカラーテキストや動画講義、そして添削サポートが充実しています。

初学者に寄り添った内容で、専門的な知識がなくても無理なく学習を進められる工夫が随所に施されています。

サポートが充実している環境が良い人

ユーキャンの宅建講座は、手厚いサポートを受けながら学びたい人に向いています。

全7回の添削課題や質問対応など、充実したサポート体制が整っているため、学習中の疑問を解消しやすい環境です。

一人で学習を続けることに不安を感じる人でも、講師のアドバイスを受けながら着実に進められます。

ユーキャンの宅建講座に向いていない人

• 内容を掘り下げて網羅的に学習したい人
• 一度宅建士試験を受けたことのある人
• 出来る限り費用を抑えたい人

内容を掘り下げて網羅的に学習したい人

合格点をとる学習が中心のため、網羅的な学習を求める人には向いていません。

ユーキャンの宅建講座は初学者向けのカリキュラムが中心で、基礎から順序立てて学べる構成です。

一方で、応用問題や細かい法改正まで深く掘り下げて学ぶには、追加の教材や模試が必要になるでしょう。

一度宅建士試験を受けたことのある人

初学者向けの内容が多いため、学習経験者には物足りないでしょう。

講座の内容は基礎の理解や学習習慣の確立に重点を置いています。

そのため、一度試験を受けた経験があり、より実践的な対策や応用力を鍛えたい人には、講座の内容が簡単すぎると感じるかもしれません。

出来る限り費用を抑えたい人

比較的受講料が高めなため、低コストで学びたい人には向いていません。

ユーキャンの宅建講座は充実した教材やサポートが特徴ですが、そのため費用はやや高めに設定されています。

コストを重視し、最低限の教材で学習したい人には割高に感じられる場合があります。

ユーキャン以外におすすめの宅建士試験の資格予備校

ユーキャンの他におすすめの宅建士試験の資格予備校・通信講座は以下の3つです。

• アガルート
• スタディング
• TAC

アガルート

価格（税込）	・キックオフ宅建士：10,780円 ・入門総合カリキュラム(ライト)：54,780円 ・入門総合カリキュラム（フル）：107,800円 ・演習総合カリキュラム(ライト)：76,780円 ・演習総合カリキュラム（フル）：129,800円 ・演習総合カリキュラム(ライト)：76,780円 ・演習総合カリキュラム(フル)：129,800円
合格率	64.8％（令和5年度）
講義内容・特徴	・短時間で区切られている講義動画 ・8段階の倍速再生 ・学習サポーターによる学習スケジュールの相談 ・オンラインでの演習や質問サービス ・再受講割引、再受験割引、他校乗換割引、他資格合格者割引、家族割引、グループ割引、ステップアップ割引 ・合格特典として全額返金制度や1万円のお祝い金の進呈
学習サポート	・オンライン質問サービスKIKERUKUN ・定期カウンセリング（入門総合カリキュラムの有料オプション） ・月1回のホームルーム制度
教材（テキスト）	・フルカラーのオリジナルテキスト ・デジタルブックでスキマ時間に学習

アガルートの特徴はわかりやすいフルカラーのオリジナル紙テキストとクオリティの高い講義です。

令和5年度の合格実績を公開しており、合格率64.8％と全国平均の約3.77倍と非常に高く、講義の質が高いことがわかります。

アガルートの講座を受講し宅建士試験に合格すると、全額返金制度もしくは1万円のお祝い金を受け取れる合格特典があります。

また、学習サポートではオンラインで講師に質問できるサービスや月に1回のホームルームなど充実しています。

スタディング

価格（税込）	宅建士合格コースミニマム：14,960円 宅建士合格コーススタンダード：19,800円 宅建士合格コースコンプリート：24,800円
合格率・実績	2023年度は1,085名の合格者の声
講義内容・特徴	・スマホで勉強できる ・1回の講義が10~20分程度 ・学習管理機能で進捗状況を一目で確認できる ・オンラインで質問できる
学習サポート	早割や複数講座受講割引、紹介割引、キャンペーン割引など多種多様な割引システム
教材（テキスト）	紙でのテキストはオプション商品

スタディングは価格が安いことが特徴です。1番高いコースでも24,800円と破格の値段と言えます。

短時間で効率よく学習できるように設計されたオンライン講座で、スマホ1台で完結するためスキマ時間を有効活用できます。

実践的な問題演習とわかりやすい解説により、合格に必要な知識を確実に身につけられます。

TAC

価格（税込）	・総合本科生S：132,000円 ・総合本科生SPlus：165,000円 ※上記に入学金10,000円がかかります
合格率・実績	74.3%(令和5年度)
講義内容・特徴	・学習経験や学習期間に応じた多彩なコース ・学習スタイルに応じて複数の講座を完備 ・通学講座では講師に直接質問可能
学習サポート	・メールでも気軽に質問できる ・近隣校舎の自習室が利用可能
教材（テキスト）	・学習経験や学習期間に応じた多彩なコース ・学習スタイルに応じて複数の講座を完備

TACの宅建講座の特徴は、高い合格率です。

合格率74.3％と全国平均の約4.32倍と非常に高く、講義の質が高いことがわかります。

また、本科生であれば近隣のTACの校舎の自習室を利用できるため、家でなかなか集中できない方に最適です。

ユーキャンの宅建講座でよくある質問

ユーキャンの宅建講座でよくある質問を以下で紹介します。

ユーキャンの宅建講座では短期で合格できますか？

結論、短期で合格することは可能だといえるでしょう。

ユーキャンの宅建講座の標準学習期間は6か月となっています。

そのため、1日の学習量を増やすとそれよりも短い期間での合格も実現可能でしょう。

ユーキャンの宅建講座では過去問講座はありますか？

ユーキャンの宅建講座には過去問と取り扱う講義は含まれていますが、単科講座で過去問講座はありません。

ユーキャンの宅建講座では副橋座の完成テキストなどで過去問演習を行えます。

さらに過去問演習をしたい方は、市販の参考書などを取り組む必要があります。

ユーキャンの宅建講座の評判まとめ

このコラムでは、ユーキャンの宅建講座の口コミ・評判、落ちたという口コミ、合格率などを紹介しました。

ユーキャンの宅建講座の口コミ・評判は良いものが多く「講義動画やWebテストなどスキマ時間に進められる」、「添削や質問対応など真摯に対応してくれた」などでした。

良い内容の口コミもあった一方で、学習進捗の管理が難しいなど気になる点もありました。

宅建士試験は合格率の低い難関資格であり、講座を提供する予備校も多くあり、自分に合った予備校選びが重要になります。

本コラムを参考にして、自分に合った予備校選びをしてみてください。